ナビゲーションメニューへ

第21回 札幌療育セミナーのご報告

2021/11/29(月) 18:32 | izawa

 11月28日(日)10:00~12:00、札幌市社会福祉総合センター第1会議室におきまして、「第21回 札幌療育セミナー」を開催いたしました。

 今回は、認定こども園の園長先生、別の認定こども園の幼稚園教諭の方が2名、そして児童デイサービスの保育士の方の4名が参加してくださいました。

 内容は、幼児期の子どもさんで、繰り返し行動やこだわり行動があっても、それだけでは自閉症とは考えられないということ、そして、繰り返し行動やこだわり行動があったとしても、前回、前々回のセミナーで説明をいたしました内容、つまり「良くも悪くも人を見て行動している」そして「ごっこ遊びができる」状態であれば、その子さんは「自閉症とは考えられない」ということをご説明いたしました。

 説明の中では、大リーガー当時のイチロー選手の渡米当初の話題を取り上げ、試合前・試合中・試合後と細かいルーティーンを毎日繰り返していたイチロー選手が、一部の周りの人から「イチローは自閉症ではないか?」と言われたそうです。もちろん彼は細かいルーティーンを毎日繰り返していても自閉症ではありません。その理由は、彼は他の人の気持ちや心を感じ取り、それを推し量りながらコミュニケーションができる、つまり気遣いや心遣いができる人間だからです。ですから、たくさんの人たちに慕われるのです。それが理由です。

 言い換えると、自閉症の人や子どもは、障害のために人の気持ちを推し量りながら繊細で高度なコミュニケーションができないのです。ですから、友だちができないのですね。そして、そのことを幼児期の子どもに置き換えて考えたのが今回のセミナーの内容でした。

 少人数でしたが、熱い熱気のセミナーでした。ご参加の皆さん、本当にありがとうございました。