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3才から子どもは感情をコントロールする

2021/10/13(水) 18:18 | izawa

 3才は、重要な発達がたくさん伸長し始める頃です。その中で将来の社会性につながるものとして、「自律性」というものがあります。「自分で自分の行動をコントロールする力」です。

 自分の行動をコントロールするということは、「自分の感情をコントロールする」ということです。この自律性は、人間生きていく間はいつの年代でも重要なことです。その一番最初が3才頃に始まります。

 「自分で自分の行動をコントロールする」ということは、具体的には「自己主張と自己抑制のバランスが取れる」ということです。3才くらいになりますと、だんだん周りの状況を見ながら、状況を判断して行動することができるようになります。それに社会的な価値判断も少しずつできるようになり、自分の行動をコントロールするということができてきます。

 具体的には、幼稚園や保育園、公園遊びなどで、次のようなことが考えられます。
(自己主張・自己実現)
   ・嫌なことは「いや」とはっきり言える
   ・入りたい遊びに自分から「入れて」と言える
   ・自分の医師や考えを自分から言える
(自己抑制)
   ・「かわりばんこ」ができる。
   ・「してはいけない」と言われたことはしない
   ・仲間と意見が違うとき、相手の意見を入れられる
   ・課された仕事をやり通す
 

★自律性が身に付いていない原因と改善策   
 3才~6才くらいの子どもさんで、自律性が身に付いていない、つまり「自分で行動をコントロールできない」子どもさんがいます。
 例えば
   ・かんしゃくが激しい
   ・友だちにすぐ手が出る
   ・友だちとトラブルが多い
などのような場合です。
 そういう場合、原因としては、それまでに「待つ」とか「我慢する」「順番を待つ」などという自己抑制の経験が極端に少ない場合が考えられます。つまり、「自己主張・自己実現」と「自己抑制」のバランスを取ろうにも、自己抑制の経験が少なすぎるとバランスの取りようがない、ということです。
 こういう場合の改善策としては、「待つ」「我慢する」「順番を守る」などの自己抑制の経験を、家庭や幼稚園・保育園などで経験させていくことが必要です。
 ことに、自己抑制は大人もそうですが子どもにとっても自分からやりたいことではありませんから、この場合は、親や大人が身に付けさせていく必要があります。

 今回は以上です。