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8月8日(日)、15日(日)の療育教室について

2021/08/02(月) 12:40 | izawa

 8月8日(日)、15日(日)の「こども発達相談」および「ことば伸び伸び教室」は、予定通り行います。

 2才、3才、4才なのに言葉が出ない、発語がわずかしかない、集団で遊ぶ場所からふらっといなくなる、かんしゃくがある、友だちとトラブルを起こしやすい、一斉指示が通らないので療育に行くことを先生から勧められた、来年の4月の小学校入学を前にして、普通学級か特別支援学級か迷っているなど、発達に不安をおもちの子どもさん、そして親御さんが対象です。

 療育教室 楽しい広場で行う早期療育は「発達療育」と呼んでいます。子どもさんの発達の不安の原因を「発達的視点」から考えていきます。
 「発達的視点」とは、まず、子どもさんの発達の実態を正確に把握します。発達の実態とは(1)発達段階と(2)経験の仕方の2つを意味します。

(1)発達段階
 例えば、3才で発語が10個程度しかなく、言葉を増やして同じ年令の発達段階まで言葉の発達を伸ばしたい、という親御さんからのご相談があったとしたら、まず、基本となる「言葉の発達」の段階をみていきます。「言葉の発達」も2つに分かれていて、「表出言語」と「理解言語」を見ていきます。
 基本の発達の段階を把握した後、その他の発達を見ていきます。一番重要なのは「認知(知る、記憶する、考えるなど)」、そして、コミュニケーション、人とのかかわり、体や運動、手指の巧緻性、などの発達段階を把握していきます。これで、全体の発達の様子が把握できます。

(2)経験の仕方
 発達の実態を把握するためにもう一つ重要なのが「経験の仕方」です。つまり、これまでどのような生活をおくり、どのような経験をしてきたか、ということです。これも内容を4つに分けます。
 ①人とのかかわり
  ・お母さんとのかかわり
  ・家族とのかかわり
  ・幼稚園や保育園などでのかかわり
 ②環境
  ・生活環境
  ・生活のリズム
  ・幼稚園や保育園での生活経験
 ③身体的特徴
  ・視覚優位があるか?
  ・触覚過敏や聴覚過敏などの感覚過敏がないか?
  ・緊張しやすい、不安になりやすいなどの、生得的な特徴と考えられ
   る「気質」がないか?
 ④自閉症の診断や所見を受けているか?
  ・病院などから自閉症の診断や所見を受けているか?
  ・自閉症の診断や所見が出ている場合、認知心理学の立場から見て
   「自閉症ではない」と判断できるか?
  ・診断や所見を受けることによって、親御さんが不安を感じている
   か?

 以上のようにして子どもさんの発達の実態を把握し、そこから発達の不安の原因を明らかにしていきます。

 「発達療育」は、「教育としての早期療育」です。つまり、発達の不安の原因は、現在遅れや問題のある発達が伸びていくための生活経験が不十分で、そのために発達が遅れ、問題が起きているのではないかと考えます。
 それを改善するためには、上記の内容で子どもさんの発達の実態を把握し、不十分であったと思われる生活経験を明らかにし、補完し、その生活経験を更に重ねていくことで、発達を伸ばし、問題を解決していきます。

 このような「教育としての早期療育」である「発達療育」を基盤にした療育教室 楽しい広場の「こども発達相談」と「ことば伸び伸び教室」です。

 子どもさんの発達に不安をおもちのお父さん、お母さん、是非一度いらしてみてください。