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今、セミナーに向けて「自閉症」に関する資料を作っています。

2021/06/23(水) 14:12 | izawa

 5月4日から、発達相談やことば伸び伸び教室、そして療育セミナーの会場として利用させていただいている、札幌市社会福祉総合センターの会議室が、コロナウイルス感染拡大防止のため利用ができなくなり、今のところ7月11日まで続く予定です。

 その間、発達相談もことば伸び伸び教室も、そして療育セミナーもお休みしています。療育教室 楽しい広場としても辛抱の時期ですが、その一方で、セミナーに向けて「自閉症」についての資料作りを進めていました。実は、4月に札幌の第19回療育セミナーで『自閉症の迷信を吹き飛ばす 「自閉症ではない」と判断するポイント(1)~良くも悪くも人を見て行動する」というテーマで、参加された7名の先生方と研究討議を行いました。

 現在、幼児期の子どもさんの発達相談や早期療育において、実態があいまいなまま呪縛のように広がっている「自閉症」について、1990年代にイギリスの認知心理学者であるウタ・フリス氏が提唱した「言語・認知障害説」、つまり自閉症児には「心の理論が欠けている」という説を基に、認知心理学からみた自閉症の原因を明らかにし、現在、日本中にたくさんおられるであろう、発達に不安があって、自閉症と診断されたり、疑いをもたれている子どもさんの中で「自閉症ではない」と判断できるポイントについて明らかにしました。

 その一つが4月のセミナーで説明をしました「良くも悪くも人を見て行動する」です。そして、会場が利用できるようになったとき行う予定の第20回札幌療育セミナーでは、「自閉症ではない」と判断する2つ目のポイントである「ごっこ遊びができる」をテーマにする予定です。そしてそのあとの21回目のセミナーでは、『自閉症における「繰り返し行動、こだわり行動」の位置づけ~ イチロー選手はもちろん自閉症ではない」をテーマに、「繰り返し行動やこだわり行動があるから自閉症であるとするのは全く短絡的な判断である」ということを説明する予定です。

 コロナウィルス感染拡大が落ち着いて、会場として使わせていただいている札幌市社会福祉総合センターの会議室が利用できるようになり、発達相談やことば伸び伸び教室とともに、療育セミナーが開催できますことを今から楽しみにしております。