◎発達の方向性
2 速度の増加
・感覚運動的にやっていたのでは時間がかかるが、表象的構造を使うと時間が短縮される。
・表象構造では、自分の求める、過去のいろいろな時間に戻ったり、現実の時間を並び替えたり、重ね合わせたりする。
3 内面化
〈内面化とは〉
・動作として外へ表さなくても、心の中でやることができる。
・心の中で思い浮かべる。
*内面化のシンボルが延滞模倣(1:06~)
→ モデルが目の前にいなくても、昨日見たことを今日模倣することができる。
→ 見たのは昨日であっても、それが頭の中へ入って、頭の中のモデルに合
わせて、今模倣することができる。
→ モデルの「内面化」が可能になる。
*「今、ここにあるもの」
↓
〈内面化〉により
↓
「概念」の範囲に入るもの、になる。
*「内面化」されることにより
→ 世界は階層化が容易になり、より統合された知識の組織体ができる。
→ 外のものが内に成立すると同時に、「組織化」が進む。
★象徴機能の発達
1才半ころの「内面化」が、「あるものを他のもので表す」という、象徴機能の発達の始まりである。ピアジェは、この質的転換こそが、知能の発達において重要な事柄である、と位置づけている。