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言葉の上昇気流に乗る

2020/11/10(火) 16:05 | izawa

 おとといの11月8日(日)に、札幌市社会福祉総合センターで個別療育相談と「ことば伸び伸び教室」を行いました。

 「ことば伸び伸び教室」には、発語の遅れの指導で2才になったばかりと3才になったばかりの男のお子さんが来てくれました。

 2才のお子さんは2回目で、1か月前に来ていただいたときは、お母さんがはっきり確認できる発語が5つくらいでしたが、今回はお母さんがメモしてくださって、おうちで確認できた言葉が20個以上、さらにお子さんとお母さんとのコミュニケーションの中で言葉が出てきたので、それがとてもうれしかったそうです。

 3才のお子さんは3回目で、1回目の時は5分とじっとしていられず、発語も15個くらいでした。しかし、3回目の今回は、お母さんと一緒にお父さんも来られ、その中で、約1時間、指導の伊澤と一緒に積み木やブロックをしたり、絵カードで名前を言ったりしました。行動が落ち着いてきて、おうちでもお父さん、お母さんともそう実感されているそうです。言葉の数もどんどん増えて、この日、バナナやぼうし、メガネなどの日常の生活の中にあるものの絵カード50枚近くを伊澤と一緒に見ながら、名前を言う学習を行い、約半分は聞いて分かる発音で、他も何となく分かるような発音でした。おうちでは「ママ、パン あったよ」と三語文も出てきているそうです。

 二人のお子さんとも、今急速に言葉の発達が伸びていると、親御さんが感じられています。なぜ、この1~2か月で言葉が急速に伸びたのか?

 二人のお子さんのお母さんには、意識的に一日の中で、短い時間で良いので、かかわる時間を増やしてもらいました。たぶん、それが大きな原因の一つかと思います。言葉は相手に「伝えたい」と思うから出てくるんですね。大好きなお母さんであればなおさらでですね。

 このようにお子さんの言葉の発達が急速に伸びているときを、「言葉の上昇気流に乗った」という言い方をします。こういう時のお子さんと、そして親御さんと一緒の時間を過ごすというのは、とてもうれしいことです。これも「療育者冥利」ですね。