ナビゲーションメニューへ

思いやりのある子どもに育ってほしい

2020/01/09(木) 11:31 | izawa

 親御さん、あるいは周囲の大人の人たちは、幼児期の子どもたちに対して、「思いやりのある子どもに育ってほしい」と願うことが多いと思います。実際、幼児期の子どもたちは、それぞれの年令ごとのレベルは違いますが、基本的に「他者の理解」をしていることが分かります。つまり、他の人の考えや気持ちを理解しています。
 しかし、これから将来、人とかかわっていくとき、他の人の考えや気持ちを理解するだけでは不十分で、「自分の考えや気持ち」についても良く理解する必要があります。
 「他者の理解」を行いながら、自分の情動(感情の動き)に翻弄(ほんろう)されるのではなく,かといって自分の気持ちを抑えつけてしまうのでもなく、自分の気持ちや目標をしっかりとらえる、言い換えると「自分で行動をコントロールする」力である自律性を身に付けて、「周囲と交渉していける」ようになることが、人とかかわっていく力として重要であると考えます。
 「思いやりがある」人間というのは、人の気持ちや考えを感じ取りながら、なおかつ、自分の行動をコントロールする強さをもっている人間であると言えるでしょう。子どもたちに、この自律性を身に付けさせることも、大人の大事な責任であると言えます。