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今年も、そして将来にわたって、「障害」以外の原因を明らかにします。

2020/01/02(木) 13:59 | izawa

 令和二年、2020年の新年、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 仏教の曹洞宗の高僧が「新年、何がめでたいんじゃ」と、これものちに高僧と呼ばれる方になる僧に問い詰めた、という話があります。

 療育教室 楽しい広場は、「障害」以外から、子どもさんの発達の不安の原因を考え、明らかにし、そして、それに応じた適切な働きかけを行い、発達の不安を改善していくという、「発達療育」を今年も推し進めていける状態で新年を迎えられたことが、大いなる喜びです。

 しかし、『「障害」以外から子どもさんの発達の不安の原因を考える』という、よく考えたら、至極当たり前なことを、なぜ、声を大にして発し続けなければならないのでしょうか。

 それが、今の日本の早期療育の問題の深さを物語っていますが、理由は、現実にいる、発達に不安のある、主に幼児期の子どもさんに対する対応、働きかけの根拠が、「障害」という医学に偏り、それを根拠にする「福祉」に偏っているということです。
 言い換えると、「発達に不安がある」ということはイコール、「障害がある」あるいはその可能性が非常に高い、ということになります。
 そして、もう一つの大きな問題点は、「障害がある」あるいはその可能性が高いのであれば、その発達の不安、つまり、発達の遅れであったり、不適応行動は、障害が理由なので、将来大きな発達は望めない、なのでそれを前提に、それを補うための別な生活能力を伸ばしていくという、「福祉」の考え方で早期療育が多くの早期療育機関で行われているということです。

 

 それに対して、同じ早期療育機関である療育教室  楽しい広場は、次のように考えます。

1 発達の不安の原因
 子どもさんたちの発達の不安の原因は、障害以外にたくさんある。具体的には次のとおりである。

(1)個人差の範囲の発達の遅れや、それに伴う不適応行動
(2)個々の子どもさんの生活環境による、生活経験の弱さ、少なさ、偏
   りなどによる発達の遅れや、それに伴う不適応行動
(3)脳の認知処理機能の一つである「同時処理機能」の強さや感覚過敏
   などの身体的特徴が原因による、生活経験の弱さ、少なさ、偏りな
   どによる発達の遅れや、それに伴う不適応行動

                  

2 療育の目的
 障害があろうとなかろうと、現在の発達の不安の原因を明らかにし、その原因に応じた適切な働きかけを行い、遅れている発達を伸ばし、不適応行動を改善し、同じ年令の発達段階に近づき、追いつくことを目的とした「教育」としての早期療育、つまり「発達療育」を行います。

 

 療育教室 楽しい広場では、この「発達療育」の具体的な考え方、方法論をこのブログ、そして、今、主に札幌市の幼稚園を中心に送付しています療育セミナーのご案内、および、月1回行っていますセミナーでお伝えしてまいります。日本全国のみなさんに、ぜひ知っていただいて、早期療育に使っていただけるよう、今年も精一杯取り組んでいく所存です。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。