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お母さんは、霧の中。

2019/07/14(日) 17:51 | izawa

 「2才半なのに一語文しか出ない。」「もうすぐ3才になるのに全く落ち着かなく多動。」「3才半でかんしゃくが激しく困っている。」「4才になるのに自分の好きなおもちゃでしか遊ばず、友だちとは遊ばない。」等々、お母さんがご自分でお子さんの発達の不安を感じたり、幼稚園や保育園の先生にその行動を指摘され、不安を感じたとき、ご自分で本やインターネットで調べると、ご自分やお子さんの周りに急に現れてくるのが「障害」という文字です。そして、調べれば調べるほど、不安という「霧」がお母さんを覆って、周りが全然見えなくなります。「今行こうとしていた道はどっちなのか?」「このまま歩いていていいのか?でも、周りは分からない。どうしよう?」これほど不安なことはないでしょうね。

 療育教室 楽しい広場で行っている発達療育は、お母さんがこの「霧」から出ること、そしてしっかり今の自分とお子さんのいる位置を知ること、そして前をしっかり確認して、そのお子さんに合った方法で進むことをアドバイスし、時には一緒に歩くことです。そしてそれが早期療育を行う療育者の仕事であると考えます。そして、その療育方法を研究し合うために、指導者の立場の方々と療育セミナーを行っています。さらに、今年度からは、お母さんを対象とした「子育て お母さんセミナー」を開いています。これは、お母さん方がこの不安という「霧」から出て、ご自分のお子さんの今の発達の状態を正確に見ていただきたい。そしてお子さんが前に進むために、家でできることは何かをつかんでいただきたいと願って行っています。

 「お母さん、こっち こっち こっちですよ」といって、お母さんのところにかかっている「霧」から明るい場所に誘導し、これから進む方向を見て確認し、進み方をアドバイスする。それが療育教室 楽しい広場の発達療育と呼んでいる、「教育としての早期療育」です。
  そして、療育教室 楽しい広場と同じように、療育してくださる指導者の方々が日本中にたくさん現れるために、これからも更に進んで行きたいと思っています。