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ことば伸び伸び教室

 

Ⅰ 目的
 
言葉の遅れやコミュニケーションの弱さ、あるいは、感情がコントロールできない、友だちとうまくかかわれないなどの、言葉や行動面の発達に不安のある子どもさんに対して、発達障害の可能性があるとか、ないとかは関係なく、個々の発達の実態に応じて、絵カードや絵本、パズル、積木、リトミックなどを使っての、継続的な一対一の個別の指導をとおして、「人とかかわる力」を育てることに重点を置き、それを基盤にして、言葉やコミュニケーションの発達、考える力を伸ばし、行動面の課題を改善していきます。
 

Ⅱ 具体的な対象となる子どもさんの例
1 言語面

(1)2~3才になっても発語がない、少ない。
(2)同じ年令の子供の発達よりも大きく遅れている。
(3)おおむ返しが多く会話にならない。
(4)友だちとの会話についていけない。
(5)独り言が多い。
(6)時々宇宙語を話す。
(7)突然アニメのセリフを言ったり歌を歌ったりする。
(8)会話の途中で突然違うことを言い出す。

2 行動面

(1)多動である。落ち着きがない。じっとしていない。
(2)他の子には関心がなく、自分のしたいことだけをやり、飽きたら自
   分の気に入った大人に甘える。
(3)集団行動からすぐ離れてしまう。飛び出す。
(4)友だちと一緒に遊べない。中に入れない。
(5)友だちと一緒に遊ぶが、すぐ自分勝手な行動をしてしまう。
(6)集団行動についていけない。
    → 先生の一斉指示だけでは一緒に行動できず、周りの子供の様
      子を見ながら遅れて行動する。
(7)幼稚園や保育園では楽しそうに過ごしているが、家に帰ると暴れた
   りかんしゃくを起こす。
(8)人見知りが強く、友だちとなかなかかかわれない。

3 感情のコントロール

(1)かんしゃくが激しい。
(2)自分でできることも母親にやってもらおうとし、母親がやらないと
   かんしゃくを起こす。
(3)幼稚園や保育園ではしっかりやるが、家に帰ると行動や態度が変わ
   って、母親に甘えだす。
(4)友だちと遊んでいて、自分の思うとおりにならないと、友だちをた
   たいたりする。

Ⅲ 療育の基本的な考え方
 発達とは本来「流れている」ものです。しかし、その中で、言葉の発達が遅い、多動である、かんしゃくが激しい、友だちと遊べないなど、発達に不安があるということは、何らかの理由で、そのお子さんの発達の流れが遅くなっている、あるいは、絡まったり固くなって、流れが滞っている、と考えられます。
「発達療育」における適切な働きかけとは、本来の適度な速さで流れていない発達を「動かす」ことです。遅ければ後ろから押し、絡まっていれば解きほぐし、固まっていれば柔らかくする。つまり、「発達に応じた経験をさせる」ということであり、それは「学習する」ことにつながります。そして、そうすることによって、発達が順調に流れ出し、その結果、同じ年令の発達段階に近づき、追いつき、追い越し、それによって子どもさんの豊かな発達が実現すると考えます。

 

Ⅳ 指導する主な内容

 指導する内容は、大きく二つあります。一つは「人とかかわる力」、そして二つ目は、「認知面の発達と言葉でのコミュニケーション能力」です。具体的には、次のように考えています。

1 人とかかわる力
 
ここでは、、特に、「大人との一対一のやりとりをする力」を育てます。それが、その後の、子ども同士、そして、集団活動でのやりとりにつながっていくことになります。「人とかかわる力」を育てる上での、具体的に必要な力は、次のようなものです。
(1)「相手を見て、人の話を聞く」という、人とのかかわりの基本を身
  につける。楽しい広場では、このことを、「学ぶ態勢を身につける」
  と位置付けている。
(2)「待つ」「ちょっと我慢する」という、穏やかな制御を身につけ
  る。
(3)「相手の気持ちや、心の状態を感じ取る」という、共感性を身につ
  ける。  

2 認知面の発達と言葉でのコミュニケーション能力
 
指導の中で、次のような内容を育てていきます。
(1)言葉の理解
(2)発語
(3)会話
(4)ひらがな等の文字や数字の読み書き
(5)数と数量の対応
(6)基本的な足し算、引き算、繰り上がり、繰り下がりなど。

Ⅴ 「ことば伸び伸び教室」の基本的な指導の流れ

1 発達の実態の把握
  ・親御さんに成育歴や現在の行動の様子を伺い、指導者が一緒に遊ん
   だり学習をしたりしながら、子どもさんの発達の実態を把握する。
2 指導内容、方法の決定
  ・発達の実態把握を基に、具体的な指導内容、方法を決定する。
3 一対一の指導
  ・「人とかかわる力」を育てることを、重点内容とする。
  ・正確な発達の実態の把握を基に、個々の子どもさんの発達の実態
      に応じた、適切な指導内容、方法で、指導を進める。
4 家庭での取り組み
  ・家庭でのかかわり方、働きかけの仕方について、適宜、アドバイ
   スを行う。

 

Ⅴ 指導について

★利用の時間帯
 平成26年4月1日より、代表の伊澤が、月曜日から金曜日までの平日、「NPO 星槎札幌教育センター」が運営する、放課後等デイサービス「星の音(ね)」に勤務することになり、更に、平成26年11月30日をもって札幌市白石区の楽しい広場の教室を閉鎖いたしました。それに伴い、ご利用の時間帯を、以下のようにいたします。さらに、ことば伸び伸び教室の指導につきましては、療育相談において、指導が必要と考えられる場合に、指導を開始いたします。

 *基本的に毎月2回(9時~18時まで)行います。

 平成31年1月は13日(日)の1回です。会場は、「星槎札幌北学習センター」(札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラビドールN11、2階)で行います。時間帯は次の通りです。 

       
   

★料 金

  1回60分、3000円、 

★申し込み
 予約制。メールで療育相談をお申し込みください。

  メールアドレス   mail@tanoshi-ryouiku.com

*なお、「楽しい広場のブログ」で、具体的な指導方法、指導理論、実際の指導事例などを掲載しておりますので、ご覧ください。