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楽しい広場 こども発達相談

★こども発達相談の特徴

 療育教室 楽しい広場は、「教育としての早期療育」である「発達療育」を推し進めています。「発達療育」では、子どもさんの発達の不安の原因を「障害以外」から考えていきます。
 基本的には、「子どもの発達に必要な生活経験が何らかの理由で不十分だったのではないか」という視点から考えます。それが原因で発達が遅れる、あるいはそれらが原因で不適応行動を起こし、それが問題行動になって現れるなどです。  

 

★こども発達相談の実際

 実際の相談の場面では、指導者の伊澤が来られたお子さんとパズルや積み木、手遊び、絵本、お絵かきなどで一対一で遊びながら、それと並行してその様子を見ていただきながら、お母さん、お父さんからお話を伺います。この二つを通して、子どもさんの発達の実態を把握していきます。

 子どもさんとの一対一の活動で何を見るかと言いますと、一対一でどのくらいの時間一緒に遊べるか、「相手を見て、人の話を聞く」というコミュニケーションの基本ができているか、言葉の理解はどのくらいか、発語あるいは会話はどのくらいできるか、お絵かきの状態はどのくらいか(線を描く、絵を描く、色を塗るなど)などが基本で、お子さんによってさらに内容が増えていきます。

 主にお母さんからは、相談に来られた趣旨、具体的な子どもさんの発達の不安についてを伺い、発達の不安が具体的に分かれば、これまでの成育歴や現在のおうちでの生活の様子、お母さんとのかかわりなどを伺っていきます。検査は行いません。

 この二つから発達の不安の原因と考えられる「不十分であった発達に必要な生活経験」を明らかにし、その不十分であったと考えられる「発達に必要な生活経験」を積み重ねるための指導や支援の方法を具体的にお母さん、お父さんに示していきます。これを1時間の中で行います。

 ここで、内容を整理します。

★お子さんの発達の実態を把握する方法
1 指導者が一対一でお子さんと遊ぶ
2 指導者がお子さんと遊ぶのと並行して、お母さんからお話を伺う。

★お子さんの発達の実態を確認するポイント
1 発達段階
   ・認知
   ・言葉
   ・コミュニケーション
   ・人とかかわる力
   ・手指機能
2 発達の特徴
   ・視覚優位があると言われている
   ・感覚過敏がある
   ・緊張性・不安感が強い(気質) など。
4 お子さんの成育歴
5 お母さんとのかかわり方 

 

【相談における、子どもさんの発達の不安の具体例】

【言葉、コミュニケーション】

1 2才・3才・4才になっても発語がない       
2 2才・3才・4才になっても発語が10個くらいである
3 語尾・語頭を省略する〈例:(リン)ゴ、アン(パン)など〉
4 舌足らず
5 よだれが多く、発音が不明瞭 
6 おおむ返し
7 独り言・宇宙語を話す
8 突然、コマーシャルをしゃべり出す
9 突然、別の話をし始める
10  ボーっとしている、自分の世界に入
11  聞かれたことや質問に答えられない、話を理解しているのかが分から
  ない

【人との関係性】

12  無表情(表情がない)
13  興味の幅が狭く、自分の好きな遊びしかしない
14  空気が読めない
15  人見知りが強い、緊張が強い
16  場面緘黙   
 

【情動、社会性】

17 かんしゃくが激しい。
18  多動、落ち着きがない
19  すぐに手が出る
20  友だちとトラブルになりやすい
21  目についた物に反応してしまう
22  スケジュールの変更を嫌がる
23  集団行動で飛び出す、すぐ個人行動をし始める
24  一斉指示が通らない
25  自傷行為

 

【相談の実際の例】 《例えば》

 ・4才でかんしゃくが激しい子どもさんの場合
  3才から4才にかけて伸長する「自律性」、つまり自分の行動を自分
 でコントロールする力が、しっかり身についていないことが考えられま
 す。言い換えると、自律性とは、自己主張と自己抑制のバランスが取れ
 ていない、と言うことが言えます。自己抑制の経験が少ないと言うこと
 が考えられます。そこで、どうしたら、自己抑制ができるか、自律性が
 伸ばせるかをアドバイスしていきます。

 

 ・3才~5才くらいのお子さんで、宇宙語のように周りからは意味が分
  からないことを一人でしゃべっていたり、会話をしていて、突然違う
  話題を話すと言う場合。

   これは、「同時処理機能」という脳の情報処理の仕方が強い子ども
  さんの場合、よくみられます。もちろん、障害ではありません。「同
  時処理機能」とは、複数の情報を視覚を中心に全体的・一括的処理す
  る脳の機能のことです。そして、そういう場合、「同時処理機能」対
  になって考えられている「継次処理機能」、これは情報を聴覚を中心
  に順番に・継続的に処理する機能ですが、これが少し弱いと考えられ
  るので、これを意識的に伸ばすような働きかけ、具体的には「順番に
  物事を記憶していく力をつける」ために、絵本の読み聞かせや手遊
  び、リトミック、しりとり、トランプを使ったカードあてゲームなど
  のアドバイスをします。

 

相談について
 

1 申し込み、お問い合わせ

 予約制です。電話又はメールでご連絡ください。(担当:伊澤)

  電話          011-896-3204

  メールアドレス  tanoshi.ryouiku@gmail.com

 

2 利用の日時
 

【令和3年7月・8月の予定と予約状況】    

 いつも会場として利用させていただいている札幌市社会福祉総合センターの会議室が、コロナウィルス感染拡大防止のため、全面利用禁止となっておりましたが、7月12日(月)より通常利用ができるようになりました。
 それに伴い、7月・8月のこども発達相談の予定は下記の通りになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【7月】

 〇 7月18日(日)・・・・・ 終了 
    9:30~10:30  
   10:45~11:45    
   12:00~13:00  
   13:15~14:15  
   14:30~15:30

【8月】  

 〇 8月 8日(日)
    9:30~10:30  予約済  
   10:45~11:45  
   12:00~13:00  
   13:15~14:15  
   14:30~15:30  

 〇 8月15日(日)
    9:30~10:30  予約済
   10:45~11:45  予約済
   12:00~13:00  
   13:15~14:15  
   14:30~15:30   

  (会場)札幌市社会福祉総合センター 第1会議室

  *実施当日は、事前に会場の机と椅子の消毒をしています。  

 

3 料金

 1回1時間3000円、90分5000円(具体的な指導も行います)

 

★なお、「楽しい広場のブログ」で、具体的な指導方法や指導理論、実際の指導事例などを掲載しておりますので、ご覧ください。