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障害以外の原因を考える(4) 「あげる」と「もらう」を混同する。

2019/04/19(金) 13:45 | izawa

【「あげる」と「もらう」を混同する】

(支援有)
 ・「行く」「来る」「あげる」「もらう」などの相手に立った言葉がう
  まく使えない。
(支援無)
 ・「あげる」と「もらう」の違いが理解できる。

 

 この内容は、札幌市幼児教育センターの「アセスメントチェックシート」に実際載っているいるものですが、なぜこの内容をわざわざ発達の遅れを把握するために入れたのかが、よくわかりません。強いて言えば、「相手に立った言葉」ということでしょうか。

 子どもは、個人差はありますが、2才くらいから話だし、2語文、3語文、そしてだんだん言葉を使った複雑な会話をしていきます。発語の時期はいろいろですが、ことばの発達の流れは同じです。
 その中で、「行く」と「来る」、「あげる」と「もらう」を間違って使うことは、昔からあったでしょう。でも、使い方を大人に直してもらううちに、正しく使えるようになるでしょう。ただ単に、ことばを間違って覚えてしまったということです。直すには、間違ったときにその都度大人に直してもらい、正しく使う経験を重ねていくことです。これは、普通のことです。いくら直しても直らないというのは、これら以外にも、いろいろな間違いや遅れがあると思います。つまり、認知と言葉の発達全体に遅れがあると考えられるでしょう。

 「あげる」「もらう」、「行く」「来る」の使い方が間違っているだけで、「障害か?」と悩む必要はないということです。