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ことばの大切さについて

2019/04/16(火) 12:09 | izawa

 前回のブログで、「物を見ること」の重要さをお話ししましたが、さらに続く重要なことが、「ことばに置き換える」ということです。人間にとって特筆すべきことは、「ことばを使う」ということです。

 ことばは、「象徴機能」と言われる、「あるものを別なもので表現する」という高度な機能の一つです。ほかにはイメージ(心像)もそうですね。人間は、ことばを用いることで、飛躍的な進歩を遂げます。現物がなくても、ことばで記憶し、ことばで理解し、ことばで話し、ことばで会話をすることで、高度な知的機能、コミュニケーションを使い、生活することができます。

 幼児は、いつ言葉に触れていくかと言いますと、お母さんとのかかわりを中心に、物をよく見て、そして見ながらいろいろな遊びをとおして手や体を機能させ、そこで、物を「ことばに置き換える」経験をたくさんするのですね。そして、「物には名前がある」ということを知っていきます。

 幼児期の「物をよく見て」「体を使って遊ぶ」ことは、ことばの発達、考える力(思考力)の発達、そして文字の獲得(読む、書く)にとって、重要なことなのです。これを、視知覚経験、あるいは視知覚学習と言います。そして、言葉やコミュニケーションに遅れがあるなどの、発達に不安がある子どもさんには、この「物をよく見て」「体を使って遊ぶ」経験を重ねることが重要なのです。

 療育教室 楽しい広場の個別療育相談やことば伸び伸び教室は、この考えの元に進めているのです。