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視覚の強い子どもさんの言葉の指導について

2018/02/18(日) 18:32 | izawa

 今、早期療育や特別支援教育では、視覚の強い子どもさんに、言葉の指導をするよりも、視覚を使ったコミュニケーションの指導をする、という考え方がとても多いと思います。

 特に、知能検査などで、例えば記憶の領域が落ち込んでいると、もうこれは障害だから大きく伸びないのだから、ことばを伸ばすよりも、優位である視覚を使ったコミュニケーションの指導をするべきだとしています。

 「これはおかしいです」というのが、楽しい広場の発達療育の考え方です。

 障害があろうとなかろうと、発達の遅れがあろうとなかろうと、視覚が強かろうが弱かろうが、子どもたちにとって、言葉は、これから人間として生きていく上で、重要な能力です。その発達途上の能力を、なぜ伸ばす働きかけ、つまり教育をしないのでしょう。子どもを伸ばすための教育をしなければなりません。

 障害があってもなくても、発達に遅れがあってもなくても、視覚が強くても強くなくても、それらの子どもさんに対して、我々は、リハビリをするのではありません。つまり、一度成熟した能力が何らかの障害で損なわれ、それを少しでも元の状態に戻す、という働きかけをするのではありません。

 発達に不安がある子どもさんに対して、リハビリをするのではなく、障害があろうとなかろうと、これから成熟に向かって成長するべき能力を伸ばすことが必要です。つまり、子どもを育てること、教育することです。

 楽しい広場の発達療育では、発達に不安のある子どもさんに対する教育の理論、方法論を提示しています。

 どうか、みなさん、一度じっくり考えてみてください。