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第3回 療育セミナー:絵カードをつかった認知の発達の把握の方法を説明しました。

2018/01/14(日) 19:46 | izawa

 本日、1月14日(日)10:00~、楽しい広場 第3回療育セミナーを星槎国際高校札幌北学習センターを会場に開催いたしました。参加者は、放課後等デイサービスの指導員の方4名、児童発達支援事業所の指導員の方2名とセンター長の方1名、そして幼稚園の先生が3名、合計10名の方に参加をいただきました。

 今日は、「絵カードを使った認知の発達の把握の方法」が大きなテーマで、まず、楽しい広場の認知の発達を考える基本としている、ピアジェの認知発達段階説の説明をし、子どもが思考力を付けていくポイントが、1才半から2才にかけて発達していく表象能力(目の前に実物が無くても、頭の中で分類したり、描いたり、筋道を立てたり、関係を操作したりする)と、象徴機能(あるものを他のもので表現すること)であると説明をしました。象徴機能の代表的なものが、ことばや概念(イメージ)で、ことばや概念を使って、頭の中で表象をしていくことが、認知の発達、思考力の発達の中心をなすものであるということです。

 それをベースにして、マクドナルドとチャンスの提唱した「言語発達の基盤の理論」とアメリカのワシントン大学のプログラムを一部利用した、絵カードを使った1才半~4才ぐらいまでの子どもさんの認知の発達段階を把握する方法について、説明をいたしました。この方法は、楽しい広場では、例えば2才、3才でまだ発語がない、あるいはごく少ない子どもさんの認知の発達段階を把握するときに使ったり、障害をもっている子どもさんの認知の発達段階を把握するときに使います。

 セミナーでは、とても熱心に聞いていただき、それぞれの実践の現場での指導や子どもさんたちの様子も話をしていただきました。

 実際に言葉が出なかったり、友だちとのかかわりが苦手だったり、癇癪がひどかったりするなど、発達に不安のある子どもさんたちを、具体的に指導をし、親御さんにアドバイスをしていく指導者の方々がたくさん指導の現場で活躍されることを願って、これからも療育セミナーを続けていく所存です。