ナビゲーションメニューへ

絵本を読もうとしない子どもさんについて

2017/10/01(日) 13:26 | izawa

 療育相談や指導をするとき、よく絵本の読み聞かせをします。でも、全く絵本に関心の無い子どもさんや、絵本を見てはいても、すぐページをめくろうとする子どもさんがいます。

 まず、なぜ子どもさんに絵本の読み聞かせをするのでしょう。楽しい広場では、絵本を読み聞かせをすることにより、子どもさんが絵を「注視する」ことができるようにします。つまり、物をよく見る、ずっと見続けるということです。物や人を注視するということは、それによって、刺激がきちんと入り、ということはきちんと反応でき、それによって、きちんと学習ができる、ということになります。

 楽しい広場では、ずっと電車が線路の上を走りながら、菜の花畑を通り、その次にトンネルに入り、トンネルを抜けると今度は海のそばを走り、またトンネルに入るという絵本をずっと使っています。電車の絵本は、男の子も女の子もみんな好きなようですね。そして、ポイントは、「ドデンドドン、ドデンドドン」と電車が走る音を言いながら、線路の上をこちらが指差し、動かしていきます。すると、最初は落ち着かなかった子どもさんたちも、2回目、3回目になると、その指の動きを目で一緒に追うようになるのですね。絵本の読み聞かせは落ち着き、そして、子どもさんも、今度は本の中の絵、文、そしてこちらの話しかけに注意がいくようになります。

 楽しい広場では、絵本の読み聞かせの一番のポイントは、「注視する」ことと考えています。