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お子さんの先回りをしてしまうお母さん

2017/09/30(土) 21:58 | izawa

 9月24日(日)第1回セミナーで、児童発達支援事業所の指導員の方と話をした内容をお伝えしていこうと思います。

 今回は、お母さんが、先回りをしてお子さんの身の回りのことをしてしまう場合です。そういうお母さんは、もちろんお母さん自身は良かれと思ってされているのでしょうが、その悪影響も出てきます。
 

 まず考えられるのが、発語が遅れるということです。これまで、発語が遅い子どもさんの相談を受けて、お母さんからお話を聞いて、そのようなお母さんも結構おられましたね。どうして、言葉が遅れるのか?その理由は単純で、お子さんがしゃべる必要がないからですね。しゃべるにはどうしたらよいか?お子さんができることは自分でさせて、言葉で言わなければならない状況を作ればよいですね。例えば、お子さんがのどが渇いたとき、冷蔵庫の前に行ったとき、そのまま水なり、お茶を取ってあげるのではなく、言えなくても「何飲みたいの?」と聞いて、お茶の「お」や水の「み」だけでも言わせるようにしたり、お茶と水を両方お母さんが持って、「どっちが飲みたいの?」と聞いて、自分で取らせるの良いと思います。

 それから、悪影響のもう一つは、自分を抑えること、「ちょっと待つ」とか「ちょっと我慢する」ということの経験が無いでしょうから、自分で自分をコントロールして行動する、「自律性」がなかなか伸びないということです。と言うことは、感情のコントロールができないことが多い、と言うことです。

 どちらにしろ、お子さんの先回りをして、身の回りのことをしてあげるのは、お子さんのためにも、やめた方が良いと思います。