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「後でお子さんが辛い思いをしますよ。」と言われた親御さん、たくさんおられると思います。

2017/08/01(火) 21:31 | izawa

 2才、3才、4才で、言葉が遅かったり、友だちと遊べなかったり、会話についていけなかったり、落ち着きがなかったり、発達に不安がある子どもさんたちについて、発達相談や健診などで、臨床心理士や言語聴覚士に「後でお子さんが辛い思いをしますよ。」と言われたことは有りませんか?つまり「お子さんは発達障害児なんですよ。それを認めないと、後でお子さんが辛い思いをしますよ。」ということですね。

 発達に遅れがあったり、問題行動があったり、発達に不安がある子どもさんは日本中にたくさんおられると思います。今まで、何度も申し上げてきましたが、公的な発達相談の機関や早期療育施設の多くでは、子どもさんの発達の不安の原因を障害からしか見ようとしません。もちろん他に、個人の発達の範囲の遅れ、生活経験や環境における遅れ、感覚過敏や同時性処理機能、人見知りなど、子どもさんの身体的な特徴など、たくさんあります。

 最大の問題点は、発達に不安の有る子どもさんを発達障害児と診断したり、所見を出した上で、言葉の遅れだったり、問題行動だったりの発達の不安を、子どもさんの発達を伸ばし、成長させることにより改善しようとするのではなく、障害児なのだから、大きな発達、成長は見込めない、というところからスタートしようとするところです。ここには、子どもを育てようとする、「教育」がないのです。発達が遅れていれば伸ばせばいい、問題行動があれば改善すればいい。しかし、これをしないのが、できないのが、今の早期療育です。

 「後でお子さんが辛い思いをしますよ」と言われたら、「そのために教育をするんです。」静かに言ってあげて欲しいですね。しかし、現実は、「そのために子どもさんを育てる人、教育する人」がいないのですね。

 将来、いや今からでも、教育する人が出てきてほしいです。楽しい広場も、絶対頑張ります。