ナビゲーションメニューへ

ブログ

2019/09/06(金) 16:13 | izawa

 子どもさんが突然コマーシャルをしゃべりだすと、お父さん、お母さん、あるいは周りの大人の方々はびっくりするでしょうね、これは自閉症か?と思う方も多いでしょう。

 実は、この「突然コマーシャルをしゃべりだす」というのは、昔からの自閉症の定番と言ってよいものです。筆者(伊澤)が42年前に釧路市の中学校の特別支援学級で教員免許の教育実習を行ったときに、授業中に突然立ち上がってコマーシャルをしゃべりだした男子生徒がいました。当時は、理由が分からなかったので、さすがにこれは自閉症かなと驚いたのを覚えています。そしてもう一つ、その実習中に父母参観があり、私の指導教諭が親御さんたちに向かって、「自閉症は、親御さんたちの育て方が影響しているんです。」と言われたのも覚えています。実は当時、「自閉症は親の育て方が影響している」と言われていたのです。しかし、そのあと何年もしないうちに、自閉症の定義が変わり、「自閉症は親御さんの育て方には関係なく、脳の何らかの機能障害が原因である」となりました。教師も親の方々も振り回されていた時代です。

 その後約10年後の1990年代、イギリスを中心に自閉症研究が盛んになり、日本でも自閉症関係の本がたくさん出版されました。その中でウタ・フリスさんを中心とした認知心理学の立場から、「心の理論」という考え方が提唱され、それが自閉症には欠けているという見解が出されました。療育教室 楽しい広場の現在の自閉症に関する考え方も、この認知心理学の「心の理論」に根拠をいています。これについては、別稿で説明いたします。

 さて、本題に戻って「突然コマーシャルをしゃべりだす」の原因ですが、9月3日付のブログ「天才は自閉症?」や7月2日付のブログ『ことばの心配「宇宙語を話す」』で説明をしていますが、脳の「同時性処理機能」がとても強い子どもさんが「突然コマーシャルをしゃべりだす」ことが多いと考えられます。
 同時性処理機能の説明については、2つのブログを読んでいただきたいのですが、要するに「視覚としての情報」が同時処理機能が、それほど強くない子どもさんよりも、たくさん脳の中に記憶されていると考えられます。その時に、例えばアンパンマンのアニメの一場面と一緒にアンパンマンの歌も記憶されていたり、たまたま大好きなコマーシャルの一場面と一緒にコマーシャルのセリフを覚えていて、それがあるとき何かの拍子にあふれ出してきて、場所を構わず口から出てくるのではないかと考えられます。
 この考え方は、発達の不安を「障害」以外から考える発達療育の見方です。その後の人とのかかわる力が伸びてくれば、場所を考えたり、ほかに考えることが多くなってきたりなどして、少なくなり、やがてなくなると考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/09/04(水) 12:22 | izawa

 療育教室 楽しい広場の「ことば伸び伸び教室」では、ことばが遅い、多動で落ち着かない、突然宇宙語やコマーシャルをしゃべり出す、同じ遊びしかせず友だちと遊ばない、かんしゃくが激しいなど、幼児期から小学生の発達の不安を、「障害」以外から原因を考え、一対一の指導を通して、いろいろな刺激、遊び、会話を行い、改善していきます。

 9月は8日(日)と23日(月:祝日)に、札幌社会福祉総合センター 第1会議室で行います。

 詳しくは「ことば伸び伸び教室」のコーナーをご覧ください。
 

2019/09/03(火) 16:49 | izawa

 2才や3才でひらがなやカタカナ、アルファベット、数字が読めるというお子さんがおられると思います。楽しい広場にこれまで来られたお子さんで、2才代で数字を100までを含め、すべて読めたというお子さんがいました。でも、そういうお子さんがどうして、楽しい広場の相談に来られたのでしょう?それは、実は「ことばの遅れ」で相談に来られました。来られた時は3才を超えていましたが、会話がうまくできないということでした。そのお子さんの成育歴をお聞きすると、記憶力が抜群に良いことが分かりました。これは、今までも何度もお話ししてきました、脳の認知処理機能のうちの「同時処理機能」がとても強いということが考えられました。
 同時処理機能とは、「複数の情報をまとめ、視覚的、運動的な手がかりを使って全体としてとらえ処理していく」という能力です。端的に言いますと写真を撮るように情報を処理していく、というようなものです。ですから、一度行った場所、道順、商標やマーク、キャラクターなどを視覚的に記憶しやすいのですね。そして、文字や数字も視覚的に覚えやすいのですね。ですから、2才、3才で文字や数字、アルファベットをすべて読めるということも可能であると考えます。こういうお子さんのお母さんにお聞きすると、「自分の子どもは天才ではないかと思った」と口をそろえてお話ししてくださいました。

 ただ、発達相談機関などでは、「天才=自閉症」という見方をする方が多いようです。天才がなぜ、自閉症なのか?
 そう見られている理由は、さきほど、楽しい広場の相談に来られたお子さんの話の中に含まれています。つまり、天才と思われたのに、「ことばが遅れる」ということです。特に3才、4才、5才になっても会話がうまくできない、質問にうまく答えられない、友だちとうまく会話ができないなどです。そして、こういうお子さんが発達相談機関に相談されたり、病院に受診されると「自閉症」の診断や可能性があるという所見をもらうことが多くなります。

 障害以外から発達の不安を考える「療育教室 楽しい広場」は、そのことばの遅れの原因が障害ではなく、物事を順番に記憶する力が弱いのではないかと考えました。さきほどお話しした「同時処理機能」の他に「継次処理機能」という脳の認知処理機能を人間はもっていると言われています。「継次処理機能」とは、「連続した刺激を聴覚的、言語的な手がかりをを使って、一つずつ順番に分析して処理していく」という能力です。
 通常人間は「継次処理機能」の方が強いと言われていますが、同時処理機能がとても強い子どもさんの場合、視覚的に情報を処理しがちなので、この順番に記憶して情報を処理していくことが少なく、苦手になるようです。
 そのため、同時処理機能が強い子どもさんのほとんどが、絵本を読みたがりませんでした。絵ではなく、ストーリーとして、順番に記憶していくのが苦手で、経験もしていませんでした。この「継次処理機能」は会話をするときに重要ですね。会話は順番のやり取りです。ですから、会話がうまくできない、苦手ということになると考えました。

 この改善策として、順番にものごとを記憶していく遊び、つまり、絵本の読み聞かせ、手遊び、リトミック、絵カードやトランプを使った順番あてゲームなどをお母さん方に提示しています。

 最後のもう一度、天才=自閉症ではないということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/09/03(火) 12:30 | izawa

 第13回 楽しい広場 療育セミナーを9月15日(日)10::00~11:45、札幌市社会福祉総合センター 第2会議室で行います。
 療育セミナーは、幼稚園教諭、保育士、児童デイサービス指導員など指導をされる側の方々を対象としたセミナーです。

 今回のテーマは「保護者と小学校就学までの教育相談の進め方」です。通常は、それぞれ市町村で学区というものがあり、小学校に入学する学校は決まっています。ただ、いろいろな障害をもっている子どもさん、あるいは発達に不安をもっている子どもさんの場合は、各市町村の教育委員会の就学相談を受け、その中で就学する学校を決めます。これはいろいろなケースがあります。知的障害、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由、病弱、その他の障害(自閉症スペクトラムなど)、障害名や医師の診断はついていないが、発達上の不安があるなどです。

 札幌市の場合は、「札幌市学びの支援委員会」の就学相談を受けることになります。今回のセミナーでは、この就学相談、そしてその前の発達相談についての説明や、幼稚園・保育園などで発達に不安がある子どもさんがいる場合、就学に向けてどのように進めていくかなどを、お話しします。

 詳しくは、療育セミナーのコーナーをご覧ください。

 

2019/08/27(火) 17:12 | izawa

 「障害」以外から原因を考える早期療育を行っている、療育教室 楽しい広場が行う、個別療育相談やことば伸び伸び教室行う日ですが、次回は9月8日(日)9:00~16:00、札幌市社会福祉総合センター 第1会議室で行います。

 現在、療育教室 楽しい広場は、決まった場所に教室をもっていませんので、札幌市社会福祉総合センターの会議室、あるいは札幌市教育文化会館の研修室をお借りして療育教室を行っています。

 ことばが遅い、落ち着きがない、こだわりが強くていつも同じ遊びをしている、友だちとトラブルを起こしやすいなど、発達に不安がある子どもさんについて、子育てや発達のご相談、およびことばの遅れや落ち着きがないなどを改善するための一対一の指導を行います。

 1時間 3000円で、療育教室 楽しい広場代表の伊澤が、ご相談の対応とお子さんの指導を行います。

 お問い合わせをお待ちしております。

 

 

2019/08/22(木) 10:45 | izawa

 「障害以外から原因を考える早期療育」を推進している療育教室 楽しい広場が、8月25日(日)に、「第2回 子育て お母さんセミナー」を開きます。時間は10:00~11:45,会場は札幌市社会福祉総合センター 第2会議室です。会費は2000円です。(資料あります。)

 さて、今回のテーマは「小学校入学までに身に付けたい力~普通学級と特別支援学級の違い」です。
 これまでの相談や指導の経験上、知的な発達に遅れがなければ、小学校の普通学級に入学させた方が良いと思います。それは、特別支援学級のほとんどで「教科別の指導」をしないからでです。しないということは、学力が落ちていきます。1年生では、知的な発達に遅れがなくても。もし6年間在籍して、学力が1年か2年ぐらいであれば、脳に機能的な障害がなくても「知的障害児」になってしまいます。これは痛ましいことです。

 でも、普通、知的に遅れがなければ普通学級に入学すると思いますが、知的な遅れはなくても、今は友だちと遊べない、集団行動ができない、友だちとトラブルを起こしやすいなどの発達の不安で、発達障害の診断や疑いをもたれた子どもさんも、特別支援学級の「情緒障がい学級」に入学するケースが増えてきました。このままですと、将来大きな問題になってくると思いますが、今回は、そういう発達に不安をおもちのお子さんのお母さんを対象に次のような内容を説明いたします。
 ①小学校入学までに身に付けたい力
 ②小学校の普通学級と特別支援学級の違い→「教科別の指導をしない」
 ③就学相談とは何か、どこで、いつ頃からするのか、発達相談との違い
 ④発達に不安がある場合の小学校入学までの過ごし方

 特に来年、再来年に小学校就学を控えたお子さんのお母さん、どうぞいらしてください。お問い合わせやお申し込みは、メールの方で受け付けております。

  メールアドレス   mail@tanoshi-ryouiku.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/08/16(金) 11:49 | izawa

 現在の日本の早期療育の方向性は、平成17年に施行された「発達障害者支援法」から定まったと考えられます。この中で、「発達障害」が法律で定義されました。
 その法律の中で、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能障害であり、その症状が通常低年齢で発現するもの」とされています。そして、次のことが付け加えられています。
 ①脳に何らかの脳機能障害が存在していることが前提であり、保護者の
  育て方だけでは生じない。
 ②通常低年齢に生じるものであり、成人になってから生じることはない
  が、成人になってその存在に気づくことがある。

 ここで一つ確認しておきたいことがあります。日本の発達障害者支援法という法律の定義とは別に、国際的に使われている医学の診断基準があります。一つは、WHO(世界保健機構)の国際疾病分類(ICD)で,これまでは第10版(ICD-10)が使用されてきましたが、2018年6月に第11版(ICD-11)が公表されました。そしてもう一つはアメリカ精神医学会の精神疾患の診断統計マニュアル(DSM)で、2013年に第5版(DCM-5)が出版されました。
 日本の厚生労働省は、このうちWHOの国際疾病分類を採用しています。

 さて、今回のキーワードは、発達障害者支援法の中の定義のうち、「通常低年齢に生じるもの」というところです。これは実際「3才以前」を想定しています。皆さんはよく「早期発見」という言葉を聞かれていると思いますが、発達障害者支援法が施行された平成17年ころから、よく言われ出した言葉です。
 この早期発見という合言葉で、言葉が遅かったり、興味の幅が狭くいつも同じ遊びばかりを一人でしていたり、落ち着きがなく多動であったりなど発達に不安がある1才、2才、3才代の子どもさんたちが、発達障害の疑いをかけられるようになり、診断も受けるようになりました。2才代で発達障害の診断を受けたお子さんもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。その根底にあるのが、この発達障害の「早期発見」なんですね。そして、この早期発見が、平成24年の児童福祉法改正に伴い、同法に位置付けられた「児童発達支援」「放課後等デイサービス」などの、障害児通所支援と強く結びついていったと考えられます。

 さて、療育教室 楽しい広場は、「障害以外の原因」から考える早期療育を行っています。発達に不安がある子どもさんを目の前にしたとき、発達障害の早期発見などは考えません。つまり、発達の不安には、「発達的視点」から見て、障害以外にいろいろな原因があります。「発達的視点」から見るとは、発達の個人差の範囲の遅れであるとか、発達経験の少なさ、弱さ、偏りであったり、あるいはそれらが原因となった不適応行動であったりなどです。

 実は、3才というのは、発達の大きな節目なのですね。
・相手やまわりの状況をみて行動する、人を見て行動することができる。
・言葉でのやり取り、つまり会話ができるようになってくる。
・高度なコミュニケーションである「ごっこ遊び」ができるようになる。
・自分で自分の行動をコントロールする力である「自律性」が急速に伸び
 てくる。
・うそをつく、つまり「自分の感情を統制する」ことができるようにな
 る。
・時間の概念の形成(過去・現在・未来)~これによって自分の世界が大
 きく広がる。

 ざっと、見ただけでもこれだけ重要な発達があります。障害以外の原因から考える早期療育を行っている、療育教室 楽しい広場からするとなぜ1才代、2才代、3才代の子どもさんたちを、「なぜ、まず育てないんですか?」ということです。3才を始め、2才、4才と重要な発達がたくさんあります。それを伸ばすことをせず、「早期発見」の名のもとに発達障害と決めつけるのは、子どもの成長を考える立場の者がすることではありません。それで、どれだけのお子さん、そして罪もないお母さんたちが苦しんでいるか、ということです。

 幸い、療育教室 楽しい広場には、「障害以外から原因を考える早期療育」としての実践の積み重ねがあります。必ず、広げていきたいと思います。そして、一人ではできません。たくさんの方々と一緒に広げていければと願っています。    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/08/14(水) 16:49 | izawa

 よくテレビやアニメは見せない方が良い、ということを聞きますが、それは間違いですね。使い方によっては良くにもなり、悪くにもなるということです。

(悪い使い方)
 これまでの楽しい広場への相談で、ことばが遅いお子さんの相談で、いろいろな理由で1日5~6時間テレビやアニメを3か月から半年くらい見せ続けていた、というのがありました。産後のお母さんの体調が悪かったり、下にお子さんが生まれたり、祖父や祖母のところに預かってもらってそうであったり、あまり深く考えず、子どもが楽しく見ているからそのままであったり、理由は様々でした。
 一見、テレビやアニメでたくさん言葉が流れているから、子どもさんもそれにつられて、しゃべるのではないかと思ってしまいがちですが、そうはいかないのですね。
 子どもは、お母さんと毎日、声や表情、動作。しぐさ、まなざし、ぬくもり、雰囲気など、言葉以外のいろいろな手段を使ってやり取りを積み重ね、それと同時に発声器官の機能も高まり、そのうち、お母さんに伝えたいという時、言葉が重なって発語になり、そのあとはどんどん言葉が出てくると考えられます。大事なのは、おかあさんとの意思や感情のやり取りがたくさんあるということです。楽しいとき、一緒に楽しさを共感してくれるお母さんがいるということです。ですから、相手にこの楽しさを伝えたくて言葉が出てくるのですね。
 これに対して、テレビやアニメは楽しくても反応してくれません。お互いにいろいろな手段を使ってのやり取りがない、つまりコミュニケーションがないということです。コミュニケーションがなければ言葉は出ませんよね。しゃべり必要がないのですから。

(良い使い方)
 まず、発語前でも、お母さんと一緒に楽しんだり、踊ったりすることは良いことですね。お母さんとの大事なかかわりの手段ですから、問題ありません。
 それから、発語以後もお母さんや兄弟と一緒に見たりすることは、言葉を覚えていく、あるいは、言葉の使い方を覚えていく上で有効になりますし、いろいろなことに興味を持つことによって、自分たちの世界がどんどん広がっていくようになります。
 それから、言葉だけではなく、ひらがなや数字などの文字への興味も4才・5才くらいから、テレビやアニメを見ながら広がっていくと考えられます。

 

 

 

 

 

2019/08/14(水) 10:51 | izawa

 「障害以外の原因を考える早期療育」を行っている、療育教室 楽しい広場です。このたび、8月25日(日)に、「第2回 子育て お母さんセミナー」を行います。

 「子育て お母さんセミナー」は、6月に第1回を行い、今回2回目です。大きなテーマは、「発達の遅れと障害の違いを理解する」です。お母さん方が、自分のお子さんの発達に不安をもったとき、突然目の前に現れてくるのが「障害」という言葉です。そして、この言葉に振り回されていくのですね。

 しかし、当たり前のことですが、ことばの遅れなどの発達の遅れ、あるいはかんしゃくなどの不適応行動が全部障害ではありません。というより、障害ではなく、他に原因がある発達の遅れであることがとても多いのです。しかし、今そういうことを説明してくれるところが少ないのが現状です。それを、療育教室 楽しい広場では行っています。

 さて、第2回目のテーマは、「小学校1年生入学までに身に付けたい力~普通学級と特別支援学級の違い」です。幼稚園でいう年長さんで、発達に不安があるお子さんは、来年4月の小学校入学に際し、周りの幼稚園・保育園などの先生から、あるいはお母さんご自分で、どうしたらよいか、という話が出てきているかもしれません。

 療育教室 楽しい広場では、これまで、知的な発達に大きな遅れがなければ、できるだけ、普通学級入学を勧めてきました。理由は簡単で、大部分の特別支援学級では、国語や算数などの「教科別の指導」をしないので、もし、そのまま6年間在籍したら、学習塾でも通わない限り学力が落ち続け、6年生の時には、脳に機能障害がなくても小学校1年や2年ぐらいの学力で「知的障害児」と呼ばれてしまうことになります。特に、広汎性発達障害などの発達障害の診断や疑いで、特別支援学級に入った場合はその心配があります。

 療育教室 楽しい広場では、今回、お母さんを対象に次の内容を説明いたします。

1 小学校入学までに身に付けたい力について
2 小学校の普通学級と特別支援学級の違い→「教科別の指導をしない」
3 就学相談とは何か、どこで、いつごろから行うのか、発達相談との違
  いなど
4 発達に不安がある場合の、小学校入学までの過ごし方

 セミナーの詳細は次の通りです。

 (会場)札幌市社会福祉総合センター 第2会議室
     (札幌市中央区大通西19丁目1番1号~地下鉄東西線「西1
      8丁目駅」から徒歩5分)
 (時間)10:00~11;45(9:45~受付開始)
 (会費)お一人2000円(資料あります)
 (申し込み方法)メールで氏名をお書きの上、療育教室 楽しい広場ま
        でお申し込みください。締め切りは、8月24日(土)
        です。
  (メールアドレス) mail@tanoshi-ryouiku.com

 たくさんのみなさんのご参加をお待ちしております。  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/08/12(月) 18:20 | izawa

 場面や人によって、全くしゃべらない子どもさんがいます。家ではよくしゃべるのに、幼稚園では全くしゃべらない。仲のいい友だちとはしゃべっても、先生とはしゃべらない、あるいは担任の先生としかしゃべらない、などです。こういう場合、我々は「場面かんもく」と簡単に言いやすいですが、今の相談機関や病院では、こういう場面かんもく=発達障害と見なす方々が多いようです。

 さて、療育教室 楽しい広場は、障害以外から原因を考えます。場面かんもくが、疾病や障害でないとしたら、何が考えられるか。

 それは、個人差として人より緊張性が強いのではないかということです。特に、初めてのところ、初めての人、慣れないところなどでは緊張性が特に強くなるのではないかと考えます。こういうお子さんは、これまで、楽しい広場にもたくさん来られました。では、今後どうしたらよいでしょう。

 楽しい広場では、周りの大人が安心感をもたせることにより、緊張を和らげていくということの重要性をお母さん方にお話をしてきました。人間は感情をもっています。うれしいと、安心すると人間は笑顔になります。安心感は人間にプラスをもたらします。おうちで、幼稚園で、学校で、周りの大人が安心感を子どもさんに伝える工夫をすることにより、子どもさんは変わっていく可能性が高くなります。
 でも、そういう時「その支援をいつまで続ければいいんですか?」と言う方がおられると思います。たぶん、障害をもっていたら、ずーっと続くのではないですか、と言いたいのでしょうね。でも、人間は学習していく生き物です。学習するということは、新しいことを身に付け、そこで「自信」をもつのです。こうやって成長していきます。ですから、この自信をもつと子どもさんたちは、どんどん変わっていきます。子どもを信じるというのは、こういうことを言うのだと思います。

 場面かんもく=発達障害と考えている人は、こういう取り組みをしないのではないでしょうか?最初に、障害ありきから考えるのでしょう。
 しかし、療育教室 楽しい広場は、上記のように、「障害」以外から原因を考え、発達の不安を改善する取り組みを実践していきます。