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ブログ

2015/10/28(水) 00:55 | izawa

 「発達障害の早期発見、早期療育がとっても大事なんです。」と、周りの方から言われたことがある親御さんが、全国にたくさんおられるのではないでしょうか。

 これは、いつ頃から言われ出したかと言いますと、平成16年に制定された、「発達障害者支援法」が、その始まりと思われます。条文の中に、1才半、3才児健診や小学校に入る前の就学前健診で、「発達障害の早期発見に留意しなければならない。」と、書かれてあります。これを読まれて、何がおかしいのだろう、何もおかしくはないのでは?、と思う方もおられるかもしれません。

 この法律の中で、発達障害とは、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢において発現するものとして、政令に定めるものをいう。」としています。

 さて、これらの発達障害の中で、共通する問題は何かと言いますと、人との関係性に問題があるということです。つまり人とかかわっていく、と言うことです。相手の気持ちを感じ取りながら、言葉やそれ以外の表情とか声とか、しぐさなどの手段を使って、お互いのやりとりをしていくことに、日常生活に支障が出るほどの不適応がある、と言うことです。

 ここで、今回の問題点を申し上げます。幼児期の子どもさんで、言葉が出ない、言葉が遅い、多動である、感情のコントロールができない、などの、発達に不安がある子どもさんがいたとき、医師、言語聴覚士、保健師などの方々は、人との関係性に不適応があるから、発達障害の疑い、可能性が強い、あるいは発達障害の診断をつけます。

 しかし、ちょっと待ってください。この人との関係性は、子どもさんたちは、お母さんを中心とした、人とかかわっていく経験から、学んでいくのではないですか?「2才だから、二語文が出てるはず」「3才だから会話ができていなければならない」と言うものではありません。それまでに、色々な経験を積んで、学んでいくのです。ということは、例えば、同じ3才時でも、それまでの育ち方、経験の仕方で、人とのかかわり方に個人差が出ても、何ら不思議ではありません。しかし、現在の全国の多くの発達支援センターや保健センターなどでの発達相談、あるいは、健診などでは、幼児期の人との関係性の遅れについて、「個々の経験や環境の違いによる、個人差の発達の遅れの可能性」があることを取り上げず、ただただ「発達障害」の可能性しか言及しません。これは、本当に異常ですし、大問題なことです。まだ、経験も少ない幼児期の子どもさんにとって、まだまだ、これから経験を積んで、人とのかかわり方を学んでいかなければならないのに、経験を積ませる前に、「あなたは障害です」と言っているわけです。

 これは、やはりおかしいです。それに対して、楽しい広場は、「発達療育」という考え方、方法を提示しました。なかなか、全国に浸透していくのには時間がかかりますが、しかし、必ずや、この異常を是正します。どうぞ、皆さん、お力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015/10/27(火) 00:17 | izawa

 2才4か月の男のお子さんで、言葉が出ない、意味不明な宇宙語をお母さんに向かって言ったり、一人で言っていることが多い、という、ご相談を最近いただき、それへの返信の内容を中心に、今回は、説明をしていきたいと思います。

 我々が使う「言葉で話す」というのは、2つの要素から成り立ちます。1つは、言葉を出す口腔機能。つまり、息を出し、唇や舌、頬などを使って、「あ」とか、「ぶ」とか、「み」などの音、そして、それらを組み合わせた「言葉」を出すということです。そして、もう1つは、その音や言葉を使って、「やりとりをする」ということです。

 2才代、3才代で、言葉がない、宇宙語を一人で話す、というご相談は、多いです。しかし、宇宙語を話す、と言うことは、意味は不明だけれど、はっきりとした音、言葉を発しているということです。しかし、お母さんにしてみると、それは、言葉を発している、とは、到底思えないのでしょう。自分の子どもは、「言葉が出ない」と思っています。つまり、それは、言葉を使って「やりとり」をしていないからですね。言い換えると、言葉を発することはできていても、人とやりとりをしなければ「会話」は、成り立たない、ということです。

 宇宙語と言うのは、たぶん、アニメやコマーシャルのせりふや歌などではないかと思われますが、宇宙語を話している、ということは、言葉を出す、口腔機能は出来上がっている、と言うことですね。であれば、やりとりを増やし、そのやりとりを言葉でできればいいわけです。幼児期の子どもさんは、お母さんの「安心感」をベースにして、お母さんとやりとりの経験を積んでいきます。ですから、お母さんとのやりとりを増やして、お子さんが「言葉で伝えたい状況」をたくさん作る、と言うことが重要になってきます。お母さんとのやりとりを増やす、ということについては、楽しい広場のブログの、2015年1月18に位置付けの「発達療育19」のところで述べていますので、ご参照ください。

 

 

 

 

 

2015/10/26(月) 21:29 | izawa

 しばらくの間、月1回の療育教室でしたが、10月に急きょ、月2回行い、11月からは、当分、月2回行う予定です。

 11月は、15日(日)と、23日(月:祝日)に行います。会場は、これまでと同じ、星槎さっぽろ教育センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラビドールN11、2階)です。料金は、1時間2500円です。ご希望の方は、メールでお申し込みください。

2015/10/18(日) 18:04 | izawa

 10月25日(日)の療育教室ですが、キャンセルが出ましたので、17:15~18~15が空いています。時間帯が遅いのですが、療育相談のご希望の方がいらっしゃれば、ご連絡ください。 楽しい広場 伊澤

2015/10/07(水) 21:29 | izawa

 楽しい広場の10月の療育教室ですが、25日(日)は、予約がいっぱいになりました。12日(月:祝日)は、まだ空いています。お知らせしてからの時間が短くて、大変恐縮ですが、ご希望の方、どうぞ、ご連絡ください。

2015/10/07(水) 21:29 | izawa

 楽しい広場の10月の療育教室ですが、25日(日)は、予約がいっぱいになりました。12日(月:祝日)は、まだ空いています。お知らせしてからの時間が短くて、大変恐縮ですが、ご希望の方、どうぞ、ご連絡ください。

2015/10/06(火) 08:25 | izawa

 10月の楽しい広場の療育教室ですが、当初、25日(日)を予定しておりましたが、予約を6件いただき、現在、17:15~18:15だけが空いております。つきましては、時間はないのですが、10月12日(月:祝日)に、星槎さっぽろ教育センターで療育教室を行います。療育相談をご希望の方で、ご都合がつくようでしたら、そちらの方もご検討ください。お待ちしております。

2015/10/06(火) 08:18 | izawa

 10月12日(月)に予定いたしておりました、楽しい広場の実践療育研究会は、中止をいたします。ご了承ください。

2015/09/27(日) 19:43 | izawa

 楽しい広場が推し進める発達療育では、発達に不安のある子どもさんの、その不安を解消することが目的です。具体的には、例えば、言葉の発達の遅れがあれば、発達を促し、同じ年令の発達段階まで追いつくようにし、感情のコントロールに問題があれば、その問題行動を改善することです。これは、当たり前のことです。

 しかし、これまで多くの相談を受けて、日本の多くの早期療育の現場では、早期療育の目的が大きく、違うことが浮き彫りになってきました。それは何かと言いますと、まず、発達に不安がある子どもさんが、発達支援センターやデイサービスなどに行くと、その子どもさんは、「障害児である」というところから、スタートします。まだ、障害があるかどうか、はっきり分からない状態でも、障害がまだ顕在化する前の状態であると考えます。そして、子どもさんが、障害児であると判断したら、そこから、早期療育がスタートします。

 例えば、3才2か月で、言葉の発語が10個くらいしかない子どもさんがいたとしいます。この子どもさんは、発達のばらつきが大きく、こだわりもあるし、言葉が3歳2カ月なのに発語が10個しかないのだから、自閉症スペクトラムの疑いがある。であるならば、発達障害児なのだから、将来、言葉の大きな発達は見込めない。でも、将来、豊かな生活を送るために、言葉以外のコミュニケーション手段を身につけさせよう、と考えます。そこで、何をするかと言いますと、言葉の代わりに、サイン、ジェスチャー、絵カード、写真などを使っての、コミュニケーションを身につけさせようとします。言葉をどんどん使いながら、これらを利用する、と言うのであれば、まだ、良いでしょう。しかし、実際は、言葉をどんどん使ったら、障害児なのだから、混乱してしまう、子どもが理解しやすいような言葉を使う、とします。ティーチプログラムでいう、「言葉の構造化」というものです。
 「そこのとなりの・・・・」ですとか、「これ、あそこのアンパンマンの隣においてきて」などの、「そこの~」ですとか、「あそこの~」などを大人が使うのは言語道断、子どもが混乱するだけだから、使ってはいけないとします。そして、言葉は最小限にして分かりやすくし、他のコミュニケーション手段を使おうとします。一番わかりやすいのは、「ちょうだい」ですとか、「いらない」などの意思表示をするとき、片手や両手を前に出すような、サインやジェスチャーをどんどん教えていきます。それに合わせて、「ちょうだい」「いらない」などの言葉を合わせて言わせようとはしないでしょう。そこが、楽しい広場が進める、発達療育と大きく違うところです。ちなみに、楽しい広場では、どんどん、普通に言葉を使います。昔から言われている、「言葉のお風呂に入れる」というやつです。子どもにとって、難しい言葉は素通りしていきます。理解できないのですから、混乱のしようがないでしょう。理解力がついてきて、今まで素通りしていた言葉が、耳に入ってくるのです。

 発達療育では、障害があろうとなかろうと、診断があろうとなかろうと、今、3才2か月で発語が10個くらいの子どもさんの発達にとって、何が一番大切かといったら、将来人間として生きていく上で重要な、言葉の発達、とくに発語を伸ばしていくことでしょう。ですから、それをやりましょう、ということです。10くらい発語があるのであれば、口腔の機能的な問題はないと思われますから、あとはお母さんとの日常的なやりとりを増やして、子どもさんが「しゃべりたい」、「言葉で相手に伝えたい」状況を多くつくるように、親御さんにアドバイスします。そうすれば、3才2か月であっても、言葉は出てきます。そういう成長をされた子どもさんを、楽しい広場ではたくさん見てきています。それが強みです。

 言葉の発達が遅ければ、言葉を伸ばす、多動であれば、多動を改善させる、感情のコントロールができなければ、できるようにさせる、そのための理論と方法をもっているのが、発達療育です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015/09/26(土) 23:53 | izawa

 10月の、楽しい広場 実践療育研究会は、12日(月:祝日)13時~15時に、星槎さっぽろ教育センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3)で、行う予定です。

 発達に不安のある子どもさんの、不安の原因を明らかにし、発達の遅れを伸ばし、問題行動を改善することができる、療育の専門性を研究し、実践に生かすことが研究会の目的です。

 今の日本の早期発達相談、早期療育と大きく違うところは、たくさんありますが、その一つは、基本的な「子どもの発達の流れ」を理解し、それを基準にして、個々の子どもさんの発達の不安を改善していくということです。言葉はどのように発達していくか、人とかかわっていく力はどのように発達していくか、認知的能力はどのように発達していくのか、ということを、しっかり把握しておくということです。

 第1回は、これらの発達の流れの概要を学習し、研究していきたいと考えています。そのほかに、事例研究を行います。会費は、500円です。

 実は、以前にも、療育セミナーという形で、現在の日本の早期療育を批判的に研究し、楽しい広場の療育の考え方や方法を話したことがあるのですが、参加された実際に療育機関で療育を行われている方々から、実際に、自分が仕事をしている職場で、楽しい広場の考えややり方を実践していくのは、非常に難しい、という話をお聞きしました。つまり、職場では、現在の日本の早期療育の考え方で療育を行っていて、その中で、波風を立てて、新しい考え方の療育を行うのは、勇気がいる。と。

 なるほど、と思いました。ただ、今回のブログで、発達療育1~27で展開している、発達療育の考え方やその方法論は、これまで、それによって、たくさんの子どもさんが、大きく成長した、という実績の上に成り立っているものです。子どもさんお成長のために役立つ可能性の高いものです。いろいろなしがらみもあるかもしれませんが、日本中のたくさんの子どもさんや、親御さんのためにご参加ください。

 参加ご希望の方は、メールで、お名前、ご職業、連絡先のお電話番号をお伝えください。よろしくお願いいたします。 楽しい広場 代表 伊澤