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2023/02/07(火) 12:15 | izawa

 楽しい広場の2月の療育教室(こども発達相談、ことば伸び伸び教室)は、19日(日) 9:00~16:00に行います。会場は、札幌市社会福祉総合センター 第1会議室、料金は1時間3000円です。

 幼児期の子どもさんの言葉の遅れ、多動、かんしゃく、会話能力の不安、一斉指示が通らないと言われたなどの発達の不安について、「子どもさんの生活経験の分析」から原因を考え、改善の方法を提示していきます。

 どうぞ、一度お問い合わせください。詳しくはホームページメニューの「こども発達相談」「ことばの伸び伸び教室」をご覧ください。お待ちしております。

 

2023/01/16(月) 13:15 | izawa

 1才半健診があるということでもお分かりかと思いますが、1才半頃というのは重要な発達の節目です。

 まず身体面では、だいたいこの頃「ひとりで歩く」ようになります。それにより、子どもの活動範囲が大幅に広がっていきます。

 認知面では、「延滞模倣」といって、モデルが目の前にいなくても、昨日見たことを今日模倣することができるようになります。そして、その延滞模倣ができるというのは、物事の「順序を記憶する」ということができるということを意味します。これは、「物事を整理して理解する」ことができるようになるということを意味し、認知面でのとても重要な発達です。

  言語面に関しては、「命名の爆発」と言って言葉をたくさん覚えていきます。そして更に「命名の洞察」と言って、「物には名前がある」ということを見通すことができるようになり、それにより物を指さして「これ?」「なに?」などと大人に対して命名を求めたり、自ら命名することが増えていきます。

 そして発語という面では、1才半頃から言葉が出だします。早ければ1才頃から出だすお子さんもいます。そして、ここでしっかりと強調しておきたいことは、言葉が出だすのが1才半より遅いお子さんもたくさんおられるということです。

 2才、2才半、3才、3才半と遅いお子さんはたくさんおられます。単に個人差の場合もありますし、障害以外の何らかの理由がある場合がたくさんあります。この、障害以外のたくさんの理由を皆さんに明らかにしていくのが、療育教室 楽しい広場の使命の一つです。

 1才半で言葉が出ていないとしても、その理由が分かればいたずらに不安に感じることはないですよね。その上で親御さんに、落ち着いてしっかり子育てをしていただくことが、療育教室 楽しい広場の大切な願いなのです。

 

 

 

 

2023/01/10(火) 13:32 | izawa

 言葉をしゃべる上で、根本的に大切なことが「声を出す」ということ、「発声」ということです。声が出なければ、当然言葉はしゃべられません。

 足掛け16年の早期療育の中で、全く言葉が出ない子どもさんで、その後楽しい広場での直接の指導と、ご家庭での働きかけの結果、言葉が出て普通にしゃべられるようになったお子さんが二人います。男女一人ずつ、そして二人とも当時4才の少し前でした。

 女のお子さんは、緊張性が強い感じでした。例えば、外でほかの人と会うと緊張してしゃべらなくても、お家だとしゃべることも多いのですが、そのお子さんは、お家でもしゃべりませんでした。
 その中で考えられたのは、原因は体の身体的な個性という意味での「気質」という点で緊張性が強いのではないか、それが言葉が出ない原因なのではないか、だとすれば、楽しい広場の教室で緊張性をほぐすような遊びを中心としたかかわりを積み重ね、お家でもお父さん、お母さんと一緒に遊んでもらう機会を作ってもらうなど積み重ねていくことにより、本人の気持ちの安心感を広げていくことにより、言葉が出てくるのではないかと考えました。その結果、4か月後には、お母さんがそのお子さんが発語した言葉をメモに書き留めることが難しいほど、言葉がたくさん出だし、しゃべるようになりました。
 これは、緊張性を安心感で解きほぐすことで声が出るようになり、その次に言葉が出るようになったのではないか、と考えられます。

 

 もう一人の男のお子さんの場合、言葉は全く出ませんが、身振り、表情でコミュニケーションをとることができていました。実はこのお子さんはろうそくの火を息を吹いて消すことができませんでした。この時の表現としては、「息を吹くことを忘れてしまった」かのような感じでした。もちろん、息を吸って息を吐くという呼吸はできていますが、「口をすぼめて息を吹くことができない」のでした。であれば当然声も出ず言葉も出ません。

 そこで楽しい広場での指導の時間やご家庭で、ろうそくの火を息で吹き消す練習を繰り返しました。1か月後くらいには、息を吹きかけることができるようになり、その後は「ば」「ぷ」「ま」などの単音を言えるようになり、それが単語とつながり、一気に言葉が出るようになりました。「言葉の大本は発声だ」改めて感じました。

 

 今、言葉が出ない、発語が少ないという幼児期のお子さんがおられたら、お母さん、お父さんと一緒に、一日の中で10分や15分でも構いませんので遊び、お子さんが表情豊かになったり、キャッキャと声を出して喜ぶことが増えれば、言葉が出るための栄養になるのではないかと思います。

 今回は以上です。

 

 

 

 

 

2023/01/08(日) 14:06 | izawa

 例えば、まだ発語がない幼児期の子どもさんが大きいスクリーンの前に一日中ずっと座り、アニメや子供向け番組、音楽あるいは大人向けの番組、ニュースなどを一か月、二か月、三か月見て、聞いたとします。子どもさんの周りには言葉があふれ続けていますが、三か月経っても、半年経っても言葉は出てこないでしょう。それはなぜか?

 それは、言葉を出して、「誰かに伝えたい」と思わないからだと考えます。誰か相手がいて、その人に「あっ、プーさんだ。かわいい」と伝えようとする状況が全くないからです。

 言葉が出る、言葉でコミュニケーションをするということは、いろいろな要素を必要とします。
 例えば
  ・声を出す(発声)
  ・名前を覚える(バナナ、くつ、かさなど)
  ・言葉の使い方(言葉の種類、言い回しなど)
      ・言葉の伝え方(言葉+言葉以外のコミュニケーション手段:例えば    動作、表情など:を組み合わせた伝え合い方)
      ・相手の気持ちや心の状態を感じ取る(発達心理学では心の理論と    
   言います)
などが考えられます。つまり、大きいスクリーンの前で動画を見、声や音を聞き続けても、これらの要素は満たされないということです。

 ではどうしたら満たされるか?  それは基本的にお母さんを中心とした大人とのかかわりで満たされ、それらが組み合わされながら経験をして、発語や言葉によるコミュニケーションにつながっていくと考えられます。

 こう考えると、例えば2才や3才で発語がない、発語が少ないという子どもさんがおられたとき、知的な大きな遅れがないとして、自閉症などの発達障害以外に、「発語や言葉のコミュニケーションが遅れる原因がたくさん考えられるなあ」と気が付かれると思います。こういう考えを基に、療育教室 楽しい広場の発達療育は行われています。

 今回は以上です。

 

 

 

 

2023/01/06(金) 13:34 | izawa

 皆様、新年あけましておめでとうございます。本年も療育教室 楽しい広場をどうぞよろしくお願いいたします。

 本年、2023年(令和5年)は、コロナ禍も必ずや落ち着いてくると思います。「子どもさんの生活経験を分析して、発達の不安の原因を考え、改善方法を提示し、実践していく」という発達療育の考え方、方法論を、どんどん具体的に、日本中の早期療育、幼児教育に関係するお子さん、親御さん、指導者の方々にお伝えしていく所存です。セミナー、アドバイザー、講演、そして療育教室を通じて、たくさんの方々と交流をさせていただきたいと考えております。

 1月は22日(日)に療育教室(こども発達相談、ことば伸び伸び教室)を札幌市社会福祉総合センター 第1会議室で行う予定です。詳しくは、ホームページメニューの「楽しい広場 こども発達相談」「楽しい広場 ことば伸び伸び教室)をご覧ください。お待ちしております。

 

 

 

 

2022/12/16(金) 13:19 | izawa

 小学校に入ると、勉強(学習)とそれ以外の時間あるいは場面というものはある程度はっきり分かれてきますが、就学前の幼児期の子どもさんにとっては。それらはもっともっと混ざり合っていると思います。

 つまり、昔から言われているように「子どもにとって遊ぶことが勉強」あるいは「子どもにとって遊ぶことが仕事」であり、その他の幼稚園や保育園、こども園などでの生活や家庭での生活すべてが、これから人間として成長するための「学習する場」であると言えます。

 そうであるとすると、子どもさんにとって、生活経験が学習の場であるとすると、子どもさんには当然個人差もありますし、生活環境や生活経験の仕方が千差万別です。ですから、子どもさんによって、遅れが出たり、あるいは逆に成長が早かったり、あるいは「今の子どもの状態は大丈夫なのだろうか?」と不安になったりすることが出てくることも、至極自然です。

 このような考え方を基本にして、我々の発達療育では、子どもさんの発達の遅れや問題行動などの発達の不安の原因を、「子どもさんの生活経験」から分析して考えていきます。これが大きな特徴です。

 そして、それらを分析し、原因を明らかにし、発達の不安を改善する具体的な理論、方法論をもっているのが我々の発達療育です。これまでの足掛け16年間の実践の強みでもあります。

 療育教室 楽しい広場の「こども発達相談」や「こどば伸び伸び教室」、そしてオンライン相談やメール相談では、16年間の実践に裏打ちされた、これらの具体的な理論や方法論を駆使して対応をさせていただいています。この「具体的」というところが、発達療育の強みです。

 発達に不安をおもちのお子さんのお父さん、そしてお母さん、ぜひ一度楽しい広場にお問い合わせください。お待ちしております。 

 

 

 

 

 

2022/12/05(月) 15:04 | izawa

 昨日12月4日(日)札幌市社会福祉総合センター 第1会議室を会場に療育教室を行いました。

 今回は、かぜでお休みのお子さんもいて、ことばの教室が1件でしたが、令和4年最後の療育教室が無事終了いたしました。

 

 療育教室 楽しい広場では、発達に不安をおもちの幼児期のお子さんに関する早期療育を行っています。そして、楽しい広場が行っている早期療育を「発達療育」と名付けています。

 発達療育の大きな特徴は、子どもさんの発達の不安の原因を考えるとき、知的障害や発達障害などの「障害」以外から原因を考え、それを基に改善のための方法を提示していくということです。

 「かんしゃくが多いには発達障害」「ことがが遅いのは自閉症」などということがよく言われていますが、「ちょっと待ってくださいよ.それ以外にたくさんの原因が考えられますよ」ということを発信しています。つまり、「それ以外の原因とは何なのか?」「どうやって改善していくのか?」ということを具体的にお伝えしています。

 

 「発達療育」の方法論の特徴は「生活経験を分析して原因を考える」ということですね。具体的には次の4つの視点から考えます。

  1 発達段階(認知、言葉、コミュニケーション、対人関係等)
  2 身体的特徴の有無(感覚過敏、視覚優位、気質等)
  3 お母さんとのかかわり方
  4 生活環境(家族構成、生活リズムなど)

 これらを基に「こども発達相談」や「ことば伸び伸び教室」を行い、更にその理論と方法論を療育セミナーや講演、療育アドバイザーなどの活動を通して、幼稚園教諭、保育士、デイサービス指導員などの方々にお伝えしております。

 また、札幌から遠く離れているお子さんや親御さんに対しては「オンライン発達相談」(有料)や「メール相談」(無料)行っております。

 更に発達療育の具体的な理論と方法論については、電子書籍『障害以外から原因を考える「発達療育」』にまとめ、出版ております。

 

 子どもさんの発達の不安の原因を障害以外から考えてみたいと思われている方々、どうぞ療育教室 楽しい広場のノウハウをご活用ください。お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/11/29(火) 13:43 | izawa

 お母さんは、幼児期の子どもさんとどのようにしてコミュニケーションを取っているでしょう。

 まず思い浮かべるのは「言葉」でしょう。お子さんがまだしゃべられなくても、お母さんが言ったことをちゃんと理解しているのだろうか、早く言葉が出てくれないかなあ、と考えられているお母さんも多いことでしょう。

 しかし、お子さんが言葉が出てしゃべる前に、実はたくさんの重要なコミュニケーションの経験が必要なのです。

 つまり、言葉以外のコミュニケーション手段を使ったコミュニケーションの経験です。例えば、お母さんの表情、まなざし、声、動作、しぐさ、雰囲気などです。

 いつそのコミュニケーションの経験をしているかと言いますと、日常生活の中のそれぞれの場面、朝起きて着替え、食事、トイレ、保育園や幼稚園、こども園に行かれている場合はそこでまた着替え、お出かけ、園での生活、おうちに帰ってきて遊ぶ時間、おやつ、食事、お風呂、就寝といろいろな場面が考えられますが、その中でお母さんとのコミュニケーションの場面はとても多いですね。

 言葉以外のコミュニケーションの手段の中で、例えば「声」を考えてみましょう。一人のお母さんの声でも、優しい声、ちょっと怖い声、普通に話す声、大きい声、小さい声、高い声、低い声、などいろいろな声があります。それをお母さんとのやり取りの中で聞き取っていきます。

 つまり、言葉以外のコミュニケーションというのは、たくさんあり、とても繊細なものであるということです。そういうやり取りを重ねていって、どんどんお子さんがお母さんに自分の気持ちを「伝えたい」という場面が多くなり、その延長上に「言葉でしゃべる」ということが出てくると考えます。

 今回、お伝えしたいのは、お子さんたちが「言葉でしゃべる」前にはいろいろなコミュニケーションの経験が必要であるということです。「急がばまわれ」で、言葉が遅くてもいろいろな手段を使ったコミュニケーションを積み重ねていきましょう、ということです。

 具体的には、一日5分でも良いのでお母さんと一緒に遊ぶことです。無言で遊ぶことはまずありませんから、遊びながら何らかのコミュニケーションをしているはずです。試してみてください。

 今回は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/11/25(金) 12:56 | izawa

 早くも、師も走るほど忙しい月と言われる12月(師走)の療育教室の御案内です。

 12月は4日(日)に行います。会場は、札幌市社会福祉総合センター第一会議室で、料金は1時間3000円です。

 言葉が遅い、多動・落ち着きがない、コミュニケーションに不安がある、友だちとトラブルになりやすい、かんしゃくが激しい、一斉指示が通らないと言われたなど、発達に不安のある幼児期のお子さんが対象の発達相談やことばの指導です。

 楽しい広場が行っている「発達療育」では、、子どもさんのそれまでの生活経験を分析して発達の不安の原因を考えていきます。

 生活経験の分析とは具体的に、次の4つの視点から分析していきます。

 1 発達段階(認知、言葉、人との関係性など)
 2 身体的特徴の有無(視覚優位、感覚過敏、気質など)
 3 お母さんとのかかわり
 4 生活環境(家族構成、生活リズムなど)

 詳しくは、ホームページメニューの「こども発達相談」「ことば伸び伸び教室」をご覧ください。

 特にお子さんが自閉症などの発達障害ではないかと不安に思われているお父さん、お母さん、原因は、それら以外にたくさんあります。是非一度お問い合わせください。お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/11/21(月) 12:54 | izawa

 大人のかんしゃくは自分で治すのは当たり前ですが、幼児期の子どもさんも同じと考えます。

 つまり、「自分で自分の感情をコントロールする」ようになるということが、かんしゃくをなくすことにつながると考えますが、ただし、幼児期の子どもさんの場合、自分でかんしゃくだと分からない場合が多いでしょうし、大人が働きかけてあげないと、なかなか治りません。

 それは、「自分の感情をコントロールする」ということは、「自分の感情を抑えなければない」ということも含まれるからですね。「自分を抑えるということ」はできれば、誰でも自分からやりたいことではありません。これは幼児期の子どもさんも同じで、だいたい3才頃から感情のコントロールができるようになり、更に周りの状況や他の人のことも考えながら、「その場に応じて自分の行動をコントロールする」という「自律性」が伸長していきます。

 その「自律性」が伸長するためにどうしても必要なのが、それまでに「ちょっと待つ」(ちょっと我慢する)などの「自分を抑える経験」なんですね。1才代、2才代で日常の生活の中で、基本的にお母さんとのかかわりの中で経験し、それが3才・4才で自律性につながっていくということです。

 そして、この「自分を抑える経験」は、自分で自分を納得させない限り、積み重ねることはできません。ですから、幼児期の子どもさんも「かんしゃくは自分で治す」なんですね。