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ブログ

2016/01/03(日) 16:04 | izawa

 明けまして、おめでとうございます。今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 今年は、楽しい広場が始まって、10年目に入ります。私、代表の伊澤は、今年、人生60周年を迎えることになります。ホームページの代表挨拶のところには、写真があるのですが、実は、あれは、50才のときのもので、写真を更新しようしようと思いながら、今年を迎えた次第です。実際にお会いしたお母さんから、「あれっ、ちょっと違いますね。」と言われてしまったこともありました。ハッハ

 12月30日のブログで、「発達療育」について、説明をいたしました。現在の早期療育は、その多くが、発達に不安のある子どもさんの不安の原因を障害と考え、診断し、障害児という前提で、将来、大きな発達の遅れがあっても、豊かな社会生活を送れるような、スキルを身に付けることを、最大の目的としています。

 しかし、発達に不安のある子どもさんの、不安の原因には、障害だけではなく、子どもの一般的な発達の流れを基準にして考えると、発達の個人差の範囲の遅れ、あるいは、発達していく上での何らかの経験のつまづき、という、教育、保育の範疇の原因が、考えられます。そして、その割合は、非常に多いと考えられます。
 

 その中で、発達療育では、子どもさんの発達段階に応じて、適切な働きかけをして、遅れている発達を伸ばし、課題のある行動を改善していく、実践を行ってきました。発達療育は、細かいメソッドが決められているわけではありません。ただ、発達療育を実践していく上で、しっかり、押さえておかなければならないのは、子どもの一般的な発達の流れをしっかり理解している、ということです。それを基にした、適切な指導方法は、いろいろあって構いません。認知の発達、言葉、人とのかかわり、社会性など、色々な面の発達に流れがあります。それを理解していくためには、発達心理学、認知心理学、言語学、教育方法論・指導論、保育論など、いろいろ学ばなければならないことがあります。ですから、マニュアルを覚えるように簡単にはいきません。

 しかし、是非、全国のたくさんの子どもさんや親御さんのために、発達療育を基にして、子どもさんの成長を導く療育を実践する指導者が、たくさん出てきていただきい。
 そのために、楽しい広場は何ができるか、考えました。そして、日本中、どこへ行っても、発達療育の考え方、方法論をお話しできるように、今、冊子をまとめています。
 内容は、次のようなものです。
 ・色々な面の発達の流れのまとめ
 ・ちょうど、1年前の2014年の11月から、楽しい広場のブログで、発達療育
  1~27として連載しました、発達に不安のある子どもさんに対する、原因や
  具体的指導方法について、
 ・指差し、視線を合わせる、クレーン現象など、発達療育におけるキーワード

 

 実は、これまで、楽しい広場の実践を札幌や、東京・大阪など全国各地で積み重ね、それを基に、お金を出していただけるような企業にお願いをして、寄付を募り、そのお金を基礎にして、全国にどんどん発達相談や講演会をしようと考えていました。しかし、やはり、それは無理だと考えるようになりました。それでは、札幌を始めとする全国の発達相談や早期療育は変わりません。やはり、親御さん、子どもさんの声が、願いがなければ、変わりません。そう思いました。今まで、楽しい広場が、一人だけでもやらなければと頑張ってきましたが、やはり、日本の早期療育を変えるには、一人ではできません。たくさんの方々のお力が必要です。そう思いました。

 今年から、少しでも多く、全国各地を回りたいと思います。各地に行くために貴重なお金を出していただいた、賛助会員の方も、現在、5名いらっしゃいます。今年は、多くの子どもさん、親御さんのために、日本の早期療育を変えるスタートにしたいと思います。みなさん、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 そして、これまで、発達相談や療育教室などで、楽しい広場とかかわっていただいた全国の親御さん、もし、子どもさんが成長されましたら、その様子をお伝えいただけないでしょうか。今は、口伝えとこのインターネットが、楽しい広場を知っていただく手段です。皆さん方のお子さんの成長の様子を、全国の多くの方々に知っていただければ、安心して、楽しい広場のことを考えていただけると思います。何卒、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

2015/12/31(木) 14:56 | izawa

 「発達療育」とは、療育教室 楽しい広場が、平成19年から始めてきました、療育相談や言葉の指導を通じて、築きあげてきた、発達に不安のある、主に幼児期の子どもさんに対する療育の考え方、方法論です。

 

★発達に不安のある子どもさんとは?(特に多いもの)

(1)発語がない。
  ・2才、3才、4才くらいの子どもさんで、言葉が出ない、少ない。

(2)会話についていけない。
  ・3才、4才、5才、6才くらいの子どもさんで、友だちとの会話についていけ
   ない。
  ・幼稚園や保育園で、みんなで先生の話を聞いているときに、一緒に指示
   通り行動することができない、一人みんなと違うことをする。

(3)感情のコントロールができない。
  ・自分の思う通りにならないと、大声を出して泣く、駄々をこねる、大騒ぎを
   する、人をたたく、蹴るなどをする。
  ・靴をはくなど、自分でできることを、「やって、やって」とお母さんにやっても  
   らうまで、駄々をこね続ける。

(4)多動
  ・じっとしていない、落ち着きがない、人の目を見て話を聞かない、外で買い
   物などをしているとき、手を離すとどこへ行くか分からない。
  ・幼稚園や保育園で、みんなと一緒に先生の話を聞くときや集団で行動する
   とき、すぐどこかへ行ってしまう。

 以上が、これまでの療育相談や言葉の指導で、特に多かった、子どもさんの
発達の不安の内容です。
 

 

★現在の日本の早期療育の特徴と問題点

(1)日本の早期療育の特徴

 上記のように、子どもさんに発達の不安がある場合、多くの親御さんは、保健センター。発達支援センター、3才児健診などの健診、あるいは病院などに相談に行かれて、相談をされていると思います。
 そこでは、原因をどのように考え、どのように療育をしているのでしょう?

 楽しい広い場は、これまで9年間、のべで2000件以上、絶対数でも500件以上の親御さんから療育相談や言葉の指導での場面でお話を伺い、更に8年間で少なくとも500件以上の全国各地からの電話相談、メール相談でお話を伺った中で、札幌だけではなく、全国の実態が浮き彫りになりました。その結果、発達相談、早期療育の考え方、方法の多くが、全国で共通していました。

 まず原因については、それらの発達の不安の原因のほとんどを、自閉症スペクトラム、あるいは広汎性発達障害などの障害ではないかと疑い、あるいは診断を下します。つまり、発達の不安の原因を、障害という、医学の範疇でしか考えない、ということです。

 そして、療育の考え方として、これらの子どもさんは、発達障害の診断を受けていたり、あるいは、これから医師に受診をしたら、発達障害と診断されるのは間違いない。つまり、発達障害の子どもさんを療育するということになる、と考えます。そして、それらの子どもさんは、発達障害なのだから、言葉やコミュニケーション、社会性、人とのかかわりなどの発達は、将来、大きく伸びないだろう、しかし、発達が将来大きく伸びなくても、社会の中で、豊かに生活をするために、必要なスキルを身に付けていこう、と考えるのです。
 ですから、全国の多くの療育施設での療育と呼ばれているものは、言葉を伸ばすのではなく、大きく伸びないであろう言葉の代わりに、サイン、ジェスチャー、絵カード、写真を主たる手段として使うコミュニケーションを身につけさせます。あるいは、感情のコントロールができない子どもさんには、感情がコントロールできないのは障害のためで、状況が理解できず混乱してるのだから、周りの状況や環境を効果的に整えて、行動を変えていこう、とします。

(2)日本の早期療育の問題点
 これは、これまでに、楽しい広場の療育相談や言葉の指導を通じての親御さんたちの叫びです。私、楽しい広場の伊澤も全く同じ思いです。それは、
 
 「発達に不安がある子どもさんを目の前にして、障害があるとかないとか言う前に、言葉が出なければ、出す方法を、会話がうまくいかなければうまくいく方法を、感情のコントロールができなければ、感情をコントロールする方法を、多動であれば、多動が落ち着く方法を提示し、実践していくのが、療育の専門家ではないのか?」 
 これに尽きます。

 

 

★発達療育の考え方とその特徴

(1)発達療育の考え方
 子どもさんの発達上の不安の原因について、障害という医学的な視点からだけではなく、認知、言葉、コミュニケーション、人とのかかわり、運動などの一般的な子どもの発達の流れを基準にして、個々の子どもさんの発達の実態を把握し、それを基に、その原因として、発達の個人差の範囲の遅れ、あるいは発達上の経験の何らかのつまづきを考え、そこから適切な療育方法を導き出し、実際に療育を進めていきます。

 

(2)発達療育の特徴
 ここでは、重要なことを4つ述べます。

①一般的な子どもの発達の流れを基準にする。

  一般的な子どもの発達の流れを正確にまとめ、それを基に個々の子どもさ
 んの発達の実態を把握した上で、子どもさんの発達上の不安の原因を考え
 ます。なので、現在の多くの発達相談や早期療育の現場では、発達に不安の
 ある子どもさんは、「発達障害である」という前提から始めていますが、発達
 療育では、子どもさんの発達上の不安の原因は何か、から、始まります。そ
 の原因によって、療育が、医学的範疇になるか、教育や保育の範疇になるか 
 が明らかになります。

 

②発達心理学を用いる。

 現在の日本の多くの発達相談、早期療育では、ティーチプログラムに代表されるような、行動分析をもちいる、行動主義という考え方が主流です。端的に言うと、主観的な概念の使用を否定し、外から見える行動から全てを記述しようとする、心理学上の立場、考え方です。
 それに対し、発達療育では、発達心理学を用います。発達心理学とは、目に見えない心の働きが、乳幼児期からどのように発達していくかを考え、明らかにしていくものです。
 ここで、お分かりのように、現在の日本の多くの早期療育では、目に見える行動を重要視し、発達心理学の要素が影をひそめています。発達療育では、行動分析という考え方をもちろん否定はしませんが、「目に見えない心の働き」というものを明らかにしていく、発達心理学を重要な要素としています。そこが大きく違います。
 具体的な例で分かりやすいのが、「感情をコントロールできない」子どもさんに対する対応です。日本の多くの早期療育の現場では、子どもさんは障害なのだから、感情をコントロールできないのは、自分の状況や環境を理解できないためだと考え、子どもさんの周りの環境を分かりやすくする(構造化すると呼んでいる)ことにより、対応していこうとします。
 それに対して、発達療育では、一般的な子どもの発達の流れを考えると、3才から4才にかけて「自分で自分の行動をコントロールする」、自律性というものが急速に伸長します。言い換えると、「自己主張と自己抑制のバランスが取れる」ということです。ところが子どもさんによっては、いろいろな理由はあるのですが、小さいときから「待つ」とか「我慢する」という、自分を抑える経験をしていない子どもさんがいます。つまり、自己主張はたくさんするのですが、自己抑制ができないのです。そういう子どもさんの多くが、感情をコントロールすることができなくなる、ということになります。であれば、感情をコントロールするためには、「待つ」とか「我慢する」経験を増やしていく、と言うことが考えられます。

 このように、考え方が大きく違います。楽しい広場での療育相談や言葉の指導を通じ、この8年間を通じ、発達療育の考え方、方法を用いて指導し、子どもさんが大きく成長された事例が増えてきました。子どもさんの成長が、発達療育の考え方、方法論の効果を証明する、ということなのです。

 

③社会性の基本は、「自分の行動を自分でコントロールすること」

 社会性とは、「ルールや順番を守る」「約束を守る」「人と協力する」「人が嫌がることをしない」など、将来、人と一緒に社会の中で生活していく上で必要なことです。この基盤となるのが、「自分の行動を自分でコントロールする」、自律性です。これは、3才から4才にかけて急速に伸長します。そして、さらに、その基礎となるのが、「待つ」とか「我慢する」という、「自分を抑える」ということです。ただし、この「自分を抑える」ということは、ある年令になれば自然に身に付くというものではありません。なぜなら、「自分を抑える」ということは、誰もが、気持ちよく、自分でしたいと思うものではないからです。人間誰しも、できればしたくないものです。ましてや、生まれて、時間の経っていない、経験の少ない幼児期の子どもさんであれば、なおさらです。
 「自分を抑えること」 → 「自分の行動を自分でコントロールすること(自律性)」 → 「社会性」を身につけていくことは、親、大人の責務である、ということです。

 

④「人とかかわる力」は、育っていくものです。

 「人とかかわる力」は、育っていくものです。お母さんとのかかわり、お父さんや家族とのかかわり、祖父母や親せきのおじさんおばさんとのかかわり、保育園や幼稚園の先生とのかかわり、そして、大人とのかかわりの経験を基礎に、身近な友だちとのかかわり、小集団の友だちとのかかわり、大きい集団での友だちとのかかわり、あるいは大きい集団で先生の話を聞いて行動するというかかわり、など、人とかかわっていくには、順序があります。そして、それは、それぞれの段階で、人とかかわっていく経験を通して、初めて伸びていくものです。
 つまり、幼児期の段階で、友だちとうまく遊べない、友だちとうまく会話ができないない、先生の指示を聞いて、他の子どもさんと同じように行動ができない、などの子どもさんがいたとしても、それがすぐ発達障害ではない、ということ、それまでの人とのかかわりの経験を把握し、その子どもさんの発達段階を把握した上で、人とかかわる力を育てていくことを考えることが必要であるということなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015/12/30(水) 13:02 | izawa

 3才、4才、5才くらいのお子さんで、落ち着きがない、じっとしていない、人の目を見て話を聞かない、買い物に行っても、手を離したらどこに行くか分からない、保育園や幼稚園で先生の話をみんなと一緒に聞いていられず、みんなと違うことをしている、あるいはその場にいられず、すぐどこかへ行ってしまう、などの、行動特徴のお子さんが、全国にたくさんいらっしゃると思います。

 これらのお子さんが、保健センターや発達支援センターなどの相談、あるいは3才児などの健診、更には病院で受診をされる場合は、その多くは、自閉症スペクトラム、広汎性発達障害などの、発達障害を疑われたり、診断を下されたりします。

 これまで、9年間、楽しい広場で相談や指導をさせていただきましたが、これらのようなお子さんが、楽しい広場にもたくさん来られました。楽しい広場では、発達の遅れや、課題のある行動特徴の原因を考えるとき、障害という医学的な見方だけではなく、何らかの発達の個人差の遅れ、あるいは発達上の経験の何らかのつまづき、という視点から考えます。つまり、発達上の不安の原因が、医学の範疇ではなく、教育、保育の範疇である、ということです。

 これらの子どもさんの場合、発達上の共通する課題があります。それは、「相手を見て、人の話を聞く」という、コミュニケーションの基本が身に付いていない、ということです。楽しい広場では、「学ぶ態勢」と言っています。人とのコミュニケーションの基本であり、かつ、人間は人から学習していきますから、学習していく上での基本であると言えます。

 この「学ぶ態勢」を身に付けるために、ご家庭でできるのが、お子さんに「食事の前に、30を数えさせる。」というものです。ここでは、まず、30の間、「待つ」ということができるようになります。「待つ」ということは、「自分を抑える」ということ、つまり「ルールを守る」「約束を守る」「人と協力する」という、「社会性」の基本になることです。そして、食べたいのを必死で我慢して、目の前にいるお母さんやお父さんを意識し、話しを聞きながら30を数えることによって、「相手を見て、話を聞く」という、コミュニケーションの基本が身についてきます。

 これまで、札幌の楽しい広場に通われている子どもさんや、メール相談をされている全国各地の子どもさんで、「食事の前に、30を数えさせる。」をすることにより、子どもさんが落ち着いてきた、幼稚園の先生から、きちんと先生の話を聞くようになりました、など、はっきりと成長をしている子どもさんが、着実に増えてきました。上記のような行動に不安のある子どもさんに、取り入れてみてはいかがでしょう。そして、それによって、子どもさんが変わり、成長したとすれば、お父さんやお母さんが心配されていた、お子さんの行動の不安の原因が、障害という医学の範疇ではなく、教育、保育という範疇のものであるという、証明にもなるのです。

 

 

 

 

 

 

2015/12/28(月) 12:14 | izawa

 新年、平成28年1月の楽しい広場の療育教室は、11日(月:祝日)と17日(日)に行います。会場は、星槎さっぽろ教育センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラビドールN11 2階)です。

 ご希望の方は、メールでお問い合わせください。(担当:伊澤)

2015/12/01(火) 00:19 | izawa

 12月の療育教室は、13日(日)と23日(水:祝日)です。

 会場は、星槎さっぽろ教育センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラビドールN112階)です。料金は、1時間2500円です。

 ご相談をご希望の方は、メールでお問い合わせください。

2015/11/22(日) 23:50 | izawa

 1才、2才、3才ぐらいのお子さんで、花火の音、トラックの音、駅のホームの音、大きいピアノの音、デパートなどの催し物がある所の音、人がたくさんいるところの音、赤ちゃんが泣く音など、普通人が気にならない音を聞くと、嫌がったり、泣き出すようなお子どもさんがいます。聴覚過敏と思われます。

 これまで、楽しい広場にも、聴覚過敏の子どもさんが、たくさん相談に来られました。中には、赤ちゃんの時、お母さんがちょっと寝返りをしたり、ちょっとドアを開けても目が覚めるような子どもさんもいましたし、1時間や2時間ごと目が覚めていた、という子どもさんもいました。しかし、そういう子どもさんたちも、その多くは、3才くらいから、過敏が全くなくなるわけではありませんが、だんだん落ち着いてきて、日常の生活に大きな支障が出なくなります。楽しい広場を始めて8年になりますが、聴覚過敏の子どもさんたちは、だいたい落ち着いてきます。触覚過敏の子どもさんも同様です。

 聴覚過敏の子どもさんたちは、言葉の遅れや、人とのかかわりが弱いなどの傾向がありますが、過敏が落ち着くのと反比例するように、言葉や人とのやりとりの力が上がっていきます。過敏が落ち着くまでは、「穏やかな受容」が基本です。無理をして、嫌がる音に慣れさせるということをしてはいけません。本人が嫌がる音の所は、なるべく行かないように配慮されるとよいと思います。

 現在、聴覚過敏や触覚過敏のほとんどの子どもさんが、発達相談や病院に行くと、自閉症スペクトラムや自閉症などの発達障害を疑われます。ですから、聴覚過敏や触覚過敏の子どもさんが、そういうところに行かれるのは、おすすめしません。3才から4才かけて、多くの子どもさんは過敏が落ち着くと思われます。「感覚統合」という、療育の考え方があります。その中で、感覚過敏の子どもさんの療育についても、述べられています。作業療法士、よく「OT」と呼ばれる方が、療育に携わりますが、ただ、ここで問題になるのが、この考え方の方々や作業療法士の方々は、感覚過敏の子どもさんを「発達障害児」として見ている、ということです。ですから、楽しい広場としては、お子さんの過敏の状態が、日常生活にそれほど支障がないのであれば、ご家庭で、お母さんと過ごされた方がよいと考えます。

 

 

 

 

 

2015/11/22(日) 22:58 | izawa

 人見知りが強い子どもさん、緊張性が強い子どもさんがおられると思います。保育園や幼稚園で、担任の先生以外の前に行くと緊張する、話ができない、友だちが遊んでいるところに入っていきたいが、なかなか入っていけない、話しかけられると固まってしまう、などです。

 現在、発達相談や健診、あるいは病院で受診すると、人見知りの強い子どもさん、緊張性の強い子どもさんは、その多くは、自閉症スペクトラム、自閉症などの発達障害と疑われたり、診断されていると思われます。しかし、人に関心がない、人の気持ちを感じ取れない、という発達障害と、人を意識しすぎるという人見知り、あるいは緊張性が強い、というのは、対極にあるものです。しかし、発達相談や健診、病院での診断の現場では、子どもさんの行動だけをみて、発達障害にしてしまうのが、現状です。

 楽しい広場にも、これまで、緊張性の強い、あるいは人見知りの強い子どもさんも、たくさん来られました。どうして、緊張性が強いのか、人見知りが強いのかは分かりません。体質的なものであるかもしれません。緊張性や人見知りが強いということは、不安になりやすい、ということですから、不安になりそうになったら、親御さんが安心感をもたせるように、留意されるとよいと思います。その上で、生活上で自信を持たせてあげるとよいと思います。決して、緊張性が強い、人見知りが強い、不安感の状態に慣れさせる、あるいは、その不安な状態を乗り越えさせる、というようなことをさせてはいけません。それでは、不安感が強くなるだけで、何より必要な「自信」をもたせることはできません。長い目で、ゆったりと子育てされることがよいと思います。

 

 

2015/11/21(土) 17:56 | izawa

 あさって、23日(月;祝日)に行う予定の療育教室ですが、14:45~15:55、16;00~17:00、17:15~18:15の時間帯に空きがあります。療育相談等ご希望の方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡下さい。会場は、星槎さっぽろ教育センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3)です。

2015/11/05(木) 00:33 | izawa

 11月の楽しい広場の、療育教室は、15日(日)、23日(月:祝日)の2回です。場所は、星槎さっぽろ教育センター(札幌市北区北11条西4丁目、2-3、ラビドールN112階)です。まだ、空きがあります。ご希望の方は、楽しい広場の方へご連絡ください。

2015/11/05(木) 00:27 | izawa

 2才、3才、4才のお子さんで、自分の思う通りにならなければ、1時間でも2時間でも大声を出したり、騒いだり、お父さん、お母さんをたたいたり、蹴飛ばしたりするお子さん、あるいは、靴を履いたり、着替えを自分でできるのに「やって、やって」と、お父さん、お母さんにやってもらうまで、駄々をこねているお子さんがいませんか?

 

 子どもは、3才~4才ころになると、「自分で自分の気持ちや行動をコントロールする力」である、自律性が急速に成長してきます。言い換えると、いろいろな場面や状況において、「自己主張と自己抑制のバランスが取れる」ということです。しかし、お子さんによっては、自己抑制がほとんどできておらず、バランスのとりようがない、場合があります。日常生活における自己抑制とは、少し「待つ」とか、我慢する」ということです。これができていないと、「駄々をこねれば、最後は、お父さん、お母さんは、自分の言うことを聞いてくれる」と子どもさんは思っています。言い換えると、「世の中には、自分の思う通りにならないことがある」ということに、まだ気が付いていないということです。「あきらめる」ということを知らないのですね。

 では、どうしたらよいか?それは、お子さんが、「あきらめる」ということを学ぶことです。具体的には、今度、お子さんが駄々をこねたとき、大声を出して叱ったり、怒鳴ったりする必要はありません。お父さん、お母さんは、「できないことは、できない」と平然としていてください。もちろん、平然を装うということです。1時間、2時間と続くかもしれません。このとき、お父さん、お母さんには、エネルギーが必要です。怒鳴ったり、大声を出した方が、よっぽど楽です。しかし、ここで頑張ってください。お父さん、お母さんが、いつまでたっても変わらなければ、お子さんは、根負けして、あきらめます。一度、「あきらめる」ということを身につけると、子どもさんは、ガラッと変わっていきます。だだをこねても、最後は自分で自分を抑制していきます。いままでも、それで変わっていった子どもさんがたくさんいます。最高記録は、後で、お母さんから電話で報告があったのですが、2時間半、バトルをして、とうとうお子さんがあきらめて、その後、子どもさんが、どんどん変わっていった、というものでした。

 これは、バトルです。しかし、一度、お父さん、お母さんがバトルに勝てば、必ず、お子さんは変わっていきます。どうぞ、覚悟をもって、子どもさんのために、バトルに勝ってください。