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ブログ

2019/07/24(水) 11:23 | izawa

 「愛想(あいそ)笑い」というのは、「ここは笑った方が相手との関係がうまくいく」「ここは笑っておいた方が得策だ」など、ほとんど瞬時に相手を見て笑う表情を見せる、ということかと思います。まあ、あまり良い意味ではとりませんね。
 これに対して「微笑(ほほえみ)」というのは、心和むときにでます。この二つは一見微妙なのですが、人間、このちがいはなぜか分かりますよね。そして、愛想笑いはしたくないと思いながら思わずやってしまいます。
 愛想笑いは、嘘と通じるものがあります。それは「相手をみて自分の表情(感情の表現)を操作する」ということです。良い意味で使う場合は、「笑顔を作る」というものがあります。相手を元気づけるという時に「笑顔を作る」ということがあります。

 いずれにしても、このあたりはそれぞれ微妙ですが、それは人への気遣い、心遣いにつながりますから、気疲れするときもありますが、せっかく人間として生まれて身についた、高度で複雑なコミュニケーション手段をこれからも場面に応じて使っていきたいものです。

 嘘も、愛想笑いも。子どもたちは身につけていくでしょう。嘘も愛想笑いも決して良いことではありませんが、人間ときには、どうしても使わなければいけない時もあります。子どもたちにとっても、「相手に応じて自分の表情(感情の表現)を操作する」という高度な、そして複雑なコミュニケーション手段を身につけているということが言えるのです。

 

 

 

 

2019/07/24(水) 09:06 | izawa

 療育教室 楽しい広場では、幼稚園や学校が夏休み中の7月の下旬から8月中旬まで、個別療育相談月間として、療育教室開催の日をいつも以上に集中して設定しています。
 ことばが遅い、いつも同じ遊びばかりして友だちと遊べない、宇宙語を話している、多動で幼稚園や保育園でいつも注意されている、かんしゃくが激しくて手に負えなくなっている、来年の小学校入学に向けて普通学級に行けるか不安がある、等々、子どもさんの発達に不安があるお母さん、お父さん、一度療育教室 楽しい広場の個別療育相談においでください。
 療育教室 楽しい広場の療育の特徴は、子どもさんの発達の不安について、「障害」以外の原因を考え、そして子どもさんの発達段階に応じた適切な働き掛けを行い、子どもさんの発達の不安を改善していくことです。
 
 7月から8月にかけての予定は次の通りです。
〈7月〉
〇27日(土)   9:00~16:00
   (会場)札幌市教育文化会館 303研修室
        札幌市中央区北1条西13丁目

〇28日(日)   9:00~16:00
〇31日(水)   9:00~16:00
   (会場)札幌市社会福祉総合センター 第1会議室
        札幌市中央区大通西19丁目1番1号

〈8月〉
〇10日(土)   9:00~16:00 
〇11日(日)   9:00~16:00
   (会場)札幌市教育文化会館 303研修室

〇 6日(水)   9:00~16:00
〇 9日(金)   9:00~18:00
〇13日(火)   9:00~16:00
   (会場)札幌市社会福祉総合センター 第1会議室

 料金は、60分3000円です。

 ご希望の方は、メールでお問い合わせください。

  メールアドレス  mail@tanoshi-ryouiku .com

  お待ちしております。 

 

 

 

 

2019/07/23(火) 17:06 | izawa

3歳の子どもは、自分のため、そして他者のために感情の表現を操作することができるようになります。自分のための感情の表現の操作の一つが「嘘をつく」でした。ということは、3歳児は次の二つのことができるようになると考えられます。
(1)3歳児は、自他の理解ができる。
(2)基本的な感情の表現を操作することができる。

 さて、3歳児はその他に、物事の意味がだんだん分かるようになってきます。そして、人とのかかわりの範囲が広がり、いろいろな経験を重ねることによって、「人の気持ちを考えながら行動する」ことができるようになってきます。
 これらの発達がつながりながら、だんだん、場面や状況に応じて行動ができるようになります。それに加え、「待つ」とか「我慢する」とか「順番を待つ」などの「自分を抑える」経験を積むことにより、状況や場面に応じて「自分は今〇〇をやりたい」という自己主張と、「今はお母さんに怒られそうだから言うことをきこう」という自己抑制のバランスが取れるようになってきます。これが3歳児における「自律性」です。
 つまり、「自分で自分の行動をコントロールする」ことができるということです。そして、この「自律性」は、その後の「約束を守る」「ほかの人と協力する」「ほかの人が嫌がることをしない」などの「社会性」へとつながっていくのです。

 

 

 

 

 

 

2019/07/23(火) 14:27 | izawa

 ある発達心理学の本の中に、3歳児に関する次のような実験が載っています。
「3歳児に実験室に来てもらい、しばらく待っていてもらう。そして子どもに、あなたの後ろにはびっくりするようなおもちゃが置いてあると実験者は告げ、それを見てはいけないが、実験者が戻ってきたらそのおもちゃで遊べると言っておいて、実験者はしばらく席をはずす。
 その間に子どもの様子を観察すると、子どもはたいていおもちゃを見てしまう。その後実験者は実験室に戻り、子どもに「見たか」と聞く。見たことを認めた子どもは4割で、それ以外の子どもは見なかったと嘘を言ったり(3割)、その質問に答えなかったり(3割)した.禁を犯しているとき、子どもの顔には関心や心配といった表情があったが、実験者が戻ってきてからは、彼らの表情や姿勢は嘘をついていない子どもたちと識別できない、なに食わぬものとなったいた。ここからは、3歳児の実践的な他者理解の巧妙さをうかがい知ることができよう。」
 「嘘をつく」ということは、「自分のために表情を統制している」ということを意味しています。つまり、「自分の感情の表現を操作している」ということです。

 今までは自分のために感情の表現を操作でしたが、3歳・4歳になると「他者のために表情を操作する」ことができるようにもなります。これも実験の中で、3・4歳児の女の子にまず簡単な作業をしてもらい、そのお礼に一度目は本人の好きなおもちゃを送り、次にもう一度作業をしてもらって今度は事前に調査をしておいた本人にとってあまり魅力のないものを贈ります。この2度目の贈り物をもらう時の表情を観察したところ、一人で贈り物を開ける状況では明らかにがっかりした表情を示しましたが、一人ではなく贈り主と一緒の状況では微笑することが多いことが見いだされました。

 この二つのことから、3歳児では、自分のため、そして他者のために感情の操作をすることができる、と言えます。
 つまり、ここで示しておきたいことは、次の二つです。
(1)3歳児は、自他の理解ができる。
(2)3歳児は、基本的な感情の表現を操作することができる。

 3歳はほかにもたくさんの重要な発達の伸びる時期で、発達がいろいろなところで動くダイナミックな時期です。そして、今回の「3才の嘘」は、「自分で自分の行動をコントロール」する「自律性」につながり、そしてそれが、「社会性」へとつながっていくのです。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/07/21(日) 18:01 | izawa

 本日7月21日(日)10:00~12:00、札幌市社会福祉総合センター第2会議室におきまして、療育教室 楽しい広場の第12回療育セミナーを行いました。
 療育セミナーは、指導者側の方々を対象としたセミナーで、本日は11か所の幼稚園や児童発達支援事業所の先生方14名に参加いただきました。
 本日のテーマは
 =障害以外の原因を考える=「興味が狭く、商標・マーク・文字などの
  特定のものや事柄にこだわる」でした。

 そしてその中で、そのような子どもさんたちは、「同時処理機能」という脳の認知処理機能の強い子どもさんに多いこと、その理由、そしてそういう狭い興味や関心のを広げ、人とのかかわりを広げるための働きかけの方法について説明をいたしました。後半は質疑応答、事例の研究を行いました。ご参加いただいた先生の皆さん、ありがとうございました。

 来月は偶数月ですので、「第2回 子育て お母さんセミナー」を行う予定です。

 なお、本日のセミナーの資料をご覧になりたい方は、療育教室 楽しい広場まで、メールでお名前とご住所をお伝えいただければ、無料で郵送いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/07/18(木) 19:45 | izawa

 今週の土曜日、7月20日は、札幌市教育文化会館 304研修室で個別療育相談、およびことば伸び伸び教室を行います。9:00~16:00の間です。料金は60分3000円です。

 発達に不安をおもちのお子さん、お父さん、お母さんぜひ一度おいでください。その際はメールでお問い合わせください。

 メールアドレス      mail@tanoshi-ryouiku.com

  お待ちしています。

2019/07/16(火) 15:40 | izawa

 「相手を見て、人の話を聞く」 なぜ、これかコミュニケーションの基本なのでしょうか?

 子どもは、自分のやりたいことはやるし、言いたいことは大人に伝えます。一人で遊ぶことが多い子どもさんは、この一方通行が多いと考えられます。他の人と一緒に遊ぶ、活動するということは、相手の話も聞かなければなりません。自分に興味があることもないこともです。
 自分が動作やことばで伝えたことに対して、あるいはそれとは関係なく、相手からも動作で伝えてきたり、ことばで伝えてきたりします。それに対応するためには、「相手を見て、人の話を聞く」というコミュニケーションの基本ができていないとできません。自分のやりたいこと、言いたいことだけ伝えればよいというものでは当然ありません。人の話も聞かなければなりません。
 そして、そのコミュニケーションの基本は、いろいろなことを学習する態勢へとつながっていきます。ですので、療育教室 楽しい広場では、このコミュニケーションの基本を、そのまま「学習する態勢」と呼んでいます。
 3才・4才で、多動で落ち着きがない、あるいは自分の好きな遊びだけやって一人で遊び、他の子どもたちと遊ばず、興味が広がっていかない場合などは、このコミュニケーションの基本ができていないと考えられます。

 では、どうしたら、このコミュニケーションの基本が身につくのでしょうか。
 療育教室 楽しい広場で指導をするとしたら、指導者がまず子どもさんの好きな遊び、例えばアンパンマンの積み木が大好きだとしたら、まずそれから一緒に遊びます。それが10秒くらいで席から立っていなくなったとしても、粘り強く続けて、10秒を20秒、20秒を1分、1分を5分にというように、少しずつ一緒に遊ぶ時間を伸ばしていきます。そして、それとともに、自分の大好きな遊びをこの次にやると伝えて、「今日はアンパンマンのパズルをしようかな」と別な遊びを誘い、手遊び、絵本、ぬり絵など、いろいろなものを使った遊びを一対一で行います。もちろん、アンパンマン以外のものもどんどん使っていきます。これを続けて、10分、15分と続けれれるにつれて、当然子どもさんと指導者とのやり取りを増えていますから、「相手を見て、人の話を聞く」というコミュニケーションの基本が身についてきます。

 多動であったり、自分の遊びの興味が狭かったり。こだわりがあると「発達障害」と簡単に思われがちですが、コミュニケーションの基本が身につけば、子どもさんはどんどん落ち着いてきます。その段階で、発達の不安を感じさせた行動は、発達障害ではもちろんない、ということが、はっきりするわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/07/16(火) 14:30 | izawa

★今週は、7月20日(土)9:00~16:00、札幌市教育文化会館の304研修室で、個別療育相談、ことば伸び伸び教室を行います。発達に不安のある子どもさんのお父さん、お母さん、ぜひ一度いらしてみてください。料金は、60分3000円です。メールでお問い合わせください。

  メールアドレス  mail@tanoshi-ryouiku.com

 

★次の日の7月21日(日)には、10:00~11:45、会場は、札幌市社会福祉総合センター 第2会議室で、幼稚園教諭や保育士、児童発達支援事業所の指導員の方々など、指導者側の方々を対象とした「第12回 療育セミナー」を開きます。
 テーマは、
  =「障害」以外の原因を考える=
 「興味が狭く、商標・マーク・文字など特定のものや事柄にこだわる」です。料金は、お一人2000円です。資料もあります。指導をされている先生方、どうぞ、いらしてください。

 

 

 

 

 

2019/07/14(日) 17:51 | izawa

 「2才半なのに一語文しか出ない。」「もうすぐ3才になるのに全く落ち着かなく多動。」「3才半でかんしゃくが激しく困っている。」「4才になるのに自分の好きなおもちゃでしか遊ばず、友だちとは遊ばない。」等々、お母さんがご自分でお子さんの発達の不安を感じたり、幼稚園や保育園の先生にその行動を指摘され、不安を感じたとき、ご自分で本やインターネットで調べると、ご自分やお子さんの周りに急に現れてくるのが「障害」という文字です。そして、調べれば調べるほど、不安という「霧」がお母さんを覆って、周りが全然見えなくなります。「今行こうとしていた道はどっちなのか?」「このまま歩いていていいのか?でも、周りは分からない。どうしよう?」これほど不安なことはないでしょうね。

 療育教室 楽しい広場で行っている発達療育は、お母さんがこの「霧」から出ること、そしてしっかり今の自分とお子さんのいる位置を知ること、そして前をしっかり確認して、そのお子さんに合った方法で進むことをアドバイスし、時には一緒に歩くことです。そしてそれが早期療育を行う療育者の仕事であると考えます。そして、その療育方法を研究し合うために、指導者の立場の方々と療育セミナーを行っています。さらに、今年度からは、お母さんを対象とした「子育て お母さんセミナー」を開いています。これは、お母さん方がこの不安という「霧」から出て、ご自分のお子さんの今の発達の状態を正確に見ていただきたい。そしてお子さんが前に進むために、家でできることは何かをつかんでいただきたいと願って行っています。

 「お母さん、こっち こっち こっちですよ」といって、お母さんのところにかかっている「霧」から明るい場所に誘導し、これから進む方向を見て確認し、進み方をアドバイスする。それが療育教室 楽しい広場の発達療育と呼んでいる、「教育としての早期療育」です。
  そして、療育教室 楽しい広場と同じように、療育してくださる指導者の方々が日本中にたくさん現れるために、これからも更に進んで行きたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/07/10(水) 11:20 | izawa

 7月の次の個別療育相談とことば伸び伸び教室は14日(日)と15日(月:祝日)です。

 7月の予定をもう一度お知らせします。

〇14日(日)     9:00~16:00
〇15日(月:祝日)  9:00~16:00
〇28日(日)     9:00~16:00
〇31日(水)     9:00~16:00
  (会場)札幌市社会福祉総合センター 第1会議室
       札幌市中央区大通西19丁目1番1号

〇20日(土)     9:00~16:00(304研修室)
〇27日(土)     9:00~16:00(303研修室)
   (会場)札幌市教育文化会館
       札幌市中央区北1条西13丁目

 料金は、60分3000円です。子どもさんの発達に不安のあるお父さん、お母さん、一度ぜひおいでください。その際は、メールでお問い合わせください。

  メールアドレス  mail@tanoshi-ryouiku.com

  お待ちしています。