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ブログ

2017/08/04(金) 21:30 | izawa

 私(伊澤)は、知的障害の養護学校を退職して10年になります。平成19年3月に退職したのですが、そのころから、障害児教育が「特別支援教育」に変わるときでした。それまでの障害児の教育を、特別に支援を必要とする子どもさんのための教育にしようとする一つの節目でした。

 ただ、そのころ、校内の研修などで、子どもを「教育する」あるいは「指導する」のではなく、子どもたちを「支援する」と言って、はばからない教師が何人かいましたね。今でもいるのでしょうかね。

 支援は助けること、援助すること、もちろん「指導する」「教育する」とは、全く別です。支援は福祉がすること。個々の人、子どもたちが、生活する上で、困難、不安があれば、それを取り除く、ありいは限りなく少なくし、生活に適応していくためのスキルを身につけて、豊かに生活することを目指しています。

 一方、「教育」は、障害があろうが無かろうが、人間として生きていく上で必要ないろいろな発達、そして能力を伸ばしていくことです。今の早期療育は、発達が遅れている子どもたちに対して、発達が遅れている=障害であるとし、障害児には福祉が必要で、人間の根幹にかかわる、重要な発達を伸ばすことはしない、という療育をしています。

 

★遅れている発達を伸ばそう、問題行動を改善しよう。このシンプルで大事なこ
 とを、楽しい広場の発達療育で行います。これは、これからも、言い続けま
 す。

 

 

 

 

 

 

 

2017/08/02(水) 21:37 | izawa

 日本の早期療育は、ことばの発達の遅れ、友だちと遊んだり会話ができない、感情のコントロールができないなどの、発達に不安がある子どもさんの発達をなぜ伸ばそうとしないのか?なぜ、問題行動を改善しないのか?

 早期療育が、「福祉」の考え方だからです。つまり、発達の遅れ=発達障害、である、子どもさんが障害児であるなら、これから大きな発達は期待できない。であるなら、今の能力で将来の生活に適応していくためのスキル(技術)を身につけよう、とする考え方だからです。そこには、子どもの発達を伸ばそうという考え、つまり、人間として成長していくために必要な、言葉を伸ばそう、社会性を伸ばそう、人とかかわっていく力を伸ばそう、考える力を伸ばそう、という考え方はありません。

 この考え方で、早期療育を行っている以上、障害があろうが無かろうが、子どもさんの発達を伸ばそうとか、問題行動を改善しようという働きかけ、つまり「教育」はできないでしょう。非常に憤りを感じます。しかし、今、日本中がその考えで動いています。

 楽しい広場は、早期療育を「教育」で行います。それを多くの方々と共に推進していきたいのです。そのためには、我々の指導で、子どもさんたちが大きく成長していくこと、そして、多くの方々に「教育」としての早期療育の理論、方法を使っていただいて実践を積み上げていただくことが大事です。多くの方々のご理解をいただければ有難いです。

2017/08/01(火) 21:31 | izawa

 2才、3才、4才で、言葉が遅かったり、友だちと遊べなかったり、会話についていけなかったり、落ち着きがなかったり、発達に不安がある子どもさんたちについて、発達相談や健診などで、臨床心理士や言語聴覚士に「後でお子さんが辛い思いをしますよ。」と言われたことは有りませんか?つまり「お子さんは発達障害児なんですよ。それを認めないと、後でお子さんが辛い思いをしますよ。」ということですね。

 発達に遅れがあったり、問題行動があったり、発達に不安がある子どもさんは日本中にたくさんおられると思います。今まで、何度も申し上げてきましたが、公的な発達相談の機関や早期療育施設の多くでは、子どもさんの発達の不安の原因を障害からしか見ようとしません。もちろん他に、個人の発達の範囲の遅れ、生活経験や環境における遅れ、感覚過敏や同時性処理機能、人見知りなど、子どもさんの身体的な特徴など、たくさんあります。

 最大の問題点は、発達に不安の有る子どもさんを発達障害児と診断したり、所見を出した上で、言葉の遅れだったり、問題行動だったりの発達の不安を、子どもさんの発達を伸ばし、成長させることにより改善しようとするのではなく、障害児なのだから、大きな発達、成長は見込めない、というところからスタートしようとするところです。ここには、子どもを育てようとする、「教育」がないのです。発達が遅れていれば伸ばせばいい、問題行動があれば改善すればいい。しかし、これをしないのが、できないのが、今の早期療育です。

 「後でお子さんが辛い思いをしますよ」と言われたら、「そのために教育をするんです。」静かに言ってあげて欲しいですね。しかし、現実は、「そのために子どもさんを育てる人、教育する人」がいないのですね。

 将来、いや今からでも、教育する人が出てきてほしいです。楽しい広場も、絶対頑張ります。

 

 

 

 

 

 

2017/07/24(月) 12:34 | izawa

 昨年は、8月に大阪、横浜で5日間療育相談を開催し、27名のお子さん、そして親御さん、家族の方々に来ていただきました。今年は、大変申し訳ありませんが、札幌以外での療育相談は実施いたしません。本当に残念なのですが、今年は、これからに向け、札幌でしっかり足固めをし、更に、幼稚園や保育園の先生、あるいは児童発達支援事業の施設の指導員の方々に、「発達療育」に関する講演を行い、指導をする方々にご理解をいただける取り組みを行いたいと思っております。この夏休みに、じっくり準備していきます。

 つきましては、今年の8月の療育教室は、札幌だけの開催になります。詳しくは、以下の通りです。

  8月 6日(日) 9:00~18:00
  8月13日(日) 9:00~18:00

 会場は、星槎国際札幌北学習センター(札幌市北11条西4丁目2-3 ラビドールN11、2階)です。料金は、1時間3000円です。駐車場は、玄関前3列、約6台分あります。お子さんの発達に不安があるお父さん、お母さん、そして家族の方々、発達の不安を改善していく療育を行います。是非、一度おいでください。お問い合わせ、お申し込みは、メールでお願いいたします。

 

  療育教室 楽しい広場 メールアドレス

   mail@tanoshi-ryouiku.com

  お待ちしています。

 

 

 

 

 

2017/06/25(日) 22:19 | izawa

 7月の療育教室は、9日(日)と18日(日)を予定しています。言葉の遅れ、会話の遅れ、癇癪、多動などの、お子さんの発達に不安をおもちの方、どうぞ一度おいでください。会場は、星槎札幌北学習センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラビドールN11、2階)です。料金は、1時間3000円です。駐車場は、玄関前に3列分あります。お問い合わせ、お申し込みはメールにてお願いいたします。

  療育教室 楽しい広場

      mail@tanoshi-ryouiku.com

2017/06/17(土) 12:29 | izawa

 明日6月18日(日)の楽しい広場の療育教室ですが、9:45~10:45、16:30~17:30の時間帯が空いています。お具都合のよい方で、相談ご希望の方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡ください。

  療育教室 楽しい広場 

    mail@tanoshi-ryouiku.com 

2017/05/27(土) 22:12 | izawa

 6月の楽しい広場の療育教室は、4日(日)と18日(日)です。会場は、星槎札幌北学習センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラピドールN11、2階)で、料金は1時間3000円です。駐車場は、玄関前に、3台分あります。現在、空いている時間帯は、次の通りです。

  4日(日)12:15~13:15、16:30~17:30

 18日(日)9:45~10:45、12:15~13:15、16:30~17:30

 お問い合わせ、お申し込みは、メールでお願いいたします。

  療育教室 楽しい広場 メールアドレスは、次の通りです。

     mail@tanoshi-ryouiku.com

 お待ちしております。

 

 

 

2017/05/06(土) 21:03 | izawa

 2才、3才、4才で、言葉が出ない、あるいは5~10くらいしか発語がない、という子どもさんの相談がたくさんあります。

 まず、子どもさんたちは、どうして言葉が出てくるのでしょう。楽しい広場では、次のように考えます。子どもさんたちは、お母さんの「安心感」を感じながら、お母さんといろいろなかかわりを経験し、かかわり方を覚えていきます。そのかかわり方には、表情、動作、まなざし、声、ぬくもり、雰囲気、しぐさ、そして言葉など、いろいろなコミュニケーションの手段を使っています。そのかかわりの中で、お母さんのいろいろな刺激に、子どもさんたちは、同じように表情、動作、まなざし、声、ぬくもり、雰囲気、しぐさなどで、反応を返していきます。そうして、そのかかわりの積み重ねの先に、いろいろな条件が整って、言葉で反応する、と思われます。

 2才、3才、4才で言葉が出ない、少ない、という場合、このお母さんとのかかわりが、何らかの原因で極端に少なかった、ということが、原因の一つとして考えられます。そいう場合、子どもさんの言葉を出していくために、お母さんとのかかわりを増やしましょう、とアドバイスをさせてもらいます。では、具体的にどうすれば良いのでしょう。一緒に遊ぶ、日常生活の中で、例えば、食事、トイレ、着替え、お風呂などの時に一声かけてあげる、などが考えられます。そして、その時もうひとつ大事なことがあります。それは、その時に、言葉だけではなく、表情、動作、しぐさ、声、雰囲気、ぬくもりなど、人間がもっている、いろいろなコミュニケーション手段を使って、かかわってください、ということです。それによって、子どもさんたちが、どんどん自分からお母さんに「伝えたい」と思うようになると考えられます。その先に、言葉があるんですね。

 お母さんによっては、静かなお母さん、よくお話をするお母さん、話すのが苦手なお母さん、人と話すのが大好きなお母さんなど、いろいろなお母さんがいらっしゃると思います。どういうタイプのお母さんでも、子どもさんの言葉を出すためには、お母さんのかかわりが重要になってきます。どのようなタイプのお母さんでも、ここは、女優のように、いろいろなコミュニケーション手段を使って、表現豊かに子どもさんにかかわっていただければと願っています。がんばってみてください。

 

 

 

 

2017/05/04(木) 15:38 | izawa

 今、自分の思う通りにならないとき、大声を出して泣き叫ぶという、子どもさんの癇癪に悩まれている、あるいは癇癪がパワーアップして疲れ果ててしまっている、そんなお母さんが多いのではないでしょうか。

 子どもさんの癇癪の原因を考えるとき、相談機関などに行くと、発達障害の疑いしか言われないでしょうが、楽しい広場では、その原因を考えるとき、お子さんのそれまでの成育歴を重視します。

 我々大人でも、癇癪を起こす人がいます。それから、癇癪を起こしたい、どなり散らしたい、という経験は、誰にでもあることでしょう。私にも、今でもあります。人間、いつになっても、自分の思う通りにならないとき、癇癪を起こす可能性はあるということです。要は、それをするかしないか、です。

 どうして、多くの人は、癇癪を起さないのか?それは、自分でそれを抑えることができるからです。癇癪を起こしても、自分にも、周りの人にも悪影響を及ぼすだけである、ということを知り、自分で癇癪を抑えていきます。これを、発達心理学では、「自律性」と言います。自律性とは、「自分で、自分の感情や行動をコントロールする力」、言い換えると「自己主張と自己抑制のバランスが取れる」ということを意味します。そして、将来、大人になっても必要になる自律性ですが、3才~4才ころから急速に伸長していきます。

 3才から4才にかけての時期の大きな特徴というのは、相手や周りの状況を見ながら、考えながら行動できるようになり、更に、基本的な良い悪いという意味もわかってきます。そういう時期に、自己主張と自己抑制のバランスが取れるようになるために、重要なことは、「自己抑制の経験」です。

 ここで、しっかり確認しておきたいことは、自律性とは、ただ「我慢する」だけではない、ということです。ただ、我慢するだけでしたら、人間、ストレスがたまるだけです。そうではなくて、「自分は今こうしたい」という自己主張と、「今は我慢しよう」という自己抑制のバランスをしなやかにとって、自分の行動や感情をコントロールする、ということです。

 さて、2才ころからの幼児期の子どもさんで、癇癪が激しい場合、自己主張の経験は当然たくさんしているでしょうが、もうひとつの、自己抑制の経験がない、あるいは少ない、という場合がとても多いのです。

 この自己抑制、誰もが、したいものではありません。できれば、しないで済ませたい。それは、幼児期の子どもさんも同じです。ましてや、幼児期の子どもさんたちは、自己抑制を経験していません。幼児期の子どもさんたちは、普通、いろいろな生活経験の中で、自己抑制を身につけていきます。しかし、そのような中で、2才、3才、4才でその自己抑制の経験、つまり「ちょっと待つ」「ちょっと我慢する」経験をしていない、あるいは少ない、というお子さんがいると思います。楽しい広場にもたくさんおられました。理由は、様々です。子どもを伸び伸び育てたいと思い、子どもさんの思う通りにさせたり、お母さんの体調が良くなく、泣いたりしたときは、どうしても思う通りにさせたり、祖父、祖母に育ててもらう場面が多く、どうしても子どもさんのいう通りにさせてしまうことが多くなる、などなどです。

 しかし、自己抑制の経験は、当然子どもさんたちは、したくはないでしょう。ですから、したくはない経験を積ませるわけですから、大人がそれをさせてあげなければなりません。

 さて、癇癪というのは、相当激しい感情の爆発です。日常生活の中で、「ちょっと待って」や「ちょっと我慢して」では、到底おさまらないと思います。

 

★そこで、必要になってくるのが「あきらめさせる」ということです。

 多分、癇癪を起こす子どもさんたちは、まだ、この人生の中で、「自分の思うとおりにならないことは、ない。」と思っているはずです。「泣けば何とかなる、泣き叫べば自分の思う通りになる」と思っているはずです。そういう子どもさんに対して、「世の中には、自分の思う通りにならないことがあるんだよ」ということを教えてあげる、ということです。つまり、あきらめさせる、ということです。

 例えば、お母さんが夕食を作っているとき、「早く食べたい」と、ご飯ができようができまいが、泣き叫ぶ、自分の欲しい食べ物でなければ泣き叫ぶ、あるいは、ご飯を作るのをやめて、もっと遊んで欲しいと泣き叫ぶ、という場面があったとき、子どもさんに「あきらめさせる」という経験をさせる、ということです。

 

★平然としている。

 子どもさんが癇癪を起こしているとき、大声で怒鳴っても、たたいても、ダメです。本人があきらめなければ、その場はやめても、またあとで出てきます。楽しい広場では、お母さん方に、「お子さんとバトルをしてください。」と言っています。それは、お子さんがいくら大声で泣き叫んでも、「平然としている。」ということです。つまり、「できないものはできません。」「無い物は無いんです。」と、平然としているということです。もちろん、心から平然としている、ということではなく、「平然を装っている。」ということです。できるなら、大声を出して、どなり散らした方が、よっぽど楽だと思います。つまり、お母さんにもエネルギーが必要である、ということです。ですから、「バトル」なんですね。このバトルをして、お子さんが、泣きつかれ、騒ぎ疲れて、「あきらめる」と、お子さんはカラッと変わります。バトルは1回です。この勝負にお母さんもかけてください。

 今までにも、たくさんの子どもさんが、「あきらめる」ことを知り、大きく変わっていきました。今までの最高は2時間半のバトルの後、子どもさんがあきらめて、それ以降、子どもさんが変わっていったというのが、最長時間です。最短時間は、4月に発達相談に来ていただいた、2才8か月の女のお子さんで、お母さんが夕食の支度をしているとき、待ちきれなくて癇癪を起こし、お母さんが平然とバトルを始めて、3分後にパタッとやめて、正座してテレビを見出した、とのご報告をいただきました。お母さんは、娘さんの癇癪がパワーアップして、ほとほと疲れて、楽しい広場に相談に来られたとのことでした。子どもというのは、やはり素直なんですね。あきらめたら、カラッと変わっていきます。

 また、こういうバトルをするとき、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんと必ず共通理解を図ってください。子どもさんたちは、誰かが自分の言う通りになってくれると分かると、必ずそこに行きます。つまり、「あきらめきれなくなる」ということです。

 どうぞ、みなさん、試してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017/04/30(日) 22:48 | izawa

 本日4月30日(日)、4月2回目の療育教室を行いました。明日から5月ですが、5月の療育教室の予定ですが、伊澤の勤務の関係で、5月7日(日)と14日(日)です。14日は、現在のところ16:30~17:30だけが空いています。7日は、9:45~10:45、12:15~13:15,13:30~14:30、14:45~15:45、16:00~17:00が空いています。会場は、星槎札幌北学習センター(旧さっぽろ教育センター:札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラビドールN11、2階)で、料金は1時間3000円です。7日は、まだ空いております。発達に不安のある子どもさん、親御さん、是非いらしてください。申し込み、お問い合わせは、メールでお願いいたします。

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