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izawaさんのブログ

2015/07/02(木) 00:21 | izawa

 ビルやマンションの植え込みなどに、きれいに咲いていた、ピンクの色をした「さつき」が、その花を咲き終え、札幌もいよいよ夏と思っておりましたが、なんと、夜には、一時、暖房を入れるほどの寒さになっています。週末には、真夏日になるとの予報ですが、6月の終わりから7月にかけて、暖房を入れたというのは、覚えがありませんね。でも、今は、そういう天気なのでしょう。

 さて、7月20日(月:祝日)の楽しい広場の教室ですが、1日7件の予約のうち、17:15~18:15が、まだ空いております。現在、楽しい広場の指導や相談の教室は、基本的に月1回ですので、相談をご希望で、ご都合がよろしければ、どうぞ、ご連絡下さい。

2015/06/15(月) 01:14 | izawa

 楽しい広場では、今年の4月から、賛助会員を募っております。趣旨は、日本全国に赴いて、発達療育相談を行うための、旅費の一部に、賛助会費を使わせたいただきたい、ということです。詳しくは、賛助会員のコーナーをご覧ください。

2015/06/15(月) 00:14 | izawa

 7月は、20日(月:祝日)に行う予定です。場所は、星槎札幌教育センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラビドールN111階)で行います。ご希望の方は、メールでご連絡ください。

2015/05/29(金) 09:02 | izawa

 6月の楽しい広場の療育教室は、7日(日)、星槎さっぽろ教育センター(札幌市北区北11条西4丁目)で行います。今のところ、13:30~14:30、14:45~15:45、16:00~17:00、17:15*18:15が空いています。料金は、1時間2500円です。ご希望の方は、メールでご連絡ください。(楽しい広場:伊澤)

2015/05/06(水) 14:29 | izawa

☆感情のコントとロールの不安とは?
(1)自分の思う通りにならないときや、やりたいことを止められた時などに、大声
  を出したり、泣いて騒ぎ続ける。
(2)自分の思う通りにならないと、友だちをたたいたり、蹴ったりする。
(3)自分でできること(例えば、靴をはく、服を着るなど)を、親にやってもらおうと
   して、大きな声を出したり、泣き騒ぎ続ける。「依存)
などを、想定しています。

 

1 考えられる原因
(1)自分を抑えるということが、身についていない。
  ①「待つ」「我慢する」という経験が少なく、ちょっと待つ、少し我慢する、順番
    を待つなどの、「穏やかな制御」ができない。
  ②「生きていく中で、自分の思う通りにならないことがある」ということを経験
    していない。
(2)自分で自分をコントロールして行動する力である、「自律性」が十分に発達
   していない。(3才~)

 

2 改善の方法
 改善の方法として、3つのことが考えられます。

(1)小さな「待つ」を経験させる。   
 
これは、家庭や保育園、幼稚園などでの日常生活の中で、小さい「待つ」を直接、経験させていく、ということです。
 例えば、順番を待つ、始まるのを待つ、出来上がるのを待つ、みんなが来るのを待つ、友だちが使い終わるのを待つ、など、小さい「待つ」場面がたくさんあります。その時々に、「ちょっと待とうね。」などと、声をかけながら、子どもさんが、小さい「待つ」経験を積み重ねていくことにより、大きい「待つ」がついてくると考えられます。

(2)あきらめさせる。
 感情をコントロールできない子どもさんの中で、それまでに、「自分の思う通りにならないことがある」、という経験を、したことがない、と思われる子どもさんがいます。「子どもを伸び伸び育てよう」「子どもの気持ちに寄り添って子育てしよう」と、親御さんが考えられて、子育てをされた場合に、陥りやすいものです。

 例えば、さっきまで、外でお母さんと遊んできて、お母さんが夕食の準備を始めていると、また、「外に行きたい」と、泣き叫ぶとします。お母さんは、子どもさんの気持ちに寄り添って、愛情を注いであげなければならないと考え、夕食の準備をそのままにして、また、子どもさんと外で遊ぶとします。本来は、お母さんは、お母さんは、夕食の準備をしなければならないので、外で遊ぶことはできないのですが、お母さんが無理をして、子どもさんの思い通りにした、ということになります。
 こういうことが積み重なってきますと、子どもさんは、「自分のやりたいことは、必ず自分の思う通りになる」と、思ってしまいます。そうなりますと、日常生活の中では、子どもさんの思う通りにならない場面や状況がたくさん出てきますが、そこでは、当然、子どもさんは、感情のコントロールはできません。

 では、そういう場合、どうしたらよいのでしょう?
 大事なことは、子どもさんに、「世の中には、自分の思う通りにならないことがある。」ということを、学習させる、ということです。つまり、「あきらめる」経験をさせる、ということです。
 その場合、子どもさんが、大声を出して、大騒ぎをする場面が、逆にチャンスです。怒鳴ったり、たたいたりする必要はありません。できないものはできないと、平然として、子どもさんが騒ぎ疲れて、あきらめるまで待つことが、大事です。一時間でも、二時間でもです。もちろん、この場合、平成を装うことです。とても、エネルギーがいることです。大声を出した方が、よほど楽です。
 しかし、子どもさん自身が、一度あきらめがつくと、子どもさんは、子もちを切り替えて、自分を抑えることを、覚えていきます。これは、子どもさんとの、真剣勝負のバトルです。これに勝つことです。一度勝てば、子どもさんは、どんどん変わっていきます。この、一回の勝負に、全精力を傾けてください。
 もし、朝などの時間がないときは、条件闘争に切り替えてください。ママはここまでやってあげるから、その代わり、これ以上は自分でやりなさい、という感じです。しかし、これはあくまでも、条件闘争ですから、必ず、時間があるときに、きっちり、子どもさんと、真剣勝負のバトルをしてください。

(3)自律性を伸ばす(3才~)
 自律性を伸ばすということは、「自分の気持ちや行動を自分でコントロールする」ことを身につけていく、ということです。言い換えると、「自己主張と自己抑制のバランスが取れる、ということです。つまり、良くも悪くも、人を見て行動ができ、場面や状況に応じて、自己主張、自己抑制ができる、というものです。だいたい、3才から4才にかけて、急速に伸長します。
 1才から3才にかけての子どもさんは、「自己主張と自己抑制のバランスが取れる」まではいきませんが、お母さんや他の大人の、日常生活の中のいろいろな場面での、禁止や命令を受け入れたり、待つことや、我慢することができたりすることで、自分の気持ちや行動をコントロールしていきます。
 
 自律性を伸ばすためには、特に、次の2つのことが考えられます。
①日常生活の中で、「待つ」を経験する。
   → これにつきましては、『(1)小さな「待つ」を経験させる』をご参照くださ
      い。

②自分でできることを自分でする。
   日常生活の中で、例えば、靴をはく、靴を靴箱に入れる、かばんや帽子を
  自分の置く場所に置く、着替えをする、手を洗う、食事をする、後片付けをす
  るなど、家庭や保育園、幼稚園などで、自分でできることを自分でする、とい
  う習慣をつけていくことが、当たり前のようですが、必要なことです。
   そして、これは、「穏やかな制御」ということでもあります。つまり、これらの
  ことを日常生活の中でする、ということは、時にはやりたくないこともあるでし
  ょうし、自分がその時遊んでいたり、あるいは別のことをしていても、それを
  止めて、つまり、「我慢して」やらなければならないときもある、ということで
  す。
   それから、もし、自分でなかなかやろうとしない場合は、お母さんや先生が
  少し援助をしながら、だんだん、その援助を減らしていく、というやり方が、
  良いと思います。 

 

 

【今回が最終回です】

 2014年10月27日から、「発達療育」の考え方と具体的な方法論について、書き続けてまいりましたが、今回が、最終回です。これで、楽しい広場が提唱する、「発達療育」を具体的に、知っていただくことができるかと思います。
 今度は、これを小冊子にして、近いうちに開こうと考えています、実践療育研究会のテキストとして使い、更には、全国各地での療育相談や講演会で、使っていきたいと考えています。
 まずは、ここまで、読んでいただきまして、ありがとうございました。

 (楽しい広場:伊澤)

 

 

 

   

2015/05/06(水) 12:18 | izawa

☆多動とは?
  ・落ち着きがない。じっとしていることが少なく、親と一緒に外出したり、買い
   物をしていると、一人でどこかへ行ってしまう。(2才~3才) 
  ・幼稚園や保育園などでの、集団での活動の時、席や列をすぐ離れてしま
   う、大人の指示を聞いて行動することができない。(3才~6才)

1 多動の原因  
 
多動であるということは、見方を変えると、周りのことは気にせず、自分の思う通り動き回り、行動している、ということが言えます。実は、多動の子どもさんと、発語が遅い子どもさんは、一緒の場合が多いのです。
 つまり、発語の遅れの大きな原因は、人とのかかわり、特にお母さんとのかかわりが、極端に少ない場合が考えれます。かかわりが少ない、ということは、何かを伝えたい、という経験が少なくなりますから、当然、発語は、そういうかかわりの上に乗っかった形で出てくると考えられますので、遅れてくると考えられます。
 そして、お母さんとのかかわりが少ないということは、「相手を見て、人の話を聞く」という、楽しい広場では、「学習する態勢」と言っていますが、コミュニケーションの基本ができにくいですから、自分の思う通りに動き回るということになり、多動になると考えられます。

2 多動の改善の方法
 
基本的には、発語を促すために必要なことと同じ、つまり、「人とかかわっていく力」を育てることが必要です。(発達療育4を参照)その中でも、特に、2つのことが重要になります。

(1)「学習する態勢」を身につける。
 学習する態勢とは、「相手を見て、人の話を聞く」ということです。これは、人を意識するという、コミュニケーションの、重要な基盤となるもので、楽しい広場のような療育教室での、一対一の個別指導や、家庭でのお母さんを中心とした一対一のかかわりを通じて、身につけていきます。

(2)「待つ」「我慢する」という、穏やかな制御を身につける。
 これは、日常生活の中で、「ちょっと待ってね」や、「もう少し我慢してね」、あるいは、順番を待ったり、自分でできることは自分でする、などです。これは、「自分で自分をコントロールする」という、自律性に結びつくものです。
 

 この2つが身についてくれば、相手かまわず自分の思う通り行動する、ということが少なくなり、人を意識しての、メリハリのある行動になってきます。そうすると、行動が落ち着いて見えてきます。特に、2才から3才にかけての子どもさんで、お母さんと買い物に行ったとき、手を離したすきに、すぐ、どこかへ行ってしまう子どもさんが、上記の2つを身につけてくると、離れて行ってしまっても、名前を呼ぶと立ち止まったり、お母さんの方を見て、戻ってくるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

2015/05/05(火) 17:56 | izawa

☆会話の遅れとは?
   →  だいたい、3才、4才、5才くらいの子どもさんで、
        ・二語文、三語文を話すが、うまく質問に答えられない。
        ・友だちとの会話についていけない。
        ・会話の途中で、突然、別の話題を話し始める。
     などを、想定しています。

 会話とは、「言葉を使った、人とのやりとり」です。 通常。1才半~2才ころ、発語が出だしたとして、3才くらいから、会話ができ始めるとされています。 だいたい、発語してから、会話ができ始めるまで、1年半くらいはかかると考えられます。
 ですから、ここで確認しておきたいのは、3才になって発語が出だした子どもさんがいた場合、年令が3才なのだから、すぐ、会話ができるということではない、ということです。会話ができ始めるまでに、1年~1年半くらいの時間がかかる、と考えるべきです。

 では、発語してから、会話に至るまでに、どういう経験が必要なのでしょうか? それは、会話とは、言葉を使った人とのやりとりですから、人とのやりとりの、質的、量的な経験を積み重ねていく、ということです。それが、会話につながります。
 通常、1才半~2才ころ発語が出始めたとして、そのころは、お母さんを中心とした、大人との会話が中心ですが、3才を過ぎるころになると、やりとりをする大人の範囲も広がり、更には、3才ころから、ごっこ遊びができるようになり、周りの子どもさんとのやりとりにも、その範囲が広がることが考えられます。

 3才を過ぎるころから、大人との会話が増えていくようになり、その次の段階として、他の子どもさんとのやりとりが芽生え、広がっていきます。この友だちとのやりとりができる、というのが、大きなステップのポイントです。
 つまり、それまで、大人は子どもさんに合わせてくれますが、子ども同士は、お互いに合わせることをしない、真剣勝負です。 会話で、質問にうまく答えられないというのは、大人との会話での経験がまだ十分ではない場合が考えられ、友だちとの会話についていけない、という場合は、その子どもさんは、子ども同士のやりとりが、まだ十分できていない、経験が足りない、と考えれれます。

 この、大人とのやりとりから、一歩ステップアップして、子ども同士のやりとりの段階に入ってしまえば、あとは、その経験を積み重ねていくことが重要です。 子どもさんによっては、なかなか、この子ども同士のやりとりのステップに、上がれない子どもさんもいます。たとえ、子どもさんが、3才、4才、5才であったとしても、人とのやりとりの段階がそこであれば、会話の遅れは当然出てきます。

 子どもさんが、まだ、子ども同士のやりとりの段階に入っていないようであれば、その改善の方法として、大人とのやりとりを続けながら、お金はかかりますが、少人数の子どもの集団、例えば、子ども教室、音楽教室、子どもサークルなど探し、その中で、徐々に子ども同士のやりとりを経験させてあげるのが、良いと思われます。
 また、幼稚園や保育園であれば、園の先生方に、大人がかかわりながらの少人数の集団での、遊びの場面を、一日少しの時間でもよいので、作ってもらえるよう、配慮をしていただけたらよいと思います。

 会話が上手になっていくというのは、人とのやりとりを経験していく中で、頭の中で、言葉によってものごとを知り、記憶し、順序立てて整理し、それを言葉で構成し直して、口から出し、相手に伝える、という操作が、場面に応じて、適切にできる、ということを意味しています。 ボキャブラリー、つまり、使える言葉、言い回しが増えていく、ということでもあります。

 

 また、会話の途中で、突然、別の話題を話し始める子どもさんの場合、発達療育18でも述べていますが、同時処理機能が強い子どもさんの可能性が考えられます。ただ、改善の方法としては、上記と同様、大人とのやりとりが中心の段階か、子どもさん同士のやりとりの段階かによって、人とのやりとりの経験を積み重ねていくことが肝要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015/03/19(木) 21:34 | izawa

 明後日、3月21日(土)に、月1回の楽しい広場の教室が行われます。1日、7件の指導や相談を行いますが、現在、17:15~18:15の枠が空いています。ご希望の方がおられましたら、メールでお問い合わせください。

 それから、現在、楽しい広場に、メールを送っていただいた方々に対しての返信が、遅くなっています。大変申し訳ありません。今、いろいろ立て込んでいまして、時間がなかなかとれずにいます。もう少し、お待ちください。よろしくお願いいたします。

2015/03/17(火) 22:22 | izawa

 4月の楽しい広場の教室は、4月29日(水・祝日)に行います。会場は、星槎札幌教育センター(札幌市北区北11条西3丁目)です。お問い合わせは、メールでお願いいたします。

2015/02/07(土) 19:04 | izawa

 今回の場合は、声を出して、言葉らしい音で伝えているが、発音が不明瞭なことが多く、何を言っているか、よく聞き取れないことが多い、あるいは、発音の機能が少し遅れているような感じがする、という場合を想定しています。

 この場合は、前回の「単語を10個くらいしか話さない」と同様、指導者の一対一の指導や、お母さんとのやりとりの中での、絵カードを使ったり、絵本の読み聞かせなどの中で、「ねこ」などの2音、「りんご」などの3音、「たんぽぽ」などの4音などの言葉を、1音ずつ模倣をして発音すること、そして、その回数を多くすることが、重要になってきます。1音ずつ、数多く発音させることで、口腔の発音の機能が高まっていくと考えられます。そして、そのあと、必ず単語を発音させます。例えば、「す」「い」「か」と、1音ずつは言えても、「すいか」と単語で言う場合、変に緊張したりして、言いにくい場合があります。そして、この場合、考慮しなければならないのは、嫌がらないように、数多く、発音する機会をつくる工夫が必要である、ということです。
 また、このケースで、発音が不明瞭な言葉は多くありませんが、例えば、「ぼうち(帽子)」「あいちゅ(アイス)」「でぃんご(りんご)」などのように、発音が「舌足らず」のような場合も考えられます。こういう場合も、発音を重ねていくことにより、主に、口腔の中の舌の動きが良くなるにつれて、発音が明瞭になると考えられます。