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izawaさんのブログ

2019/10/02(水) 13:23 | izawa

 10月の療育教室 楽しい広場の個別療育相談、ことば伸び伸び教室は13日(日)、14日(月:祝日)の両日、札幌市教育文化会館(13日は304研修室、14日は303研修室)を会場に行います。

 来年の小学校就学に向けて就学先を悩まれている方、1才半、3才児健診で引っかかってしまったお子さんやそのお父さん、お母さん、そして言葉が遅い、会話が成り立たない、友だちと遊べない、友だちとトラブルが多いなど、お子さんの発達に不安をおもちのお父さんお母さんを対象に、不安の原因を「障害」以外から考え、適切な働きかけをして、お子さんの発達の不安を改善していきます。どうぞ、おいでください。詳しくは、ホームページの個別療育相談、ことば伸び伸び教室のコーナーをご覧ください。

2019/10/02(水) 12:51 | izawa

 先週9月25日(水)の午前中、札幌市西区にあります、児童発達支援事業所「わんぱくキッズ琴似」を見学させていただきました。

 9月にオープンしたばかりですが、マンションの1階にあり、その時は5名の子どもさんと5名の指導員が活動をされていました。

 子どもさんたちが来られると、検温、トイレを済ませ、自由遊びの後、朝の会、リトミック、と続きました。わんぱくキッズ琴似では、遊具もたくさんありましたが、自由遊びの時、それぞれの好きな遊具を全部出さず、3種類くらいを出し、それを使ってみんなで遊ぶようにしていました。自分の好きな遊具であれば、それぞれ一人で遊びますが、一回の遊びで遊具を絞ると、何人かで一緒に遊ぶことができるようになるのではないかという工夫とのことで、当日、実際に、3才と5才の子どもさんがごっこ遊びをしていて、なるほどと思いました。それから、リトミックは、以前見学をさせていただいた、同じく札幌市西区にあります、わんぱくキッズでも使われていた、音楽と動作で、とても子どもさんたちが動きやすいものでした。

 とても明るい雰囲気で、子どもさんたちが楽しそうに過ごしていました。わんぱくキッズ琴似のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

2019/09/30(月) 17:36 | izawa

 療育教室 楽しい広場では、10月から偶数月におきまして、「発達研究セミナー」を開催いたします。
 お子さんの発達の不安を「障害」以外から考えるとき、重要なものが「発達」です。子どもたちの「発達」について、早期療育に関心や興味をおもちの方々と、いろいろな角度からご一緒に研究をしてまいりたいと思っています。

 

《第1回 発達研究セミナー》

〇日時  令和元年10月20日(日)
     10:00~11:45(9:45~受付)

〇対象  早期療育に関心や興味をお持ちの方

〇テーマ
   『3才児は「うそ」をつく~「うそ」は自分をコントロールする力
    の基礎となる』

〇テーマについての概要
 今回は「うそ」について考えます。3才児になると「うそ」をつくようになります。もちろん「うそ」をつくことは良いことではありませんが、人間のもつ能力の中でも重要な能力の一つです。セミナーでは、3才児が「うそ」をつくことが認められた心理学的な実験の様子を紹介しながら、「うそ」は人間が「感情を操作する」という高度な能力の証であり、その力は実は、「自分で自分の行動をコントロールする力」である「自律性」につながっているという内容についてお話しする予定です。

〇内容
(1)講演  (講演者)療育教室 楽しい広場 代表 伊澤 崇弥
(2)質疑応答  テーマに限らず、ご質問を受け付けます。

〇会場  札幌市社会福祉総合センター 第2会議室(3階)
 (札幌市中央区大通西19丁目1番1号、地下鉄東西線「西18丁目」
  駅から徒歩5分)

〇会費  お一人2000円(資料あります)

〇申し込み方法
 メール又は電話で氏名、ご職業をお伝えの上、療育教室 楽しい広場(担当:伊澤)までお申し込みください。締め切りは10月19日(土)です。

  電話   011-896-3204
  メールアドレス  mail@tanoshi-ryouiku.com   

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

2019/09/19(木) 11:36 | izawa

 9月23日(月:祝日)、楽しい広場のことば伸び伸び教室、個別療育相談が開かれます。会場は、札幌市教育文化会館 303研修室、時間帯は、9:00~16:00、料金は1時間3000円。療育教室 楽しい広場代表の伊澤が担当いたします。

 療育教室 楽しい広場は、言葉が遅い、多動・落ち着きがない、興味が狭く友だちと遊ばない、かんしゃくが激しい、宇宙語のような独り言を言うなどの発達の不安を、「障害」以外から原因を考え、マンツーマンの指導を通して改善をしていきます。

 お子さんの発達に不安をおもちのお父さん、お母さん、どうぞお問い合わせください。お問い合わせは、電話又はメールでお受けしております。詳しくは、「個別療育相談」「ことば伸び伸び教室」「お問い合わせ」のコーナーをご参照ください。

2019/09/18(水) 12:55 | izawa

 発達に不安のある幼児期のお子さんの、特に次年度春に小学校入学を控えている親御さんにとっては、どのように就学までもっていけば良いのか、そして幼稚園や保育園、児童デイサービスの職員の方たちも、どのようにサポートし、アドバイスをしていけば良いか、悩むところだと思います。

 今回は札幌市における、知的な発達の遅れ、人とのかかわりの発達の遅れなど、発達に不安がある子どもさんの就学相談についての、療育教室 楽しい広場としての取り組みについて、説明したいと思います。

1 知的な発達に遅れがある場合
 この場合は、これまでに発達相談を受けたり、療育手帳を取得していることが考えられます。なので、8月くらいまで、特別支援学級や特別支援学校を見学し、9月くらいから、来年4月にどこに入学すべきかの就学相談として、札幌市教育センターの教育相談室に就学相談を申し込まれたら良いと思います。特別支援学級や特別支援学校への見学については、それまでに受けた発達相談の先生か、札幌市教育センターの教育相談室に聞いて、そこを経由して行かれた方が良いと思います。

2 知的な発達の遅れの可能性がある場合(IQ70~85程度)
 よく言われる、知的なボーダーラインのお子さんです。まだ幼児期なので知能検査で実際より低く出てしまうことも考えられます。それまでに「発達相談」を受けられていなければ、なるべく早い時期に「ちあふる」「札幌市幼児教育センター」あるいは療育教室 楽しい広場などで発達相談を受けられ、そこでのアドバイスを基に、9月くらいまで所属の幼稚園、保育園、児童デイサービスなどで生活し、10月くらいになって発達が向上していれば就学相談を受けなくても良いですし、まだ、大きな成長が見られなければ、その段階で、札幌市教育センターの教育相談室での「就学相談」を受けられたら良いと思います。

3 知的な遅れはないが、人とかかわる面での発達の不安がある場合
 具体的には、例えば友だちとトラブルを起こしやすい、集団から離れやすい、友だちと遊ばず一人で遊んでいる、集団行動での一斉指示が通らない、などの不安がある場合、知的な発達に遅れがないのであれば、療育教室 楽しい広場であれば、できる限り普通学級入学できるように、9月くらいまで、発達の不安を改善する取り組みを進めます。知的な発達に遅れがなくとも、特別支援学級に入学すると「教科別の指導」をほとんどのところで行いませんので、学力が落ち、それが長く続くと、機能的な障害がなくても「知的障害児」になってしまう可能性があります。ですから、就学までに発達の不安をできるだけ改善し、特別支援学級ではなく普通学級に入学できるよう進めていくことが良いと思います。
 ただ、10月までに発達の不安が改善できず、小学校の普通学級での生活に不安が残る場合は、札幌市教育センターの教育相談室への「就学相談」も止むなしと思います。ただ、就学まで時間がまだありますので、お子さんへの働きかけを続け、できるだけ普通学級への入学を目指すことが良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/09/17(火) 18:52 | izawa

 9月15日(日)10:00~12:00、札幌市社会福祉総合センター第2会議室で、第13回療育セミナーを行い、幼稚園教諭、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスの指導員、保育士、作業療法士の方など、13名の方々に参加いただきました。

 テーマは、「保護者との小学校就学までの教育相談の進め方」で内容は次の4つでした。
1 就学相談とは何か? 発達相談との違いは?
2 小学校入学までに身に付けたい力について
3 小学校の普通学級と特別支援学級との違い
4 発達に不安がある場合の、小学校入学までの過ごし方、かかわり方

 今回は特に、幼稚園や保育園、児童デイサービスなどの、次年度小学校就学予定のお子さんの中で、集団行動から飛び出す、落ち着かない、友だちとトラブルを起こしやすなどの、発達に不安がある子どもさんについてその教育相談について考えました。

 札幌市内の小学校の多くの「知的障がい」や「自閉症・情緒障がい」の特別支援学級では、その特徴として、国語や算数などの「教科別の指導」を行わず、生活単元学習などの「各教科等を合わせた指導」を行っています。そして、その結果当然のことですが、「学力」がどんどん落ちてきます。現在、知的な遅れはなくても、いろいろな発達の不安をもつ子どもさんが、今、「自閉症・情緒障がい学級」に在籍していると考えられます。まず、一つ考えなければいけないのは、幼稚園で言う年長児の子どもさんで、知的な遅れはないが、発達に不安がある子どもさんを、できるだけ普通学級へ進ませたいということです。そのためには、何とか来年度の就学までに発達の不安を改善する働きかけをしましょう、そして、その具体的な方法についてもお話ししました。

 今回のテーマの内容のように考えていただける指導者の先生方がたくさんいらっしゃることが、楽しい広場の切なる願いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/09/07(土) 13:20 | izawa

 あす、9月8日(日)に行います、ことば伸び伸び教室と個別療育相談にまだ空きがあります。会場は札幌市社会福祉総合センター 第1会議室、料金は、1時間3000円です。詳しくは、それぞれのコーナーをご覧ください。お問い合わせお待ちしています。

2019/09/06(金) 16:13 | izawa

 子どもさんが突然コマーシャルをしゃべりだすと、お父さん、お母さん、あるいは周りの大人の方々はびっくりするでしょうね、これは自閉症か?と思う方も多いでしょう。

 実は、この「突然コマーシャルをしゃべりだす」というのは、昔からの自閉症の定番と言ってよいものです。筆者(伊澤)が42年前に釧路市の中学校の特別支援学級で教員免許の教育実習を行ったときに、授業中に突然立ち上がってコマーシャルをしゃべりだした男子生徒がいました。当時は、理由が分からなかったので、さすがにこれは自閉症かなと驚いたのを覚えています。そしてもう一つ、その実習中に父母参観があり、私の指導教諭が親御さんたちに向かって、「自閉症は、親御さんたちの育て方が影響しているんです。」と言われたのも覚えています。実は当時、「自閉症は親の育て方が影響している」と言われていたのです。しかし、そのあと何年もしないうちに、自閉症の定義が変わり、「自閉症は親御さんの育て方には関係なく、脳の何らかの機能障害が原因である」となりました。教師も親の方々も振り回されていた時代です。

 その後約10年後の1990年代、イギリスを中心に自閉症研究が盛んになり、日本でも自閉症関係の本がたくさん出版されました。その中でウタ・フリスさんを中心とした認知心理学の立場から、「心の理論」という考え方が提唱され、それが自閉症には欠けているという見解が出されました。療育教室 楽しい広場の現在の自閉症に関する考え方も、この認知心理学の「心の理論」に根拠をいています。これについては、別稿で説明いたします。

 さて、本題に戻って「突然コマーシャルをしゃべりだす」の原因ですが、9月3日付のブログ「天才は自閉症?」や7月2日付のブログ『ことばの心配「宇宙語を話す」』で説明をしていますが、脳の「同時性処理機能」がとても強い子どもさんが「突然コマーシャルをしゃべりだす」ことが多いと考えられます。
 同時性処理機能の説明については、2つのブログを読んでいただきたいのですが、要するに「視覚としての情報」が同時処理機能が、それほど強くない子どもさんよりも、たくさん脳の中に記憶されていると考えられます。その時に、例えばアンパンマンのアニメの一場面と一緒にアンパンマンの歌も記憶されていたり、たまたま大好きなコマーシャルの一場面と一緒にコマーシャルのセリフを覚えていて、それがあるとき何かの拍子にあふれ出してきて、場所を構わず口から出てくるのではないかと考えられます。
 この考え方は、発達の不安を「障害」以外から考える発達療育の見方です。その後の人とのかかわる力が伸びてくれば、場所を考えたり、ほかに考えることが多くなってきたりなどして、少なくなり、やがてなくなると考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/09/04(水) 12:22 | izawa

 療育教室 楽しい広場の「ことば伸び伸び教室」では、ことばが遅い、多動で落ち着かない、突然宇宙語やコマーシャルをしゃべり出す、同じ遊びしかせず友だちと遊ばない、かんしゃくが激しいなど、幼児期から小学生の発達の不安を、「障害」以外から原因を考え、一対一の指導を通して、いろいろな刺激、遊び、会話を行い、改善していきます。

 9月は8日(日)と23日(月:祝日)に、札幌社会福祉総合センター 第1会議室で行います。

 詳しくは「ことば伸び伸び教室」のコーナーをご覧ください。
 

2019/09/03(火) 16:49 | izawa

 2才や3才でひらがなやカタカナ、アルファベット、数字が読めるというお子さんがおられると思います。楽しい広場にこれまで来られたお子さんで、2才代で数字を100までを含め、すべて読めたというお子さんがいました。でも、そういうお子さんがどうして、楽しい広場の相談に来られたのでしょう?それは、実は「ことばの遅れ」で相談に来られました。来られた時は3才を超えていましたが、会話がうまくできないということでした。そのお子さんの成育歴をお聞きすると、記憶力が抜群に良いことが分かりました。これは、今までも何度もお話ししてきました、脳の認知処理機能のうちの「同時処理機能」がとても強いということが考えられました。
 同時処理機能とは、「複数の情報をまとめ、視覚的、運動的な手がかりを使って全体としてとらえ処理していく」という能力です。端的に言いますと写真を撮るように情報を処理していく、というようなものです。ですから、一度行った場所、道順、商標やマーク、キャラクターなどを視覚的に記憶しやすいのですね。そして、文字や数字も視覚的に覚えやすいのですね。ですから、2才、3才で文字や数字、アルファベットをすべて読めるということも可能であると考えます。こういうお子さんのお母さんにお聞きすると、「自分の子どもは天才ではないかと思った」と口をそろえてお話ししてくださいました。

 ただ、発達相談機関などでは、「天才=自閉症」という見方をする方が多いようです。天才がなぜ、自閉症なのか?
 そう見られている理由は、さきほど、楽しい広場の相談に来られたお子さんの話の中に含まれています。つまり、天才と思われたのに、「ことばが遅れる」ということです。特に3才、4才、5才になっても会話がうまくできない、質問にうまく答えられない、友だちとうまく会話ができないなどです。そして、こういうお子さんが発達相談機関に相談されたり、病院に受診されると「自閉症」の診断や可能性があるという所見をもらうことが多くなります。

 障害以外から発達の不安を考える「療育教室 楽しい広場」は、そのことばの遅れの原因が障害ではなく、物事を順番に記憶する力が弱いのではないかと考えました。さきほどお話しした「同時処理機能」の他に「継次処理機能」という脳の認知処理機能を人間はもっていると言われています。「継次処理機能」とは、「連続した刺激を聴覚的、言語的な手がかりをを使って、一つずつ順番に分析して処理していく」という能力です。
 通常人間は「継次処理機能」の方が強いと言われていますが、同時処理機能がとても強い子どもさんの場合、視覚的に情報を処理しがちなので、この順番に記憶して情報を処理していくことが少なく、苦手になるようです。
 そのため、同時処理機能が強い子どもさんのほとんどが、絵本を読みたがりませんでした。絵ではなく、ストーリーとして、順番に記憶していくのが苦手で、経験もしていませんでした。この「継次処理機能」は会話をするときに重要ですね。会話は順番のやり取りです。ですから、会話がうまくできない、苦手ということになると考えました。

 この改善策として、順番にものごとを記憶していく遊び、つまり、絵本の読み聞かせ、手遊び、リトミック、絵カードやトランプを使った順番あてゲームなどをお母さん方に提示しています。

 最後のもう一度、天才=自閉症ではないということです。