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izawaさんのブログ

2020/06/22(月) 18:09 | izawa

 今、療育教室 楽しい広場が推し進めている「発達療育」の理論と方法論をまとめた本を書いておりまして、現在最後の詰めをしているところです。

 この本を書いている中で、これまでの2000件以上の相談や子どもさんの指導を行ってきた中で、その子どもさん分の「成育歴」、つまり、「これまでどのように育ってきたか」という貴重な記録を聞くことができたことが、療育教室 楽しい広場の大きな財産であることに気が付きました。

 この成育歴の記録があるからこそ、2000件以上の子どもさんの発達の特徴をしっかりと把握できたことで、発達の不安について「障害以外」から原因を考えることができました。医学的診断は、目に見える「行動」が基準です。楽しい広場の「発達療育」では、目に見えない心理的な働きを考え、子どもさんの行動と照らし合わせて、発達を見、発達の不安の原因を考えていき、その原因に応じた適切な働き掛けをし、不安を改善していきます。それが、「教育」としての早期療育なんですね。

 本の方は、最後の校正が一番しんどいですが、しっかりとした内容にして、皆さんに読んでいただきたいと思っています。

★7月の療育教室を12日(日)に、札幌市社会福祉総合センターで行います。個別療育相談とことば伸び伸び教室です。どうぞ、おいでください。お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/06/18(木) 11:48 | izawa

 現在、療育教室 楽しい広場の、個別療育相談とことば伸び伸び教室は月1回のペースで行っております。

 7月は12日(日)に、札幌市社会福祉総合センター 第1会議室(札幌市中央区大通西19丁目)で行う予定です。コロナの影響で使用ができなくなる可能性もまだありますが、その際は、またご連絡いたします。

 時間帯は9:00~16:00、料金は1時間3000円です。3才児健診や就学に向けての不安がおありのようでしたら、是非いらしてください。

 今は、公的な相談機関に行かれると、発達の不安の原因を「障害」からしか考えないケースが多いようですが、療育教室 楽しい広場は、原因を「障害」以外から考え、原因に応じた働きかけを行い、不安を改善していきます。

 お待ちしております。お申込み。お問い合わせは、お電話かメールでお願いをいたします。

 (電話) 011-896-3204

 (メールアドレス) tanoshi.ryouiku@gmail.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/06/10(水) 17:00 | izawa

 6月7日(日)に、療育教室 楽しい広場の個別療育相談に、来年4月就学の保育園の年長さんに通っている男のお子さんが来られました。

 お母さんからお話を伺うと、息子さんの言葉の発音で、さ行がタ行になりやすく、友だちの名前を呼ぶとき、例えば「せいと君」が「ちぇいと君」になってしまいがちで、呼ばれた友だちから「ちがう」と言われることが多いそうで、来年就学ということもあり、区の保健センターの「言葉の相談」に相談に行かれたそうです。

 ところが当日、「言葉の相談」の担当者が不在で、同じく保健センターで行っている「心の相談」の担当者(心理士と思われる)と面談することになりました。担当者とお母さんが話を強いている間、横でおもちゃなどで息子さんは遊んでいたそうです。終わりごろになって、担当者から「息子さんは落ち着きがないので、早期療育を受けるための手続きをしましょう」と言って、あれよあれよという間に児童発達支援事業所利用のための「受給者証」の申請の手続きをしてしまったそうです。

 そこで、楽しい広場の個別療育相談に来られました。言葉の相談に行って別な相談に回され、おまけにあっという間に、受給者証申請にまで行ってしまって、お母さんとしては納得はいきません。

 息子さんについては、年中さん頃は、落ち着きがないところもあったようですが、今は保育園でも特に問題はないとのことです。今回の担当者は面談の時、以前の息子さんの様子と、面談時に横で活発に遊んでいた様子をみて「落ち着きがない」と判断し、受給者証を申請しようとしたのは、息子さんが「発達障害の可能性大」と感じたのかもしれません。

 楽しい広場に来てくれた息子さんは、指導者と一緒にパズルをしたり絵を描いたり、ブロックで遊んだり、30分以上は一対一で遊びました。もちろん、落ち着いてかかわってくれました。

 今回のお子さんの場合、担当者がお母さんの面談と横で遊んでいる子どもさんの様子を見て「落ち着きがない」と判断した、そして、その落ち着きがないのは「障害の可能性がある」から、受給者証の申請をしたのでしょう。これは「障害」という側面から見た場合です。

 「発達療育」で「発達」という視点から見ると、場面や状況に応じて行動しているかを見ます。にぎやかに遊んでいても、場面に応じて自分を合わせて行動することができれば、全然問題ありません。やはり、保健センターなどの公共の相談機関は、「障害」という側面を重視して、発達に不安のある子どもさんたちを見て、障害児あるいはその可能性大として、児童デイサービスを推奨しているのでしょう。

 保健センターなどでの相談の時、「相手の言うことがおかしいと感じたら、相手にきちんと言えばよいではないか」と思われるかもしれませんが、発達の不安の原因は「障害だ」と断定すれば、良い悪いは別として、ストーリーが出来上がっていきますので、お母さんとして、それに異論を唱えていくのは難しいと思います。

 今回のような、いい加減な相談にお母さん方が行かなくても済むように、「発達療育」をこれからどんどん知ってもらい、療育に使ってもらおうと思っています。もう少しで、「発達療育」をまとめた、待望の本が出ますので、今度はそれを元に、考え方や実際の改善の方法をどんどんお伝えしていきます。お待ちください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/06/08(月) 18:09 | izawa

 昨日の6月7日(日)、札幌市社会福祉総合センター 第1会議室で個別療育相談を3件行いました。3才代のお子さんが2名、5才代のお子さんが1名でした。

 3才の発達の重要性、そして市の発達相談の問題点が明らかになりました。

 次回は、7月12日(日)に社会福祉総合センター 第1会議室で行う予定です。お待ちしております。

2020/06/05(金) 14:10 | izawa

 3才児健診の前後あたりから、「早期発見」という言葉が親御さんたちの周りに出始めると思います。「早期発見が大事なんです」ともよく聞きます。

 さて、この「早期発見」とは、何の発見なのでしょう?これは、「発達障害児の早期発見」という意味です。

 平成16年に「発達障害者支援法」という法律が制定させました。その中で、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他に類する脳機能障害であり、その症状が通常低年齢で発現するもの」を「発達障害」であると定義しました。
 この「通常低年齢」を法律では明記しませんでしたが、それまでの自閉症研究から「3才以前」と想定しています。

 そして、この法律の中で市町村が「発達障害児」を早期発見するために健診などを通して、障害の疑いのある子どもさんを見つけ、親御さんに対して継続的な相談、情報の提供、助言を行わなければならないとされています。よく1才半、3才児健診で子どもさんが別室に呼ばれて、「要注意児」「要観察児」と言われた後、何度も保健センターから電話がかかってくることがあるのは、このような事情があるからです。
 つまり、「早期発見」というのは、発達障害者支援法で定義された「発達障害児」の早期発見ということです。さらに、早期というのは「3才以前」ということです。「3才までに発達障害児を見つけろ」ということです。

 もし、子どもさんが6才や77才の時に発達障害か心配になって病院に来たとしても、3才以前に発達障害が心配になるような状態になったという証明がなければ、医師は「発達障害」という診断は出せない、ということです。その時に、「自分の子どもは発達障害児だから福祉の事業所を使いたいと言っても遅いですよ」という意味ですね。ですから、3才だけではなく、1才代・2才代で「発達障害」の診断をもらった子どもさんもたくさんいるということです。

 さて、「発達障害」という診断は、血液検査などで明確に分かるものではありません。主に子どもさんの行動を見て判断していきます。

 

 さて、療育教室 楽しい広場は、この3才までに「早期発見」と称して発達に不安がある子どもさんに「発達障害」のレッテルを貼ることが、大問題であると訴えています。

 なぜなら、3才児は、とても重要な発達の節目の時期なのです。3才からどんどん高いレベルの発達段階に入っていきます。例えば、認知面では「知覚」という段階になり、物事の意味が分かってきます。言葉では「それなーに?」「アンパンマン」などの会話ができるようになります。さらには「自分で行動をコントロールする」「自律性」が急速に伸びてきます。また、感情のコントロールができるようになり「うそ」もつけるようになります。さらには「過去・現在。未来」の時間的配列を理解できるようになります。

 さて、3才児健診などで、例えばお子さんが「言葉が遅い」「会話が不自然だ」「落ち着きがなく多動」「いつも同じ遊びばかりしている」などの発達の不安があって、発達障害の可能性が大きいので、医師への受信や児童デイサービスの利用を強く勧められたりされた親御さんもたくさんいらっしゃるでしょう。

 福祉の方や医師の方々の対応の特徴は『子どもを「発達」から見るのではなく、「障害」という面からしか見ない傾向がある」ということです。

 療育教室 楽しい広場が推し進める「発達療育」では、3才以降重要な発達が目白押しなのですから、子どもさんの発達の不安を「障害」ではなく「発達」という視点から見て原因を明らかにして、それに応じた働きかけをして、発達の不安を改善していきます。

 幼児期の1才。2才・3才で「発達障害児」のレッテルを貼るのは早い、ということ、そして発達に不安がある子どもさんを発達の流れに沿って成長させていくのは、「教育」としての早期療育、つまり「発達療育」なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/06/02(火) 17:11 | izawa

 幼稚園や保育園の先生方に、「〇〇ちゃんは、個別に言うと分かるのですが、集団の中での指示が通らないんです」と言われたお母さん、多いのではありませんか。これについて、今書いている本にも載せましたが、この場合、発達障害を疑われている場合が多いですね。

 知的障害を考えるのでしたら、個別に言ってもよくわからないでしょうから、この場合は、このお子さんが発達障害で人との関係性ができていなくで、指示を出した先生を意識できず、指示も聞いていなかった、と考えているかもしれません。

 でも、これまでの相談などで、この「集団での指示が通らない」と言われたという内容は非常に多いです。

 こういう場合、3才や4才の子どもさんで、言葉が遅かったり、幼い感じがしたり、のんびりした性格であったりした場合、よく見られます。しかし、その後、友だちとのかかわりが増え、自由遊びなどで2~3人から5~6人くらいの小集団での活動の経験を積んでいけば、集団のなかで多くの人を意識し、意識の配線がつながるようになり、集団行動が可能になり、先生の集団での指示を聞いて行動することができるようになります。

 もし、「集団での指示が通らない」と言われたら、まずは友だちとのかかわりを増やしていきましょう。これは、ご家庭では難しいですから、幼稚園や保育園の先生にお願いしましょう。

 人とのかかわり方にも発達の順序はあります。

 

 

 

 

2020/05/28(木) 18:19 | izawa

 長らくお休みしていました、個別療育相談、ことば伸び伸び教室ですが、会場をお借りしている札幌市社会福祉総合センターから連絡があり、とりあえず6月14日までの予約分の会議室利用が、制限つきで可能となりましたのでご連絡いたします。

〇令和2年6月7日(日) 9:00~16:00

〇札幌市社会福祉総合センター 第1会議室
    (札幌市中央区大通西19丁目 地下鉄東西線「西18丁目駅」
      徒歩5分)

〇料金 1時間 3000円

〇申し込み方法
  電話またはメールでお願いいたします。

  (電話)011-896-3204

  (メール)tanoshi:ryouiku@gmail:com

 

 お待ちしております。

 

 

 

 

2020/05/28(木) 10:45 | izawa

 コロナの影響でなかなか身動きが十分にできないお父さん、お母さんもたくさんいらっしゃるかと思います。療育教室 楽しい広場では、以前からもメール相談を行っていますが、現在も行っています。(無料)いろいろ悩まれている特にお母さん、どうぞ、お気軽にご相談ください。

 子育てに不安があるのは当たり前です。そして、子育てに正解はありません。しかし、不安なときはいろいろな方に話を聞くことによって、お母さんがなるほどと思って、子育てに生かせるかもしれません。不安で迷って自分の中に閉じこもって暗闇に入ってしまわず、一歩前に進みましょう。いつでもお待ちしています。

  メールアドレス  tanoshi:ryouiku@gmail:com

 

 

 

 

 

 

2020/05/27(水) 14:13 | izawa

 療育教室 楽しい広場が推し進めている「発達療育」の目的は明瞭です。子どもさんの発達の不安、例えば言葉の発達が遅れている、多動で落ち着きがない、友だちとすぐトラブルを起こすなどの子どもさんがいたら、遅れている発達を伸ばし、問題となっている不適応行動を改善していくというものです。基本的に、遅れている発達を自分の年令の発達段階に近づけ、追いつくことです。障害をもっているお子さんだとしても、できるだけ、発達段階を上げていくように指導します。これは「教育」としての早期療育です。

 これを読まれて、これは当たり前のことではないか、と思われる方が多いと思います。私も、発達に不安がある子どもの親だとしたらそう思います。しかし、今の日本の早期療育の多くはそうではありません。多くの児童デイサービス(正式には児童発達支援事業所)などでは、子どもさんが障害児という前提で、遅れているところは「障害」なので将来その大きな発達は望めない。その代り、将来の生活に適応するために、その遅れた発達、例えば言葉が遅れていれば、言葉、会話などは障害なので指導は最小限にして、将来生活で使えるようなサインや動作、写真などを使ったコミュニケーションの能力を伸ばしていこうとする指導を行います。これは実は「福祉」の考え方の指導です。

 発達療育では「発達の遅れはイコール障害ではない」が大前提です。遅れている発達(例えば言葉)、あるいは不適応行動(例えばかんしゃくが激しい、多動など)があれば、まず子どもさんの発達の実態を把握し、そこから原因を明らかにし、それに応じた指導を行い、遅れている発達、不適応行動を改善します。

 「では具体的にどうするの?」に対して、理論、方法を明らかにしているのが、今作成を進めている本です。私(伊澤)としても早くみなさんに見ていただきたい、読んでいただきたいと、最後の詰めにかかっているところです。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/05/25(月) 18:22 | izawa

 今、「発達療育」の本を書いていて、つくずく3才児の発達の重要性を痛感しています。重要な発達の節目がたくさんあるのです。

 認知面では「知覚」という「意味が分かる」段階になりますし、言葉では「会話」ができるようになりますし、人とのかかわりではごっこ遊びが始まり、それまでの大人中心のかかわりから、友だち同士のかかわりに変わっていき、それはお互いまだ合わせることをしない、真剣勝負の段階になります。そして、社会性の面では、「自分で行動をコントロールする」自律性が急速に伸びていきます。本当にこれらは大きな節目です。

 さて、市町村の保健センターなどが行う3才児健診についてです。3才児の健康・発達を確認していくことは重要です。これはその通りです。しかし、最近の3才児健診の大きな問題点が一つあります。それは、個人差の発達の遅れを「障害」に結びつけやすい、ということです。

 3才児健診で、言葉が遅いのが心配だと、お子さんと一緒に別室に呼ばれ、児童デイサービス(正式には児童発達支援事業所)を勧められたり、その後何度も保健師さんから電話をもらったりしたお母さんも、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

 実はこれには理由があります。平成16年に制定された「発達障害者支援法」という国の法律があります。この第二条の定義のところで次のように決められています。

〇この法律において、「発達障害」とは
  ・自閉症
  ・アスペルガー症候群
  ・その他の広汎性発達障害
  ・学習障害
  ・注意欠陥多動性障害(ADHD)
  ・その他これに類する脳機能の障害
 であって、さらに
  *その症状が通常低年齢に発現するもの、として政令で定めるもの、
 としています。

 

 さて、問題はこの「低年齢」です。これは、具体的に法律には書いてありませんが、医学的には「3才以前」とされています。

 つまり、この法律の中で、市町村は、3才までの子どもで、発達障害の子どもを早期に発見し、保護者に対して、相談、情報の提供、および助言をし、必要に応じて発達障害者支援センターや医療機関などを紹介するものとしています。

 これでお分かりのように、3才児健診健診で、発達に不安のある子どもさんが発達障害ではないかという疑いで、市町村の保健センターの保健師さんたちは、お母さん方に接してくるわけです。

 

★ここで、一番何が言いたいかということです。

 市町村は、何が何でも3才までに発達障害児を見つけたい。しかし、実は子どもの重要な発達は3才から始まるということです。3才児健診で言葉が遅い、友だちと遊べない、特定のおもちゃでしか遊ばないなどの発達の不安が仮にあったとしても、3才からどんどん発達していくことが予想されるということです。それも、これまでの歴史的に、子どもの発達の流れというものが分かっていますから、いちかばちかの予想ではなく、発達的な裏付けがあるものです。確かに、障害をもっている子どもさんがいることは事実です。しかしその他の多くの子どもさんにとって3才で、発達の不安を「発達障害」と断定するのは時期早尚です。

★では、子どもさんの発達の不安が障害でなければ、何が原因なのか、どうしたら発達の不安を改善できるのか。それを、「発達療育」が明らかにしてきました。そして、それを一冊にまとめたのが今作っている本です。早期療育を推し進めているものとして、新しい早期教育を提示して、日本中に広げて、多くの方々のお役にたてればと思っています。今の調子でいきますと、6月中にはできるめどがつくと思います。もう少しお待ちください。