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izawaさんのブログ

2020/11/23(月) 14:26 | izawa

 療育教室 楽しい広場では、11月1日よりzoomを使ったオンライン療育相談を始めました。療育教室 楽しい人場代表の伊澤崇弥が担当します。

 療育教室 楽しい広場の活動を始めて今年で14年目で、これまでの療育相談やことばの指導などで2000件以上を経験してきました。それだけのお子さん、お母さんにお会いしてきました。その他にお父さん、おじいさん、おばあさん、兄弟、姉妹の方々ともお会いしてきました。

 療育教室 楽しい広場では、お子さんの発達の不安について、「障害」からではなく、お子さんの発達の実態、特徴を子どもの一般的な発達と比較しながら、その原因を考え、適切な指導・支援の方法を提示していきます。子どもの発達に関する専門性をしっかり持っています。

 詳しくは、メニューの「オンライン療育相談」をご覧ください。

 どうぞ、是非一度お問い合わせください。

 

 

 

 

2020/11/22(日) 12:13 | izawa

 「おもしろき こともなき世をおもしろく すみなすものは こころなりけり」(面白いこともない世の中を面白く過ごすには 心次第なんだよなあ」

 これは、幕末の志士の一人、高杉晋作の辞世の歌と言われています。最期を迎えつつある床で晋作が「おもしろき こともなき世をおもしろく」と詠んで、そのあと、続きが出てこなかったので、傍らにいた勤皇の尼僧である野村望東尼(のむら もとに)が「すみ(住み)なすものは こころなりけり」と継いで歌ができたと言われています。この歌を作家の司馬遼太郎さんは、望東尼が継いだところが、歌をありきたりないものにしているように思えると批判的でしたが、私(伊澤)は、人間の存在が感じられて、いい歌だなと思っています。

 実は、この望東尼という人はどんな人だったのだろうと、ずっと思っていました。理由はその名前で、仏教では古来「浄土は西方にあり」と言われているのですが、僧でありながらそれを知った上で「東を望む」というのですから、相当な反骨心をもった、当時ですから20代、30代の志士たちと同じような年代の尼僧かなと、ぼんやり思っていました。でも、それにしても、継句をして存在感のある歌にするのはすごいな、とも思っていました。

 ところが恥ずかしながら、つい最近調べてみると、野村望東尼という人は、「勤皇の志士たちの母」と呼ばれていて、当時60才くらいであったと分かりました。福岡藩士の娘として生まれ、二度目の結婚であった福岡藩士の夫が亡くなった後尼僧になり、夫婦で隠居所としていた山荘が、縁がつながって当時勤皇の志士を支える場所となり、本人も志士を支える存在となっていったようです。そして、そのことが原因で福岡藩から姫島というところに流刑になり、更に続きがあって高杉晋作などの志士たちが、そこから望東尼を助け出したのですね。つまり、そういう経緯があって、高杉晋作の最後の床の傍らにいたのですね。

 正直、ついつい歴史をゲームとして見てきた自分に恥じましたね。やはり、歴史というのは、人間が生きてきた証だと、そして過去だけではなく、今生きている人間につながっているものだと思いました。高杉晋作は二十七才と八か月で亡くなりました。西郷隆盛が「この世の中で一番怖いものは命を惜しまない生き方をしている人物だ」と述懐したと言われていますが、高杉晋作はまさにそういう人物だったのでしょう。

 翻って、今の64才の自分(伊澤)は、「命を惜しんで」生きています。それが恥ずかしいことだとは思いません。しかし、「命を惜しみ」ながら「生きる勇気をもって」毎日を重ねていきたいと思っています。つまり、「毎日一歩でも半歩でも前に出よう」と。そうであれば、高杉晋作にも望東尼にもしっかりと「こんにちは、伊澤です」と、臆せず、動ぜず、将来、挨拶ができるようになると、今思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/11/16(月) 17:11 | izawa

 療育教室 楽しい広場で「障害」という言葉を使う時は、知的な発達に大きな遅れがある場合の「知的障害」、そして自閉症などを含む「発達障害」のことを考えるときに使います。

 現在、自閉症のことは「自閉症スペクトラム症、あるいは自閉症スペクトラム障害」という正式な診断名がついているようですが、とりあえず、楽しい広場で、いろいろな方々に向かって使う場合は「自閉症」と言っています。その方が分かりやすいですね。

 それから、「発達障害」という言葉も、平成16年に制定された「発達障害者支援法」で、発達障害の定義を決めてからよく使われるようになりましたが、その使い方は「狭義の発達障害」と言われます。広義では、知的障害なども含めたいろいろな発達にかかわる障害を含めて「発達障害」という言葉を使います。楽しい広場では、基本的に「狭義の発達障害」を使っています。

 さて、医療の方々などは「障害」という言葉を、ごく普通に抵抗なく使われることが多いのですが、お子さんをおもちのお母さん、お父さんにしてみると、その言葉が深い混迷の闇に入っていくキーワードになっていきます。

 私も以前、知的障害の養護学校に勤務していましたので、実際に障害をもっている子どもさんのお母さん、お父さんのことは少しは分かってるつもりです。事実としてある「障害」をどう受け入れるか。その受入れ方は、お母さん、お父さんの数だけあります。これは、外部の人間が簡単に分かるようなものではないことも事実です。。

 しかし、今回お話ししたいのは、幼児期の発達に不安がある子どもさんについてで、特に自閉症など「狭義の発達障害」についてです。

 療育教室 楽しい広場で、これまで少なくとも2000件以上、療育相談やことばの指導を行ってきて、「なぜこの子どもさんが障害なの?」と思う子どもさんが半分以上はいました。そして、お父さん、お母さん、特にお母さん方で、「障害」という言葉から、深い闇の中に迷い込んで、その不安で苦しみ続けていた方が本当にたくさんおられました。もちろん、「わが子の障害を認めたがらない親」ではありません。たぶん、まわりから、そのように言われたお母さん、お父さんも多いでしょう。

 「なぜ、医師はこうも簡単に自閉症などの発達障害の診断を出すのだろうか?」

 これにはやはり理由があります。今、もう一度医学からみた発達障害を私・伊澤も見直しています。しっかり見直してから、きちんとこれについては、皆さんに、特に多くのお母さん、お父さんに説明したいと思います。

 一つ言えることは、医師が診断を出す障害と親御さんたちが考える「障害」において、理解に違いがあると思えること、そして、医師と親御さんたちの間にいる教育・福祉の人たちの「障害」の理解が存在すること、これらが「障害」という言葉を複雑にしていると思います。

 ただ、いずれにしても、療育教室 楽しい広場が推し進めるのは、「障害以外から原因を考える、発達療育」です。障害をもっている子どもさんがいることは事実。しかし、「発達の不安=障害ではない」子どもさんがたくさんいることも事実です。そういう立場で、親御さんたちの「障害」という言葉にもつ思いをしっかり考えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/11/13(金) 10:35 | izawa

 11月15日(日)に、釧路市で開催予定をしておりました「第1回 釧路療育セミナー」につきまして、現在、札幌を中心として北海道全体にコロナウイルス感染が急速に拡大している状況を考慮いたしまして、11月12日午後4時に開催中止を決定し、関係の皆様方にご連絡いたしました。

 中止は大変残念ではございますが、コロナの影響が落ち着きましたら、再度、関係機関にご案内を差し上げて、「第1回 釧路療育セミナー」を開催する所存です。その折には、また、どうぞよろしくお願いいたします。

       (NPO法人 療育教室 楽しい広場 代表 伊澤崇弥)

2020/11/11(水) 17:28 | izawa

 先日行いました「ことば伸び伸び教室」に来ていただいた一人のお母さんから伺った話ですが、今保育園のほかに通っている児童デイサービスで他のお母さんと話す機会があり、その中で相手のお母さんが「自分の子どもが3才になってようやく言葉が出たのに、素直に喜べないんです。」と言われたとのことでした。私も「えっ、なぜなんだろう?」と思いましたが、楽しい広場に来ていただいたお母さんによりますと、自分のお子さんが言葉は出たけれど「障害児」と思い込んでいるからではないか、とのことでした。もし、3才前に自閉症などの発達障害の診断をもらっていれば、あり得る話です。

 この話をしていただいたお母さんは、このこの1~2か月で自分のお子さんも言葉が出るようになってその喜びが大きかったので、そのお母さんの話を聞いてとても残念だったとおっしゃっていました。その3才のお子さんのお母さんの心の中には「障害」という文字がいつもあるのでしょう。しかし、これは、多くのお母さんにも心当たりがあることでしょうね。

 障害以外から原因を考える早期療育である「発達療育」を進める立場の者として、悔しい思いでいっぱいですが、でもそういうお母さんも納得できて、自信が持てる早期療育をしっかりと作っていかなければならないと改めて強く思いました。そして、そういう療育を進めていく人がたくさん出てほしいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/11/10(火) 16:05 | izawa

 おとといの11月8日(日)に、札幌市社会福祉総合センターで個別療育相談と「ことば伸び伸び教室」を行いました。

 「ことば伸び伸び教室」には、発語の遅れの指導で2才になったばかりと3才になったばかりの男のお子さんが来てくれました。

 2才のお子さんは2回目で、1か月前に来ていただいたときは、お母さんがはっきり確認できる発語が5つくらいでしたが、今回はお母さんがメモしてくださって、おうちで確認できた言葉が20個以上、さらにお子さんとお母さんとのコミュニケーションの中で言葉が出てきたので、それがとてもうれしかったそうです。

 3才のお子さんは3回目で、1回目の時は5分とじっとしていられず、発語も15個くらいでした。しかし、3回目の今回は、お母さんと一緒にお父さんも来られ、その中で、約1時間、指導の伊澤と一緒に積み木やブロックをしたり、絵カードで名前を言ったりしました。行動が落ち着いてきて、おうちでもお父さん、お母さんともそう実感されているそうです。言葉の数もどんどん増えて、この日、バナナやぼうし、メガネなどの日常の生活の中にあるものの絵カード50枚近くを伊澤と一緒に見ながら、名前を言う学習を行い、約半分は聞いて分かる発音で、他も何となく分かるような発音でした。おうちでは「ママ、パン あったよ」と三語文も出てきているそうです。

 二人のお子さんとも、今急速に言葉の発達が伸びていると、親御さんが感じられています。なぜ、この1~2か月で言葉が急速に伸びたのか?

 二人のお子さんのお母さんには、意識的に一日の中で、短い時間で良いので、かかわる時間を増やしてもらいました。たぶん、それが大きな原因の一つかと思います。言葉は相手に「伝えたい」と思うから出てくるんですね。大好きなお母さんであればなおさらでですね。

 このようにお子さんの言葉の発達が急速に伸びているときを、「言葉の上昇気流に乗った」という言い方をします。こういう時のお子さんと、そして親御さんと一緒の時間を過ごすというのは、とてもうれしいことです。これも「療育者冥利」ですね。

 

 

 

 

 

 

2020/11/10(火) 12:07 | izawa

 療育教室 楽しい広場では、札幌市でこれまで行ったまいりました療育セミナーを、9月の旭川市に続き、11月15日(日)に釧路市で開催いたします。

 会場は、釧路市生涯学習センター(まなぼっと)学習室602で、時間は14時30分~16時30分です。参加対象者は、幼稚園教諭、保育士、児童デイサービス指導員など、子どもさんを指導する立場の方々で、参加費はお一人2000円です。

 テーマは「3才の発達の重要性~3才から人のことを考え始める」です。

 療育教室 楽しい広場は、活動の大きなテーマとして、子どもさんの発達の不安について、「障害以外」から原因を考え、その原因に応じた適切な指導・支援を行い、発達の不安を改善する早期療育を掲げ、推し進めています。それを我々は「発達療育」と呼んでいます。

 今回のセミナーでは、「障害が原因でなければ何が原因なのか?」「具体的にどのように改善していくのか」について、「3才で発語が6つ」という子どもさんの、療育教室 楽しい広場における実際の指導事例を基に説明をしてまいります。

 お申し込みは、お電話あるいはメールで受け付けをさせていただいています。詳しくは、メニューの「療育セミナー」に記載をしております。それをご覧の上、どうぞご参加お待ちしております。 

 

 

 

 

2020/11/05(木) 16:51 | izawa

 幼児期の子どもさんの発達の不安について、その原因を考えていくとき、療育教室 楽しい広場では、発達の不安については「発達」からその原因を考えていきます。これは当たり前のことと思います。

 しかし、現在の多くの発達相談機関、早期療育機関、病院などでは、発達の不安について、「障害」からしか見ていないように思われます。

 ここで、早期療育のたとえ話を聞いてください。

 子どもさんがお父さんやお母さんと一緒に、「発達の流れ」という比較的大きな山の中の道を歩いて進んでいるとします。ところが、あるところに来ると道がふさがっていて通ることができません。これを「発達の不安」と考えてみてください。
 そこで、お父さんとお母さんが何とか通れないかと近づいて見ても通れそうもないので、連絡をして道路を管理するところの職員に来てもらいます。これが、早期療育で考えると、相談機関の相談員、あるいは病院の医師などと考えられます。

 療育教室 楽しい広場ではこういう場合、今いるところはどのあたりなのか、どこからどこへ行こうとしていたのかを、地図を見ながら確認し、そしてこの周辺の様子を確認します。そして、道をふさいでいるのが何なのか、石なのか土砂なのか、木なのか、それとも それ以外なのかを確認して、道を歩けるように手立てを考えます。何を使ってどのように道を開けていくか、そして、お父さん、お母さん、子どもさんも加わってもらって、道をふさいでいるものを取り除き、道を開けていく作業を進めていきます。それが「早期療育」と考えてみてください。

 発達の不安の原因を「障害」からしか見ない早期療育機関だとしたら、今子どもさんがどこからどこに行こうとしていて、今どのあたりにいるのか、更にはこの周辺の様子を、そして何が道をふさいでいるかをよく確認せずに、「ああ、これはもう通れない。迂回して行こう.」とさっさと迂回する道を行こうとすることが考えられます。「発達の不安」という、道をふさいでいるものを、簡単に見ただけで、「これはもう通れない」つまり「障害」だと判断し、前に進もうとせず、迂回する道を行こうとしてしまう。
 その迂回路が、時間はかかってもこれから行こうとしていた場所に着ければいいのですが、実はそうではなくて、行けども行けども目的地にはつかず、子どもさんや親御さんと一緒に歩いている職員が、実は違う目的地を目指していた、ということが多くあるということなのです。

 今、子どもさんの発達がなかなか前に進まないとき、あるいは、道を外れて寄り道をしようとするとき(これは問題行動と考えてみてください)、親御さんたちと一緒に、子どもさんを「発達」という道に沿って進ませるのが早期療育と考えます。そして、子どもさんと親御さんたちが自分たちで歩けるようになったとき、早期療育は終了すると考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/11/03(火) 17:10 | izawa

 多分、全国各地で自分の子どもさんが「視線が合わない」「今まで数回しか視線が合ったことがない」「前は良く視線が合っていたが今は全然合わない」などで、自閉症ではないかとご心配されているお母さん、お父さんがたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

 これまでに、間違いなく自閉症だろうと思える中学生のお子さんに二人お会いしました。二人とも視線は合いました。合うんです。

 実は「視線が合う」というのは、視線でいろいろなことを感じ取り、そして視線で伝え合う、ということを意味しているんです。ですから、ただ「視線が合った、合わなかった」だけが重要という訳ではないんですが、インターネットや本などで独り歩きして、たくさんのお母さんたちを苦しめているようです。

 ★9月から療育教室 楽しい広場の電子書籍として、配信・販売されています『障害以外から原因を考える「発達療育」』の中で、この「視線が合わない」の他、「クレーン行動」「指さしをしない」などの『自閉症の迷信』について説明をしております。ぜひ一度お読みください。迷信の意味が分かると思います。

 

 

2020/11/01(日) 13:18 | izawa

 療育教室 楽しい広場では、本日11月1日より、「オンライン療育相談」を始めました。

 これまで、直接札幌の療育教室においでいただけない方々に向けて、メール相談を行ってまいりましたが、本日よりZOOMを使った「オンライン療育相談」を始めます。

 これまでは、文字だけのコミュニケーション手段でしたが、オンラインにすることにより、それに加えて音声の言葉と顔の表情というコミュニケーション手段が加わり、相談におけるコミュニケーションが豊かになります。

 全国のお子さんの発達に不安をおもちのお母さん、お父さん、どうぞ一度ご利用ください。

 

★お申込み方法

・メールでお申し込みください。

  (メールアドレス) tanoshi.ryouiku@gmail.com

・その時に次の事項をご記入ください。

 ①保護者のお名前
 ②住所
 ③連絡先電話番号
 ④ご相談の概要
 ⑤ご希望の相談日時

★その他

・料金は30分1500円です。

・スマートフォンでも相談が可能です。