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ブログ

2018/01/21(日) 19:33 | izawa

 1月の楽しい広場の発達相談やことば伸び伸び教室は、本日1月21日(日)に2回目を行い、終了いたしました。

 2月は、12日(月:祝日)と18日(日)に行います。

 会場は、星槎国際高等学校札幌北学習センター(札幌市北区北11条西4丁目2-3、ラビドールN11、2階)で、料金は、1時間3000円です。駐車場あります。

 ことばが遅い、癇癪が激しい、就学に向けて発達に不安があるなど、お子さんに関して不安をおもちの親御さん、是非一度おいでください。

 お問い合わせは、メールでお受けしております。

  〈メールアドレス〉  mail@tanoshi-tyouiku.com

 お待ちしております。

2018/01/14(日) 19:46 | izawa

 本日、1月14日(日)10:00~、楽しい広場 第3回療育セミナーを星槎国際高校札幌北学習センターを会場に開催いたしました。参加者は、放課後等デイサービスの指導員の方4名、児童発達支援事業所の指導員の方2名とセンター長の方1名、そして幼稚園の先生が3名、合計10名の方に参加をいただきました。

 今日は、「絵カードを使った認知の発達の把握の方法」が大きなテーマで、まず、楽しい広場の認知の発達を考える基本としている、ピアジェの認知発達段階説の説明をし、子どもが思考力を付けていくポイントが、1才半から2才にかけて発達していく表象能力(目の前に実物が無くても、頭の中で分類したり、描いたり、筋道を立てたり、関係を操作したりする)と、象徴機能(あるものを他のもので表現すること)であると説明をしました。象徴機能の代表的なものが、ことばや概念(イメージ)で、ことばや概念を使って、頭の中で表象をしていくことが、認知の発達、思考力の発達の中心をなすものであるということです。

 それをベースにして、マクドナルドとチャンスの提唱した「言語発達の基盤の理論」とアメリカのワシントン大学のプログラムを一部利用した、絵カードを使った1才半~4才ぐらいまでの子どもさんの認知の発達段階を把握する方法について、説明をいたしました。この方法は、楽しい広場では、例えば2才、3才でまだ発語がない、あるいはごく少ない子どもさんの認知の発達段階を把握するときに使ったり、障害をもっている子どもさんの認知の発達段階を把握するときに使います。

 セミナーでは、とても熱心に聞いていただき、それぞれの実践の現場での指導や子どもさんたちの様子も話をしていただきました。

 実際に言葉が出なかったり、友だちとのかかわりが苦手だったり、癇癪がひどかったりするなど、発達に不安のある子どもさんたちを、具体的に指導をし、親御さんにアドバイスをしていく指導者の方々がたくさん指導の現場で活躍されることを願って、これからも療育セミナーを続けていく所存です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018/01/07(日) 18:43 | izawa

 最近聞いた話ですが、知的障害の養護学校の中学1年生で入学したお子さんが、まだおむつを取れないでいたそうです。

 今から10年以上前くらいまでは、養護学校は障害程度が重度、あるいは中度と言われる子どもさんが多く通学していましたが、現在は、軽度の障害と思われる子どもさんも多く在籍していると聞きました。おむつを取れないでいたお子さんも障害程度が軽度と思われる子どもさんだったようです。

 ここで、お話したいのは、子どもさんの排泄の自立は親御さんがさせなければいつまでたっても、できないと言うことです。中学生になったら、高校生になったら、自分で排せつの自立ができるのであればよいですが、それは残念ながら聞いたことがありません。

 高校生になって、おむつをして登校したとして、本人は嫌かもしれません。その時どうするのでしょう。

 今までの経験として、発達に遅れのある子どもさん、寝たきりのような状態ではない重度を含め、障害を持っている子どもさんでも、ほとんどの子どもさんは、定時排泄を繰り返すことで、排泄が自立しました。

 排泄の自立をやればできるのに、おむつをした中学生、高校生は、やはり子どもさんがかわいそうです。おむつを取ると言うのは、親御さんにとって手間のかかる、エネルギーのいることですが、自分たちも親に取ってもらったように、自分のお子さんのおむつを取ってあげてください。

 

 

2018/01/03(水) 11:22 | izawa

 子どもさんが、人間として必要な知的な能力というのは、大きく分けて2つあると思います。

 1つは、思考力。考える力と言ってもよいと思います。これは、頭の中でことばやイメージなどを使い、判断したり、推理したりする力です。

 そして、もう1つは適応能力。適応能力も2つあって、一つは対人関係など人との適応能力、そしてもう一つは日常生活や社会生活など生活への適応能力です。

 発達に不安があるというのは、どちらかか、あるいは両方にかかわるものでしょう。

 早期療育というものは、お子さんの発達の実態を正確に把握して、その実態を基点にして、今は何ができなくて、なにができているか、そして、次何ができるか、どのように働きかけていくか、を考えていかなければなりません。そして、同じ年令の子どもたちに近づき、追いつくことを目標にしていきます。

 そして、幼児期の子どもさんですから、人間として必要な基本的な能力、例えば、認知、ことば、人とかかわる力、コミュニケーションのいろいろな手段、自律性そして社会性などの発達を伸ばしていくことが重要です。

 これらは、早期療育の目的としては当たり前のことと思いますが、それを目的として早期療育を行っているところは、非常に少ないのが実情です。その目的ではない早期療育というのは、発達の遅れや問題行動は、障害だから、発達が遅れたり問題行動が起こるのは仕方がない。将来も障害だがら大きな発達は期待できないから、今ある力で、将来豊かな生活を行うためのスキル(技術)を身につけよう、ということを、早期療育の目的にしていると考えられます。何度も申し上げていますが、これは福祉の考え方です。

 療育教室 楽しい広場の目的は、遅れがある発達を同じ年令の発達段階まで近づけ、追いつき、そして問題行動を改善して行くことです。障害があろうが、なかろうが、それらが目的です。つまり、教育としての考え方です。教育として、ごく、当たり前のことを行っています。今年はそういう当たり前の療育を、たくさんの指導者の方々に行っていただけるよう、考え方、具体的な指導方法をお伝えしていきたいと思います。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018/01/02(火) 19:37 | izawa

 明けましておめでとうございます。

 年末からお正月、忙しかったり、ゆっくりできたり、みなさんいろいろかと思います。しかし、そんな中、小さいお子さんの子育てのお母さん、中学生の思春期のお子さんのお母さん、そして中・高・大と受験生のお母さん、それぞれお忙しいことと思います。

 私の立場から言わせていただければ、小さいお子さんの子育て中のお母さん、多分ゆっくりなどできないかもしれません。ただ、一息「ふー」とついてみてください。休みなさいと言われても、なかなか休めないかもしれませんが、一息だけでも気持ちが持ち直します。がんばってくださいね。

 今年もよろしく願いいたします。

 

 

 

 

2017/12/31(日) 10:54 | izawa

 療育教室 楽しい広場では、なかなかことばが出ない、ことばの発達が遅れている、友だちと遊べない、友だちとの会話に入っていけない、幼稚園や保育園で集団からすぐ飛び出してしまう、先生の指示についていけない、自分の思う通りにならなかったときの癇癪が激しい等、子どもさんの発達に不安をおもちの親御さんやご家族の、発達相談をお受けしています。

 療育教室 楽しい広場では、「個別療育相談」と呼んでいます。内容は、子どもさんの発達の不安の原因を、一般的な子どもの発達の流れを基準にして、明らかにして、その改善の方法を提示していくことです。

 現在、療育教室 楽しい広場は、原則毎月2回、星槎国際高等学校札幌北学習センターを会場に、療育教室を開催しております。来年1月は、8日(月:祝日)と21日(日)です。料金は1時間3000円です。お問い合わせは、メールでお寄せください。お待ちしております。

 〈メールアドレス〉  mail@tanoshi-ryouiku.com   

 

 

 

 

 

 

 

2017/12/30(土) 18:48 | izawa

 療育教室 楽しい広場では、2才・3才・4才でことばが出ない、ことばが遅い、友だちとの会話に入っていけないなど、ことばの発達に遅れや不安のある子どもさんに対して、「ことば伸び伸び教室」を行っています。

 この指導は、指導者と一対一の個別指導で、パズルをしたり、リトミックをしたり、絵本を読んだり、絵カードで遊んだり、絵を描いたりなどしながら、一つは相手を見て、人の話を聞くという、コミュニケーションの基本を身につけ、考える力(思考力)を伸ばしながら、ことばをのばしていく方法を行っています。

 お子さんのことばの発達に不安をおもちのお父さん、お母さん、是非、一度療育教室楽しい広場にお問い合わせください。現在、毎月2回、星槎国際高等学校札幌北学習センターを会場に、1時間3000円の料金で療育教室を行っています。1月は、8日(月:祝日)と21日(日)です。お問い合わせは、メールでお受けしております。お待ちしております。

  〈メールアドレス〉 mail@tanoshi-ryouiku.com

2017/12/29(金) 19:12 | izawa

 おうちではお母さんが、幼稚園や保育園では先生方が、子どもさんたちを集めて、絵本の読み聞かせを良くしますね。あれは、子どもさんたちにとって、どういう効果があるのでしょう。

 子どもは、1才半ぐらいから、ことばを記憶する力が急速に伸びていきます。そういう中で、絵本の読み聞かせを聞いていると、絵本のすじを追うことで、順序良く出来事が記憶されるようになります。それは、「時間的配列記憶能力」の進歩と言うことができます。

 それが伸びてくると、自分が考えていること、知ろうと思っていること、経験したことなどを一つ一つの行動と関連付けて、順序良く話せるようになってきます。

 つまり、すじを追って順序良く出来事を記憶する、ということが、ものごとを順序良く話す、ということにつながるということです。そして、それは人とのコミュニケーションや学習に影響を与えていくということになるのです。

 ただ、絵本の読み聞かせには、他にたくさんの魅力があります。読んでくれる先生の読み方、表情、ストーリーの楽しさ、みんなで聞く雰囲気、楽しかったり暖かかったり、怖かったり・・・・。

 絵本の読み聞かせというのは、そんないろいろな要素が入っているエンターテイメントかもしれません。

 

 

 

 

2017/12/26(火) 22:01 | izawa

 Mくんは、今年2月に、楽しい広場の「ことば伸び伸び教室」を卒業しました。「ことば伸び伸び教室」というのは、ことばはもちろんですが、考える力、つまり思考力を伸ばす、あるいはもっと広く知的な力を伸ばしていくための指導をするものです。Mくんは、4年2か月、お母さんと一緒に通いました。

 教室に通い始めた大きな理由は、幼稚園で先生のお話をみんなで聞いていたり、絵本の読み聞かせなどのとき教室から出て行ってしまう、あるいは勝手に職員室に行ってしまうということ、それからことばは三語文は出てもオオムがえしが多いことでした。ただ、人の様子をみて行動していましたし、伊澤と「おやつ食べる?」「ハイ」と答えて、お母さん以外の大人との会話もできていました。

 指導は、パズルや積木、レゴなどで遊んだり、絵本の読み聞かせをしたり、絵カードを使って物の名前をいう、分類をする、動詞をいうなど認知面の力を伸ばしたり、リトミックをしたり、絵を描いたり、いろいろな内容を取り組み、年長組のときにはひらがなやカタカナが読めて、1~10までの数量の関係、つまり「2個と3個と合わせて何個?」(足し算)や「7個から4個取ったら残りは何個?」(引き算)が分かり、知的な発達には、遅れがあるとは思えませんでしたし、行動の方も発表会や卒園式では一人できちんと参加できるようになりました。ただ、一つ大きな課題があり、それは年長さんになっても、仲の良い友だちがいない、友だちと遊ばない、友だちの名前が出てこない、つまり友だちとのかかわりがほとんどない、と言うことでした。

 ただ、教室を飛び出したりはしませんし、学力も遅れているわけではなので小学校は通常学級に入り、実際1年生の間、学力は問題ありませんでした。ただ、友だちとのかかわりがない。当然周りは、発達障害、自閉症(今は自閉症スペクトラムと呼んでいます)ではないか、などという人たちはたくさんいたことでしょう。それでも、お母さんは毎月、楽しい広場に通ってくださいました。私としては、大人とのかかわりは十分できているので、必ずその次の段階、つまり子ども同士のかかわりの段階に行くと思っていました。それで、年長の夏休みくらいからずっと、お母さんに「幼稚園から帰ったら、今日何をしたの。だれと遊んだの?。」などときいて、子どもさんの名前が出てこないか、確かめてくださいとお願いしました。それから、小学校1年生の9月くらいまで、なかなか出てきませんでした。この間、指導する側の私に焦りが無かったかと言うと、やはり少しはありました。しかし、ついに、というかとうとう10月に友だちの名前が出るようになり、同時に学校の先生から、「友だちの名前を覚えて、協力してできるようになりました。」と伝えられました。そして、12月には15人くらいの友だちの名前が出てきて、顔と名前が一致していたということでした。

 それで、1年生の3学期の2月、楽しい広場を卒業することになりました。4年2か月、毎月1回、お金も必要、その中でよくお母さんは通ってくださったと思います。なんでそんなに続いたのかと考えると、指導する方としては、毎回少しずつですが、お母さんのお話や教室での指導の中で成長したところがあったことです。不思議とそうでした。そうでなければ、同じ状態が続いたり、マイナスな状態が続いたりしたら、なかなか続けられるものではありません。それから、Mくんは何があってもお母さんの言うことは、ちゃんと聞きました。

 お母さんは、どうだったのでしょう。お母さんは、子どもさんの成長をずっと信じていたのではないかと思います。信じると言えば簡単ですが、4年2か月の間伸びるものは伸びても、友だちとのかかわりが出なくて、その不安はずっとあったと思うのですが、どこかに母親としての確信があったのではないかと、私は思います。母親の執念というものかもしれません。

 療育という面でいうと、小学校1年生の後半で友だちとのかかわりが出だす、ということが、実際にあり得るということです。それは、大人とのかかわりが十分にできている、という発達の流れを考えると発達の順序に沿った形のものです。友だちとのかかわりに弱さ、不安をもっている子どもさんや親御さんにとって、そして私のような指導者にとって、とてもうれしいMくんの成長です。そして、お母さんのご努力に感謝いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017/12/25(月) 21:26 | izawa

 今から10年前の、療育教室 楽しい広場の活動を開始した平成19年の年も押し詰まった12月30日だったと思います。営業はしていましたが、さすがに来られる方はいないかな、と思っていたところ、電話があって、療育相談の申し込みがあり、その日にお母さんと男のお子さんが来られました。多分3才くらいだったと思います。

 白石の教室まで道がよくわからなかったようで、私が地下鉄の白石駅の上のバスセンターへ、迎えに行きました。ちょうどみぞれというか雨が降っていたのを覚えています。ちょっと不安そうなお母さんとお子さんを、白石の教室に案内をして話を伺うと、お子さんが緑内障で、将来視力がなくなると言われている。なので今できることをしてあげたい、ということでした。

 実はその時、今楽しい広場でやっている「ことば伸び伸び教室」のような子どもさんの継続的な直接の指導は行っておらず、療育相談だけでした。このとき、子どもさんに自分が指導をすることができず、ただ、お母さんへのアドバイスだけで終わりました。お子さんの病気、そして、年の瀬の雨の日にでも、探して楽しい広場に来ていただいた、というお母さんの思いに応えられなかったことが、悔いであり、自分のふがいなさでもありました。

 それから、楽しい広場で継続的な直接の指導を始めました。指導をするということは、当たり前のことですが、その人の指導する力が問われます。ましてや、お金をいただいて行う指導では当然です。最初はやはり、こわいです。自分が評価されることですから。しかし、楽しい広場を始めたこの年の瀬に来ていただいた、お母さんとお子さんのことを考えると、やるしかない、と踏ん切りがつきました。今につながる、お母さんとお子さんとの出会いでした。